この記事では、日本を含めた株式市場の暴落が、不動産市場にどのような影響を与えそうなのか、解説をしていきます。
1、新型コロナの影響で、ほぼ全ての資産が下落
今年に入ってから、新型コロナウイルスが世界中に拡散していることで、経済にも大きな影響が出てきました。
それを受けて、世界中の株式市場も大きく下落しています。
この記事を書いている4/17現在で見ると、年初は24,000円台だった日経平均も一時は17,000円台まで下げたのち、20,000円手前まで戻している状況です。
17,000円台から戻している理由は、日銀による決算対策の買い支えでしょう。3月末は年度末ということもあって、上場企業の決算に大きく影響を与えます。
株価が下落してしまうと、自社で持っている株式の評価損を計上しなければならず、赤字決算になってしまうところが続出してしまうのです。
そのため、日銀がお金を刷って、これらの上場企業の株式を買って下支えをしていたわけです。
その額は、なんと12兆円!
(参考:ロイター「日銀、ETF購入を12兆円に倍増 利下げは見送り」)
しかし、株価は業績を反映するものです。いくら企業の株を買い支えても、その会社が倒産してしまえば、紙切れになってしまいます。
企業は日銀にお金をもらって売り上げや利益を上げるわけではなく、私たちのようなお客さんに商品やサービスを提供して、お金をもらうわけですから、新型コロナウイルスが長期化すれば、株価の下落は避けられないでしょう。
原油も大きく下落
また、新型コロナの拡大によって、経済活動のほとんどが停止しています。
そのため、原油価格がなんと15ドルを割るほどの水準にまで落ち込んでいます。なんと18年ぶりというほどの安さです。
その反面、ビットコインや金(ゴールド)などが、資産の逃避先として利用されており、安定している状況となっています。
年初価格 | 現在価格(4/20) | 下落率 | |
原油(WTI) | 61.14 | 15.46 | -75% |
ビットコイン | 780,331 | 775,507 | -0.6% |
金 | 1,529 | 1,681 | +10% |
円ドル | 108.56 | 107.85 | -0.6% |
このような事態は、リーマンショックの時以来です。
新型コロナウイルスのワクチンの実用化は、1〜2年後
今回の株式市場の暴落は、新型コロナウイルスをきっかけとしており、ワクチンの開発には1〜2年かかるとも言われていることからも、かなり経済が停滞することが予想されます。
カナダで8月までに臨床試験(治験)を始め、2021年中に終える方針。ワクチンを1~2カ月で生産できるようになる可能性があり、うまくいけば22年度に実用化するもようだ。
ワクチンは、動物実験、臨床試験をクリアしなければいけないため、かなり時間がかかるのです。そのため、「コロナウイルスを完全に克服する」という意味では、1年単位の時間がかかる見込みです。
ということは、実体経済への悪影響は、かなりの長期間に及ぶ可能性が高いと言えます。不動産市場にも大きな影響が出てくると予想されます。
2、これまで不動産市場が上昇してきた理由
そもそも、ここまで不動産市場が上昇してきた理由は、何なのでしょうか?
