今回の動画は、「すばらしい新世界へ。O・ハクスリーの小説が現実化していく時、港区女子に希望はあるのか?」ということで、やっていきたいと思います。
1、はじめに
先月ぐらいから、うちのチャンネルで昔出した動画が再生され始めてまして、こちらの「「1984」化するイギリス」という動画も、おかげさまであと少しで10万再生を超えそうな感じとなっています。

この動画では、小説1984のような世界にイギリスがなってきているということをご紹介しました。
1984は、ジョージ・オーウェルが1948年に出版したディストピア小説で、共産主義のソ連や、現在の中国共産党みたいな、国民を常に見張ってて、気に食わない奴はぶん殴って、ビビらせて、黙らせる国家みたいな世界観を描いたものでした。

それに対して、今回のテーマとなっている「すばらしい世界」という小説は、テクノロジーや社会制度をうまく使って、国民に不満や怒りを感じさせないようにしながら、人間らしく生きる自由を奪っていくという世界観を描いています。
ディストピア小説は、大きくはこの2つの方向性があると思うのですが、1984的な世界観になってきているのは、中国やイギリス、EUあたりですね。
特にうちのチャンネルでは、イギリスを中心にその事例を紹介していますが、1984的世界観の国というのは、政治家や官僚、そしてリベラルエリートの頭の悪さをバカにできるのが特徴です。
それに対して、オルダス・ハクスリーの「すばらしい世界」は、テクノロジーの発達とともに、国家が国民の欲望をある程度かなえつつ、管理をしていく方向性ですので、いつの間にか自分たちが茹でガエルにさせられてしまうという怖さがあります。
シャワートイレやスマホ、車など、一度使ったら手放せない商品ってあると思うのですが、こんな感じのサービスを国家制度の中にどんどん組み入れていくことで、国民がそのリスクを薄々は感じているけれど、メリットがデカすぎるので逃げられない、みたいな、そんな世界観になっているのが、この手の作品の不気味さであり、面白さでもあります。
それで、今回なぜ「すばらしい新世界」をネタに動画を作ろうかと思ったかというと、つい先日、ジャーナリストの堤未果さんが、こちらの新書「堤未果のすばらしい新世界」を出してまして、私も読んでみたからです。

堤未果さんは、「貧困大国アメリカ」や「堤未果のショックドクトリン」など、2000年代からアメリカ社会の問題点について、あれこれ書いてきた人で、私も以前から何冊か読んで参考にさせてもらってました。
そんな人が、なんだか私の「1984化するイギリス」みたいな切り口で、書籍を出してたので、思わず読んでしまったのですが、なかなかに考えさせられる内容だったので、私なりの解釈も入れつつ、動画にした次第です。
なお、あらかじめ言っておくと、堤さんのこの新著は、ご自身の親族の死なども題材に深い思索の入った書籍となっており、かなり重いテーマも入っています。
しかし、私自身が祖父母の死に目にも遭わずに、両親も健在なので、そのような経験値が薄いです。
なので、この動画では、その深い部分については扱わず、技術的なケーススタディと、その考察部分のみを参考とさせてもらいました。
それでは、ここからが本題です。
2、すばらしい新世界が生まれた時代背景
まず最初に、オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」が生まれたあたりの時代背景について見ていきたいと思います。

「すばらしい新世界」は、第二次世界大戦前の1932年に出版された小説なのですが、出版当初から、結構話題となっていた本だった一方で、パクリ疑惑も指摘されていました。
例えば、
イギリスの小説家のローズ・マコーレーの1918年作の「What Not」、
哲学者バートランド・ラッセルの1931年作の「科学的展望」
SF小説家のHG・ウェルズの1901年作の「月世界最初の人間」
ロシアの作家エフゲニー・ザミャーチンの1921年作の「われら」
ポーランドの作家アントニ・スムシュキェヴィチの1924年作の「光の都」
などの作品が、なんだか似てる!とか、この部分使っただろ!とか、言われてたようです。
私はこれらの作品を読んでませんから、判断できませんが、1919年には旅客機による定期便が始まりましたので、車や飛行機、電話、冷蔵庫などもこのあたりですでにありました。
なかったのは、テレビやゲーム、パソコン、インターネットぐらいでしょうから、SF的な物語を考えていた作家がそれぞれアイデアを出し合い始めて、刺激を与え合っていたのでしょう。
すでに100年ぐらい前から、人間はこういうことを考えていたんですね。