オリンピック決定によるインバウンド需要の増加、首都圏を中心とした大都市圏の人口増加など、いろいろと理由が思い浮かぶと思いますが、1番大きな理由は、金利の低下です。
住宅ローンの金利は、異次元緩和以降で約1%低下
(参考:ARUHI住宅ローン フラット35金利の推移 財務省 国債金利情報)
不動産市場が上昇し始めたのは2013年からですが、この頃に日銀が異次元緩和政策と呼ばれる金融政策を始めたことで、金利が大きく低下してきたのです。
このことによって、住宅ローンの金利も下がり、35年固定金利でのローンを例に取ると、総支払額が15%以上も軽くなりました。
言い換えると、それまで月々10万円の返済なら3,000万円の物件が買えていたのが、同じ返済額で3,500万円の物件が買えるようになったのです。
同じ返済額で購入できる物件価格が15〜20%上昇した
「賃貸で家賃を払い続けるよりも、家を買って家賃と同じだけの返済をした方が、あとあと資産が残るから有利」
と考えていた人にとっては、月々の支払額が10万円で変わらなければ、3,000万円のものが3,500万円になってもあまり損をしたとは感じにくいですよね。
そのため、全国的に人気の住宅地に関して言えば、これぐらいの上昇をしてきたエリアは結構あるわけです。
ところが、この金利低下は、2016年ごろにすでに頭打ちとなっています。そのため、それ以降の上昇分は、収入が増えている世帯でなければ手が出せない状況となっています。
それが証拠に、都心部のマンション価格はそれ以降も上昇しているものの、新築マンションの契約率が50〜70%を割るなど、かなり売れ行きが鈍っている状況が続いています。
(参考:読売新聞「首都圏新築マンション発売、3割減…契約率も5割切る」)
都心3区では、株価の上昇とともに中古マンションが上昇
株価の上昇とともに、不動産価格が上昇してきたエリアもあります。それが都心3区のマンションです。
千代田区、港区、中央区のマンションは、丸の内や大手町などの大企業の本社が集中するオフィス街にも近く、高収入の方達に人気です。
また、賃貸需要も高いため、投資目的での購入も多いエリアなのです。
(出典:日経平均プロフィル 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ)
株価が上昇することで、金融資産に余裕が生まれた投資家が、一部の資金を不動産へと移すこともあったのでしょう。そのため、日経平均株価とかなり連動した動きとなっています。
3、株価は戻してきても、不動産は戻らない理由
4月17日現在の日経平均株価を見ると、20,000円台も視野に入るほど、株価的には回復してきていますが、これによって不動産価格も安定に向かうのでしょうか?
おそらく、そうはならず、不動産価格の下落は一層進むことでしょう。
というのも、この2、3週間の株価回復は、日銀などの中央銀行によって、お金をバンバン印刷して買い支えているだけだからです。
これによって、実体経済が回復することはないのです。
不動産価格は、家賃の価格や、家が欲しい人たちの需要によって決まります。
ところが、今回の新型コロナウイルスは、すでに世界中に拡散しており、収束するためのワクチンの開発もかなり時間がかかります。
つまり、家を借りる人や企業も、家を買いたいという人も、これからは減っていくのです。
現在、全国的に緊急事態宣言が発令され、百貨店やショッピングセンター、飲食店が休店していますが、5月6日で解除されたとしても、混雑している中で買い物をしたり、お酒を飲んだり、イベントに参加する人は決して多くないでしょう。
ワクチンが開発されるのは、1年〜1年半かかりますからね。
(参考:2020.4.16 毎日新聞「緊急事態宣言 全都道府県に拡大、5月6日まで 安倍首相発表」)
1番大きな影響を受けるのは、都心部の商業地
アベノミクスが始まった2013年以降の不動産市場は、人が集まる都心部や観光地の商業エリアを中心に大きく上昇してきました。
特にこの1〜2年ぐらいは、ホテルや商業施設を建てるための土地獲得の動きが大きく、居住用マンションの用地が確保しにくくなっていたのです。
五輪開催が決まった13年以降、都内でホテルや公共施設の工事が急増した。
さらにホテル用地との競合で都心や駅から近い人気エリアのマンション向け用地の取得が難しくなっている。
つまり、外国人観光客が増えることをあてにしてきたからこそ、多少価格が高くても土地が取引されてきたわけです。
それが今回の新型コロナウイルスの拡大で、逆回転をしているわけですから、商業地でホテルを建てている業者のいくつかは潰れるでしょう。
仮に来年オリンピックが開催されたとしても、各国の医療体制によっては、感染が収束しているかどうかわかりませんので、外国人観光客の数も劇的に回復することは難しそうです。
そのため、商業地では数年単位で土地価格の調整が起こるのではないでしょうか。
景気後退が長引けば、リストラで手放す人も
また、現在のような自粛ムードは、当分の間続くものと思われます。
そうなると、多くの産業で売上が低迷、赤字の会社も続出するでしょう。上場企業の業績の下方修正の額は、3月27日現在で1兆円以上にもなっています。
(参考:日経新聞「上場企業、下方修正1兆円超え 今期純利益、需要減響く」)
また昨年時点でも、すでに希望退職の募集は増えてきていました。応募数100名以上の企業を調べてみたところ、2019年は約1万人ほどが希望退職によって、リストラが行われていたのです。
「なぜ新型コロナが拡大する前に希望退職者数が増加していたのか?」
その理由は、政府による70歳までの定年の引き上げでしょう。
すでに大企業を中心に、社内失業(いわゆる窓際族)は400万人以上いると言われており、早め早めに希望退職によって将来の人件費増の不安を取り除きたいものと思われます。
特に危ないのは、以下の業界です。
- イベント会社(すでに自粛中のものが多いですよね)
- 旅行会社やホテルなどのインバウンド関係の業界(渡航制限で観光地は閑古鳥です)
- 不動産会社(景気が悪くなるので、家を買える人は減ってきます)
- 広告業界(モノが売れなくなるので、企業の広告も減るでしょう)
昨年までは、求人倍率も高く、転職先も比較的簡単に見つかりやすかったかもしれませんが、今後は立ち行かなくなる業界も増えるため、転職は難しくなります。
そうなると、希望退職で応募した人の中には、住宅ローンが支払えず、家を手放さざるをえない人も出てくるでしょう。
4、売るなら?買うなら?