では、「すばらしい新世界」の世界設定とは、どんなものなのでしょうか?
まず、この世界はすでに世界国家という形で、国が1つに統一されています。
なので、戦争が起こる心配はなく、政府はいかに人間に不満を持たせないようにして管理・統治するか?ということに力を入れて、制度を構築しています。
具体的には、
- 人間は人工授精で工場で作られるようになっています。そして、胚の出来不出来によって、5段階のランクに分けられ、生まれた点で階級が決まっています。
- そのため、家族制度は無くなっており、フリーセックスの世界になっています
- また、階級間の不満が出ないように、睡眠学習によって他の階級を羨ましがらないように洗脳されています
- そして、ソーマと呼ばれる副作用のない薬を飲むことで、多幸感を得ることもできます
といった感じで、いかに人間に不満を持たせないようにしながら、労働させ、消費させるのかを設計した世界観となっています。
なので、今で言えば、スマホでtiktok見て、ちょっと落ち込んできたら薬でもやって、ムラムラしてきたら高性能のダッチワイフを使って、ベーシックインカムがあれば良くね?みたいな感じのイメージに近いかもしれません。
それで満足できる人はいるかもしれないけど、
もっと外の世界を見たいんだよ!
すごい恋愛をしたいんだよ!
自分で子育てしたいんだよ!
新しいことにチャレンジしてみたいんだよ!
みたいな人には、つまらなすぎる世界という感じでしょうか。実際、小説世界でも、そのような登場人物が、あれこれ反抗する話になっています。

(参考:Amazon「Brave New World Revisited」)
それで、ハクスリーは1932年に「すばらしい新世界」を出版したのですが、それから26年後の1958年に「すばらしい新世界(再訪)」というノンフィクション作品を出しています。
これは、SF作品のつもりで書いた「すばらしい新世界」が、技術や社会の変化のスピードが速くなってきたことで、もう結構近づいてきてるんですけど?ということで、1950年代当時の政治やテクノロジー、社会、人口問題などを取り上げて考察したものとなっています。
つまり、今回紹介しようと思った「堤未果のすばらしい新世界」に似たようなコンセプトで、すでに作者自身が、今から70年近く前に本を出しているんですね。

では、1950年代の時点で、「すばらしい世界」に向かっていると考えていた根拠は何か?というと、
- 人口増加が全然止まらない状況なので、社会や経済が不安定化してるよね。だから、どこの国も、福祉国家として政府の力が強大化しているように感じる
- 医学の発展によって、小児死亡率が劇的に下がったことで、昔だったら、とうに死んでしまっていた弱い個体も生き残れるようになってる。なので、人間の能力格差が拡大してるようだ
- 人間という生き物は、異なる遺伝子を持った男女が交配して子供が生まれるんだから、遺伝的にさらに多様になってるはずなのに、企業や国家などの組織が巨大化することで、金太郎飴リーマンが爆増してる。つまり、いろんな奴がいるのに型にハマった人間が爆増して、ストレスが増えてる
- だからソーマに近い薬物として、精神安定剤が広く使われるようになってる
などを挙げていました。
つまり、
人口増加が止まらないために、国家の力が強くなって、しかも、同じような生き方を求める人が増えて、そして、現実逃避の薬も発展してんじゃん?
すばらしい新世界に向かってるよね、これ?というわけです。

ハクスリーのこの考察は、今から70年近く前のものですが、それ以降も、多くの小説が、「すばらしい新世界」の後を追って、技術が発達した先の人間や社会についての物語を描いてきました。
コンビニ人間で芥川賞を取った村田沙耶香が2015年に出した「消滅世界」という作品も、結婚制度はあるけれども、出産は人工授精で、夫婦での性行為は近親相姦なので禁止され、やるなら外に恋人作ってやれ、という設定で映画化もされています。
また、サピエンス全史で有名になった、イスラエルの歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」という書籍では、金持ちがあまりに金を持ちすぎた結果、やりたいことは全部やってしまって、あとは不老不死とか、若返り技術に金を突っ込むようになって、それこそ神を超えようとしていくだろうと予言する内容となっています。
今まで、人類が当たり前だと思って受け入れてきた、生老病死が、金の力、技術の力、そして価値観の変化によって、現在進行形で「すばらしい新世界」に近づいているのです。
堤未果の新著は、そういった流れの最新版として、捉えればいいのかもしれません。
3、堤未果のすばらしい新世界
というわけで、ここからは、「堤未果のすばらしい新世界」から、現在進行形で進んでいる現象について、具体例をご紹介していきます。
(1)出産
1つ目は、出産です。
先ほどちょっと触れましたが、「すばらしい新世界」では、人工授精によって子供が作られるのですが、胚の出来不出来によって、生まれた時点で子供の階級が決まっています。

階級は5段階あって、
上からアルファ・ベータの2つの階級は、知識階級として頭脳労働に従事し、ガンマからイプシロンまでの下3つの階級は、労働者階級で働くことになります。
このような固定化された階層というのは不満が生まれそうなものですが、赤ちゃんの頃から、それぞれの階級に対して、睡眠学習という名の洗脳をしていきます。
例えば、下から3つのガンマ以下の階級に対しては、睡眠学習によって、本への嫌悪感を植え付けることで、勉強とかしてる奴らって何が楽しいんだ?という感じで、知識階級への嫉妬もない平和な世界を作っています。
では、現在の世界がどうなっているのか?というと、遺伝子的に優れた赤ちゃんを選んで出産する技術が生まれています。

ニュークリアス・ジェノミクス社では、人工授精した胚の遺伝子を分析し、身長や体重、認知能力、精神疾患などの病気リスクを数値化して、ランクづけするサービスを提供しています。
費用は約9000ドルということで、より優秀な赤ちゃんを選ぶことができるということです。一応、臨床試験などは通っていませんので、理屈上の話ではあります。
「子供に難病などの辛い思いをさせたくない」という親心から、期待する人は多い一方で、倫理的にどうなんだ?と批判的な人もいるようですが、「じゃあ、批判するお前らの子供が難病で生まれたらどう思うんだよ?」と言われたら、なんも言えねえ感じがしました。
さらに、この人工授精の胚の遺伝子を編集するサービスを提供するというベンチャー企業も立ち上がっているようで、まさに「すばらしい新世界」で描かれている、赤ちゃん工場が生まれそうなところまで来ているようですね。

私の小中学校時代に、ダービー・スタリオンというゲームが流行りまして、一時期私もハマった記憶があります。
種馬と雌馬を掛け合わせて、能力の高い馬を作り、レースで勝利し、賞金で金を増やしながら、もっとすごい競走馬を作っていくというゲームでした。
ネットで調べてみたら、血統の良い馬同士を掛け合わせて、高い能力の馬が生まれる可能性は10~15%ぐらいだったようですが、何度も種付けして仔馬を産ませては、当たった外れたと騒いでいたような記憶があります。
人工授精した胚を遺伝子検査して選んで、出産するというのは、このダビスタに近い感覚だなと、個人的に思いましたが、胚の遺伝子編集をするとなれば、これは仔馬の能力値を自分で勝手に編集できるようなものですから、ゲームのさらに先を言ってる感じがしますね。

それで、現在アメリカでは、出生推奨主義という考え方が台頭しているようです。
代表的なのは、ヴァンス副大統領などの保守派や、テック右派のイーロン・マスクなんかが挙げられていますね。
特にイーロン・マスクは、Xでたびたび少子化は人類を滅ぼすと警告してて、自身も14人の子供がいますし、テスラの幹部にも、たくさん子供を産むべきだと推奨しているようです。
ただ、この14人の子供のうち、5人が体外受精、つまり性行為を伴わない、自分の精子を提供して生まれた子供のようです。
そして、このうちの1人が、トランスジェンダーに移行したのですが、その理由の一つとして、父親のイーロンは男の子が欲しくて、性別が選べる体外受精で自分が産まれたのがショックだったからと語っていました。
「私が生まれた時に割り当てられた性別は、お金で買われた商品でした。だから、子供の頃は女性らしく、その後トランスジェンダーだと分かった時、私は売られていた商品に反することになったのです」
アメリカのリベラル教育は、本当に頭がイカれていて、未成年の性転換をゴリ押ししてきたのですが、性転換したイーロンの娘さんは、体外受精によって生まれたということに、
自分がまるで商品のような作り物のように感じてしまった、
ダビスタのノリで生まれてきたように感じた、
ということなのかもしれません。
親からすれば、丈夫で優秀な子供が産まれて欲しいと願うのは当然だと思いますが、あまりに技術での介入がやれるようになると、生まれてきた子供の側としては、実家の後継ぎや、医者の子供みたいなプレッシャーを感じてしまうのでしょう。
なお、現在の少子高齢化の行き着く先として、26世紀青年という映画が、2006年に公開されています。