売るなら:金利が1番低い今がチャンス
アベノミクス以降のこの7年間は金利の低下によって、買い手が月々の返済額を引き上げなくても値上がりした家を買える時期でした。
不動産を売るなら、金利の低い今が1番のチャンスと言えます。
特にコロナショックの影響は、長期間になる可能性もあり、景気が悪化するほど買い手が減っていきます。
日経平均が上がっても、実体経済は数年単位で回復しないので、これから買い手はどんどん減っていきます。
今のうちに準備をしておいた方が後悔しないはずです。
公示地価を信じると損をする?
売却を考える場合に、まず思いつくのが公示地価だと思いますが、公示地価は「その地域の平均的な価格」なため、実際の取引ではこれ以上に高く、または安く取引されることがあります。
例えば、東京の世田谷区に「代沢(だいざわ)」という、池ノ上駅の南側に広がる住宅地があります。
こちらの公示地価と実際の取引を比べてみると、
- 公示地価:228万円/坪
- 実際の取引価格:200〜310万円/坪
と、公示地価の約0.9〜1.3倍で取引されていました。
最高価格は、最低価格の1.5倍です。
どちらも「第一種低層住居専用地域」と呼ばれる同じような街並みのエリアです。
駅からの距離は多少違いはありますが、これほどの価格差が考えられるでしょうか?
このような感じで、全国の公示地価と実際の取引を調べてみたのですが、やはり公示地価と実際の取引ではかなりの価格差があることがわかりました。
同じ地域なのに、
「公示地価の2倍以上の価格で取引されている」
「最低価格と最高価格が3倍以上も違う」
といった取引がゴロゴロ見つかったのです。
*47都道府県の132市区町村の公示地価と実際の取引を比較
都道府県 | 住所 | 公示地価/坪 | 取引価格/坪 | 公示地価の何倍? |
---|---|---|---|---|
東京都23区 | 千代田区神保町 | 485万円 | 300〜990万円 | 0.62〜2.04倍 |
東京都23区 | 中央区佃 | 644万円 | 530〜970万円 | 0.82〜1.51倍 |
東京都23区 | 墨田区東向島 | 111万円 | 150〜290万円 | 1.35〜2.61倍 |
東京都 | 八王子市北野台 | 33万円 | 30〜43万円 | 0.91〜1.3倍 |
東京都 | 立川市柴崎町 | 121万円 | 97〜340万円 | 0.8〜2.81倍 |
東京都 | 武蔵野市吉祥寺本町 | 216万円 | 150〜300万円 | 0.69〜1.39倍 |
神奈川県 | 横浜市神奈川区松見町 | 85万円 | 74〜150万円 | 0.87〜1.76倍 |
神奈川県 | 川崎市中原区木月 | 136万円 | 160〜240万円 | 1.18〜1.76倍 |
神奈川県 | 相模原市緑区東橋本 | 70万円 | 17〜140万円 | 0.24〜2倍 |
千葉県 | 千葉市中央区松波 | 77万円 | 64〜110万円 | 0.83〜1.43倍 |
千葉県 | 船橋市松が丘 | 30万円 | 26〜41万円 | 0.87〜1.37倍 |
千葉県 | 柏市今谷上町 | 49万円 | 39〜85万円 | 0.8〜1.73倍 |
埼玉県 | さいたま市浦和区北浦和 | 113万円 | 78〜160万円 | 0.69〜1.42倍 |
埼玉県 | 川口市差間 | 43万円 | 42〜61万円 | 0.98〜1.42倍 |
埼玉県 | 所沢市久米 | 49万円 | 22〜76万円 | 0.45〜1.55倍 |
北海道 | 札幌市北区25条西 | 38万円 | 32〜48万円 | 0.84〜1.26倍 |
北海道 | 旭川市8条通 | 10万円 | 7〜14万円 | 0.7〜1.4倍 |
北海道 | 苫小牧市桜木町 | 7万円 | 6.5〜13万円 | 0.93〜1.86倍 |
青森県 | 青森市三内 | 10万円 | 5.4〜14万円 | 0.54〜1.4倍 |
青森県 | 八戸市田向 | 14万円 | 10〜28万円 | 0.71〜2倍 |
青森県 | 弘前市大字田園 | 13万円 | 15〜18万円 | 1.15〜1.38倍 |
秋田県 | 秋田市手形 | 22万円 | 18〜25万円 | 0.82〜1.14倍 |
秋田県 | 大仙市大曲中通町 | 11万円 | 13〜15万円 | 1.18〜1.36倍 |
秋田県 | 由利本荘市石脇 | 7.8万円 | 5〜14万円 | 0.64〜1.79倍 |
岩手県 | 盛岡市加賀野 | 21万円 | 15〜32万円 | 0.71〜1.52倍 |
岩手県 | 一関市赤荻 | 8万円 | 5.5〜17万円 | 0.69〜2.13倍 |
岩手県 | 奥州市佐倉河 | 21万円 | 15〜32万円 | 0.71〜1.52倍 |
宮城県 | 仙台市泉区将監 | 26万円 | 34〜52万円 | 1.31〜2倍 |
宮城県 | 石巻市三ツ股 | 10万円 | 7.8〜14万円 | 0.78〜1.4倍 |
宮城県 | 名取市大手町 | 27万円 | 29〜40万円 | 1.07〜1.48倍 |
福島県 | 福島市野田町 | 22万円 | 16〜72万円 | 0.73〜3.27倍 |
福島県 | いわき市小島町 | 22万円 | 35万円 | 1.59倍 |
福島県 | 郡山市芳賀 | 18万円 | 17〜35万円 | 0.94〜1.94倍 |
山形県 | 山形市東原町 | 26万円 | 18〜32万円 | 0.69〜1.23倍 |
山形県 | 鶴岡市本町 | 11万円 | 8〜17万円 | 0.73〜1.55倍 |
山形県 | 酒田市新橋 | 9.5万円 | 10〜15万円 | 1.05〜1.58倍 |
新潟県 | 新潟市中央区天神尾 | 38万円 | 35〜62万円 | 0.92〜1.63倍 |
新潟県 | 長岡市東栄 | 19万円 | 13〜19万円 | 0.68〜1倍 |
新潟県 | 上越市春日野 | 14万円 | 9.6〜16万円 | 0.69〜1.14倍 |
富山県 | 富山市牛島本町 | 26万円 | 23〜36万円 | 0.88〜1.38倍 |
富山県 | 高岡市城東 | 17万円 | 9.3〜19万円 | 0.55〜1.12倍 |
富山県 | 射水市太閤山 | 15万円 | 12〜18万円 | 0.8〜1.2倍 |
石川県 | 金沢市泉野町 | 35万円 | 24〜45万円 | 0.69〜1.29倍 |
石川県 | 加賀市小菅波町 | 14万円 | 2.3〜21万円 | 0.16〜1.5倍 |
石川県 | 野々市市押野 | 26万円 | 25〜31万円 | 0.96〜1.19倍 |
福井県 | 福井市灯明寺 | 19万円 | 15〜26万円 | 0.79〜1.37倍 |
福井県 | 坂井市丸岡町西瓜屋 | 10万円 | 12〜15万円 | 1.2〜1.5倍 |
群馬県 | 高崎市上中居町 | 25万円 | 18〜36万円 | 0.72〜1.44倍 |
群馬県 | 前橋市駒形町 | 15万円 | 8.7〜18万円 | 0.58〜1.2倍 |
群馬県 | 伊勢崎市昭和町 | 13万円 | 9.6〜41万円 | 0.74〜3.15倍 |
栃木県 | 宇都宮市泉が丘 | 28万円 | 28〜40万円 | 1〜1.43倍 |
栃木県 | 足利市八幡町 | 16.5万円 | 8.7〜19万円 | 0.53〜1.15倍 |
栃木県 | 小山市城東 | 24万円 | 3.8〜27万円 | 0.16〜1.13倍 |
茨城県 | 水戸市河和田 | 14万円 | 9.2〜20万円 | 0.66〜1.43倍 |
茨城県 | 古河市東 | 24万円 | 11〜36万円 | 0.46〜1.5倍 |
茨城県 | つくば市春日 | 37万円 | 53万円 | 1.43倍 |
愛知県 | 名古屋市千種区東山元町 | 56万円 | 19〜67万円 | 0.34〜1.2倍 |
愛知県 | 岡崎市大和町 | 37万円 | 43〜51万円 | 1.16〜1.38倍 |