YouTubeで、この映画の内容を20分ぐらいにまとめた動画が見られるのですが、賢そうなカップルは、子育てに金もかかるから、子供を持つのは計画的、慎重に行こうねと語って、結局一人も子供ができない一方で、そういうことを考えない、おバカなカップルが、子供を産みまくって、どんどん子孫が繁栄した後の500年後がどうなってるのか?というお話でした。
イーロン・マスクは、IQの高い人間をたくさん作らないと大変なことになると言ってますので、こんな未来に抗うために、やっているようにも見えましたね。
(2)老化
2つ目は、老化です。
すばらしい新世界では、老いと病気が存在しない世界となっています。

これは、徹底した予防接種、殺菌処理、そして害虫駆除によって実現されており、ある程度の年齢になったら、それ以降は老化が止まるような施策も行われ、60歳でポックリ行くようなシステムとなっています。
予め60歳で死ぬことが決まっているものの、幼い頃からの学習・洗脳によって、死は恐怖の対象とはならなくなっています。また、死んだ後は焼却されて生成され、肥料として使えるリンが残り、工業に再利用されるということで、みんなの役に立てると思いながら死ねるので、肯定的に捉えられています。
私も今年49になるので、体がいろいろとガタピシいうようになってきました。特に座ってる時間が長いので、腰にきますね。
そんな老いを感じるようになってきた年頃なわけですが、ほぼ同年代のブライアン・ジョンソンという億万長者は、不老長寿、そして18歳の若さを手に入れるために、自ら実験台になって、現在利用できる若返り技術をあれこれ試している姿が、ネットフリックスのドキュメンタリー番組として作られています。

左上の予告編を見ると、そのルーティンの一部が紹介されているのですが、一部紹介しますと、
①4:30起床。日光浴効果のあるライトを浴びる
②サプリ3錠服用、体温測定
③耳に電極を入れて、自律神経を刺激。迷走神経を刺激し、 副交感神経を活性化 ④54錠のサプリと青汁(?)を混ぜて飲む
⑤312個のレーザー搭載の育毛キャップでマッサージ(6分)
⑥35種の運動を1時間
⑦数キロの野菜を食べる
⑧高周波電磁刺激で腹筋を鍛える(30分)
等々まだまだたくさんあるのですが、こんな感じで午前中はほぼスケジュールがいっぱいになっている模様が映し出されていました。
左下の画像は、2018年から24年にかけての、ブライアン・ジョンソンの顔の変化ですが、どんどん見た目が若返ってる感じがしますね。
腹が出てて、ハゲ散らかしてる私から見ると、羨ましい限りです。
日本人を見ても、昭和の頃の60代と今の60代では、かなり若返ってるように見えますから、今後さらに技術が進化してくると、もっと見た目年齢が若返ってくるのかもしれませんね。
出産や死に、技術的な介入が入ってくるのには、抵抗がまだまだ強そうですが、老化に抗うということについては、あまり目くじらを立てられることにはなっていないようです。
(3)精神疾患
3つ目は、精神疾患です。
すばらしい新世界では、生活の中でメンタルがおかしくなりそうになったら、「ソーマ」という薬を飲んで、気持ちよくなることが推奨されています。

映画マトリックスで出てきた「ブルーピル」も設定的に似てますよね。青い方の薬は、仮想世界で安穏とした生活が送れるのに対して、赤い方は、この世の真実に気づいてしまうという設定でした。
アメリカでは、1987年に抗うつ薬のプロザックが承認され、一気に広まって行きましたが、このプロザックが青い薬だったので、これを連想する人もいたようです。