愛知県 | 豊橋市高師本郷町 | 24万円 | 11〜33万円 | 0.46〜1.38倍 |
岐阜県 | 岐阜市北一色 | 21万円 | 17〜28万円 | 0.81〜1.33倍 |
岐阜県 | 大垣市林町 | 23万円 | 10〜31万円 | 0.43〜1.35倍 |
岐阜県 | 多治見市明和町 | 11.5万円 | 8.9〜15万円 | 0.77〜1.3倍 |
三重県 | 津市大谷町 | 35万円 | 41〜55万円 | 1.17〜1.57倍 |
三重県 | 四日市市大字茂福 | 21万円 | 24〜32万円 | 1.14〜1.52倍 |
三重県 | 桑名市大字桑名 | 22万円 | 25〜29万円 | 1.14〜1.32倍 |
静岡県 | 静岡市葵区音羽町 | 71万円 | 51〜85万円 | 0.72〜1.2倍 |
静岡県 | 浜松市中区鴨江 | 31万円 | 0.85〜40万円 | 0.03〜1.29倍 |
静岡県 | 三島市加茂 | 33万円 | 33〜44万円 | 1〜1.33倍 |
長野県 | 長野市若里 | 29万円 | 30〜46万円 | 1.03〜1.59倍 |
長野県 | 松本市桐 | 21万円 | 29〜30万円 | 1.38〜1.43倍 |
長野県 | 上田市常磐城 | 14万円 | 14〜18万円 | 1〜1.29倍 |
山梨県 | 甲府市上石田 | 15万円 | 19〜23万円 | 1.27〜1.53倍 |
大阪府 | 大阪市浪速区恵美須東 | 149万円 | 39〜600万円 | 0.26〜4.03倍 |
大阪府 | 茨木市庄 | 61万円 | 40〜100万円 | 0.66〜1.64倍 |
大阪府 | 高槻市安岡時町 | 38万円 | 25〜55万円 | 0.66〜1.45倍 |
京都府 | 京都市伏見区深草大亀谷万帖敷町 | 41万円 | 22〜64万円 | 0.54〜1.56倍 |
京都府 | 宇治市小倉町 | 43万円 | 22〜55万円 | 0.51〜1.28倍 |
京都府 | 城陽市久世 | 37万円 | 28〜49万円 | 0.76〜1.32倍 |
滋賀県 | 大津市朝日が丘 | 45万円 | 25〜55万円 | 0.56〜1.22倍 |
滋賀県 | 草津市追分 | 30万円 | 32〜37万円 | 1.07〜1.23倍 |
滋賀県 | 長浜市祇園町 | 17万円 | 8.9〜23万円 | 0.52〜1.35倍 |
兵庫県 | 神戸市鈴蘭台南町 | 24万円 | 14〜41万円 | 0.58〜1.71倍 |
兵庫県 | 姫路市飾磨区今在家 | 28万円 | 30〜35万円 | 1.07〜1.25倍 |
兵庫県 | 尼崎市稲葉荘 | 56万円 | 39〜83万円 | 0.7〜1.48倍 |
奈良県 | 奈良市中登美ケ丘 | 35万円 | 40〜61万円 | 1.14〜1.74倍 |
奈良県 | 橿原市土橋町 | 26万円 | 31〜44万円 | 1.19〜1.69倍 |
奈良県 | 生駒市俵口町 | 27万円 | 22〜35万円 | 0.81〜1.3倍 |
和歌山県 | 和歌山市黒田 | 21万円 | 19〜48万円 | 0.9〜2.29倍 |
和歌山県 | 田辺市東山 | 19万円 | 22〜24万円 | 1.16〜1.26倍 |
岡山県 | 岡山市田中 | 33万円 | 35〜47万円 | 1.06〜1.42倍 |
岡山県 | 倉敷市大島 | 31万円 | 13〜35万円 | 0.42〜1.13倍 |
岡山県 | 津山市東一宮 | 10万円 | 4.5〜12万円 | 0.45〜1.2倍 |
広島県 | 広島市牛田早稲田 | 40万円 | 19〜80万円 | 0.48〜2倍 |
広島県 | 福山市沖野上町 | 24万円 | 6.9〜34万円 | 0.29〜1.42倍 |
広島県 | 呉市広白岳 | 17万円 | 7.4〜21万円 | 0.44〜1.24倍 |