それで、現代社会において、精神疾患の患者は順調に増加傾向にあります。
医学誌「ランセット」の研究報告によると、2023年時点で精神疾患を抱えている人は、世界に12億人いて、1990年と比べてほぼ倍増しているとのことでした。
特に15~39歳の若い女性が影響を受けているようです。
私は以前に、別の動画でアメリカのうつ病患者数の推移を調べたことがあるのですが、SNS、特にインスタグラムが普及し始めた2010年代の前半あたりから、若い女性のうつ病率が一気に増えていました。
なので、世界的な増加というのは、おそらく、SNSの影響がデカいと思います。そして、このうつ病をなんとかするために、抗うつ薬を求める人も増加中のようです。
それで、このプロザックという薬は、抗うつ薬としてだけではなく、性格も変わってくるのだそうです。何にでも前向きな、ポジティブな性格になるということで、薬がキレるとネガティブな自分に戻ってしまうのが怖くて、飲むのをやめられない人もるようです。

ここまでくると、本当にソーマのような感じに似てますよね。
常に幸せを感じるためにソーマを飲み、常にご機嫌でいるためにプロザックを飲む、まるでそっくりです。
(4)安楽死
そして4つ目は、安楽死です。
すばらしい新世界では、60歳になった時点でポックリといく設定となっており、それまではテクノロジーによって若さを維持できるので、死ぬまで健康なまま人生を送ることができる世界となっています。

それに比べると、この世界では、長寿化や延命治療の技術は進んでいるものの、老化は止められないため、病気を抱えたまま長生きすることが辛いと感じる人も多く、国によっては、安楽死を積極的に採用するところが出てきました。
代表例はカナダで、安楽死を申請した当日に許可が降りたりするようです。
年間1.5万~2万人ペースで死んでおり、ケベック州では死因の7%が安楽死となっているようです。
すでに2026年末には、累計11万人を突破しそうだということで、これはオランダでの安楽死が10万人を超えたペースの2倍ということで、かなりハイペースのようなのですが、その実情はかなり危ういです。

というのも、例えば、こちらの記事は、経済的に困窮し、うつ病を患った54歳の男性が安楽死を申請したという内容のものなのですが、この男性がインタビューに対して答えた理由が以下のように語られています。
「死にたくないけど、死ぬこと以上にホームレスになりたくない。
今の健康状態では、どうせ生き延びられないだろうから。」
以上です。
つまり、ホームレスになるぐらいなら死なせてくれ、ということなんですね。
結局、この男性は、テレビで取り上げられたことで、支援金が集まったことで、一命を取り留めることができたようですが、同じような境遇の人はたくさんいると、語っていました。
カナダは、移民が大量に増えて、犯罪増加、家賃高騰、薬物汚染などで生きづらくなっている国です。そんな失敗国家が、社会保障費を削るための安易な解決策として、安楽死を増やしているという側面もあります。
それで、カナダの事例を見てると、非常に左翼的なニオイを感じました。
「本人が死にたいっていってんだから、もういいじゃん」という割り切りがすごかったです。これは、「本人が体は男だけど、心は女だっていってんだから、女ってことでいいじゃん」という強引さに似てるなと感じました。
欧米の左翼って、ルールを決めて、人を右へ左へと動かすことは好きですけど、人の気持ちを考えるとか、そういう人間的な思いやりとか、慎重さにかけるような気がします。
なので、日本でも安楽死の議論はあってもいいと思いますが、欧米の事例をそのまま参考にするのは危ないなと思いましたね。
まとめると?
ということで、ここまでをまとめると、こんな感じになります。


という感じですね。
港区女子は「すばらしい新世界」の最先端をいく存在
ちなみに、このような基準も選択肢も狭いということですと、港区女子が悪目立ちしてるように思いますね。

私は、港区なんて怖いところには、もう10年以上行ってないので、実物を見たわけではありませんが、動画でこのことについて語っている人たちの内容を見ると、
①男を見る基準は金
②顔と若さに何百万も金を突っ込んでる割に、同じ顔にしか見えない
③出没する場所が港区周辺とドバイあたりに限られてる。都内から出たら、相当に浮きそうな見た目
という感じの女性たちのようです。
昔からこういう人はいたと思うのですが、整形の技術が進歩しすぎて、同じ顔の印象の人が増えすぎて、ネットのおもちゃにされてしまっている印象です。
年が行った後に、普通の生活に着地できなそうな人も多いと思うので、なかなかにディストピアな感じがしますね。
このように、個人の自由がさらに広がった結果、みんなが同じ価値観になってしまっているという、「すばらしい新世界」現象は、他人軸でものを考える人が増えていることと、自分の感情を深く考えないことで起こります。
なので、港区女子のような面白い現象が、これから定期的に起こると思いますので、またネタが思いついたら、動画にしてみたいと思います。







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