鳥取県 | 鳥取市吉方温泉 | 17万円 | 5〜19万円 | 0.29〜1.12倍 |
鳥取県 | 米子市観音寺新町 | 16万円 | 15〜20万円 | 0.94〜1.25倍 |
島根県 | 松江市内中原町 | 26万円 | 26〜32万円 | 1〜1.23倍 |
山口県 | 下関市綾羅木南町 | 13万円 | 20万円 | 1.54倍 |
山口県 | 山口市小郡下郷 | 16.5万円 | 8.9〜19万円 | 0.54〜1.15倍 |
山口県 | 宇部市笹山町 | 7.3万円 | 10〜13万円 | 1.37〜1.78倍 |
愛媛県 | 松山市岩崎町 | 44万円 | 30〜68万円 | 0.68〜1.55倍 |
愛媛県 | 今治市南大門町 | 17万円 | 24〜30万円 | 1.41〜1.76倍 |
愛媛県 | 新居浜市河内町 | 22万円 | 10〜24万円 | 0.45〜1.09倍 |
香川県 | 高松市松縄町 | 29万円 | 39〜40万円 | 1.34〜1.38倍 |
香川県 | 丸亀市中府町 | 25万円 | 35万円 | 1.4倍 |
徳島県 | 徳島市佐古一番町 | 31万円 | 13〜59万円 | 0.42〜1.9倍 |
高知県 | 高知市東久万 | 34万円 | 29〜38万円 | 0.85〜1.12倍 |
福岡県 | 福岡市南区大楠 | 56万円 | 69〜97万円 | 1.23〜1.73倍 |
福岡県 | 北九州市八幡西区永犬丸西町 | 17万円 | 10〜21万円 | 0.59〜1.24倍 |
福岡県 | 久留米市諏訪野町 | 22万円 | 15〜27万円 | 0.68〜1.23倍 |
佐賀県 | 佐賀市兵庫北 | 21万円 | 16〜31万円 | 0.76〜1.48倍 |
佐賀県 | 唐津市和多田本村 | 18万円 | 18〜24万円 | 1〜1.33倍 |
佐賀県 | 鳥栖市弥生が丘 | 19万円 | 18〜21万円 | 0.95〜1.11倍 |
大分県 | 大分市王子新町 | 30万円 | 28〜45万円 | 0.93〜1.5倍 |
大分県 | 別府市山の手町 | 21万円 | 16〜35万円 | 0.76〜1.67倍 |
大分県 | 中津市中央町 | 30万円 | 28〜45万円 | 0.93〜1.5倍 |
長崎県 | 長崎市滑石 | 20万円 | 14〜24万円 | 0.7〜1.2倍 |
長崎県 | 佐世保市広田 | 11万円 | 19〜29万円 | 1.73〜2.64倍 |
長崎県 | 諫早市小船越町 | 13万円 | 22万円 | 1.69倍 |
熊本県 | 熊本市武蔵ヶ丘 | 21万円 | 15〜32万円 | 0.71〜1.52倍 |
熊本県 | 八代市井上町 | 9万円 | 4.7〜10万円 | 0.52〜1.11倍 |
熊本県 | 天草市今釜新町 | 14万円 | 14〜15万円 | 1〜1.07倍 |
宮崎県 | 宮崎市神宮 | 28万円 | 32〜33万円 | 1.14〜1.18倍 |
宮崎県 | 都城市姫城町 | 10万円 | 8.5〜15万円 | 0.85〜1.5倍 |
宮崎県 | 延岡市西小路 | 19万円 | 20〜26万円 | 1.05〜1.37倍 |
鹿児島県 | 鹿児島市荒田 | 56万円 | 35〜91万円 | 0.63〜1.63倍 |
鹿児島県 | 霧島市国分中央 | 11万円 | 9.5〜15万円 | 0.86〜1.36倍 |
鹿児島県 | 薩摩川内市平佐町 | 9.5万円 | 7.9〜10.4万円 | 0.83〜1.09倍 |
沖縄県 | 那覇市首里石嶺町 | 42万円 | 31〜46万円 | 0.74〜1.1倍 |
沖縄県 | うるま市江州 | 56万円 | 69〜97万円 | 1.23〜1.73倍 |
沖縄県 | 浦添市経塚 | 53万円 | 60〜69万円 | 1.13〜1.3倍 |
つまり、あなたの不動産はもっと高い評価額の可能性があるのです。
では、どうやってそれを調べられるのか?
答えは不動産の一括査定です。
というのも、複数の不動産会社の査定を比較することで、「あなたの不動産を得意とする会社の査定額」がわかるからです。
特に「イエウール」は、参加している不動産会社が1,700社以上と多く、なおかつ大手不動産会社が1番多く参加しているのでオススメです。
「でも、まだ売ると決めたわけじゃないんだけど、、、」
という人も大丈夫。
机上査定を選べば、メールで査定内容を送ってくれるので、コロナウイルスが気になる時期に訪問される心配もありません。
今後は政府による財政出動や、消費税をゼロにするなど、悪化している景気を食い止める政策がいろいろと検討されています。
(参考:NHK「自民若手議員ら 消費税ゼロなど提言 新型ウイルス感染拡大で」)
不況は長期に渡る可能性もありますが、政府の支援もあって、一気に不動産相場が冷え込むわけではないでしょう。
そのため、じっくりと売却計画を立てれば、希望通りの価格での売却も可能です。あらかじめ情報収集しておいた方がいいかもしれませんね。
買うなら:単価の高いエリアは様子見、それ以外は買い
新型コロナウイルス、株式市場の暴落、そして不況の長期化と今後購入を検討している方は、なるべく慎重に購入を検討すべきと思います。
ただし、公務員や電力会社など、景気の良し悪しにあまり関係のない方であれば、購入を前向きに考えてもいいかもしれません。
その理由は2つあります。
①土地価格の下落分よりも、待っている間の家賃の方が高くつく
これは、土地価格の比較的安いエリアで、戸建てを考えている人について言えるポイントなのですが、例えば、坪30万円ぐらいの土地であれば、30坪でも900万円程度で買えます。
仮に数年で1割下げたとして90万円ぐらいしか安くなりませんから、その間の家賃を考えると、早めに買った方がトクになります。
②異次元緩和で低金利の今がチャンス
また、現在は住宅ローンがかなり安いため、月々の返済負担が軽いのもチャンスです。
ですから、もし家を買おうと思っているのならば、土地価格が下がるのを待つよりも、金利が上がる前の今のうちに買うのがベストな場合もあります。
ただし、購入を検討する場合には、今後の金利上昇を想定しておかないと大変なことになるので、「フラット35」か「10年以上の固定金利」でも返済ができるかどうかで予算を考えるべきでしょう。
非公開物件=安い物件
不動産を売る理由はさまざまですが、「周りに知られずに売却したい」という売主は一定の割合でいます。
そのような物件は、ネット上にも出回らず「非公開物件」として登録されます。
また、売主はあまり相談する相手を広げたくないため、まずは建てたメーカーに相談する場合が多いです。
当然、このような物件は少ないお客さんにしか目にとまる機会がないため、相場よりも価格の安い可能性が高いです。
こちらの「タウンライフ」に登録すると、600社以上の注文住宅メーカーから、
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価格が下がるのを待ちたい人でも、こちらで格安物件を見つければ、「低金利」と「安い物件」の2つの美味しいところが狙えるでしょう。
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