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数百万円安く売ってしまう理由とは?
大手不動産サイトのHOME’Sが行ったアンケート結果によると、不動産を売却したことのある人の3割以上の人が、査定価格よりも値下げをして売却していました。
(参考:HOME’S 家を査定相場より高く売れる人、売れない人の差とは?)
さらに、詳しく調べてみると、不動産会社に売却の依頼を
- 1社だけに依頼するか(専属専任媒介契約・専任媒介契約)
- 複数社に依頼するか(一般媒介契約)
のどちらにするかによって、大きく結果が変わりました。
1社だけに依頼する場合の方が、査定額よりも高く売れる人の割合が多かった一方で、値下げをして売却している人の割合も、それ以上に多かったのです。
1社にだけ依頼した場合の方が、ハイリスク・ハイリターン
(参考:HOME’S 「家を査定相場より高く売れる人、売れない人の差とは?」を元に当サイトで編集)
不動産の売却では、不動産会社が買い取るわけではなく、買い手を探してきて取引が成立するのをお手伝いするのが仕事です。
そのため、査定額と実際に売却する価格がズレる可能性はあるわけですが、1社に依頼する場合と複数社に依頼する場合で、これほど差が出る理由にはなりません。
なぜ、このような差が生まれるのでしょうか?
その理由は、3つあります。
(1)1社だけの契約では、契約期間が最長3ヶ月の縛りがあるから
不動産会社に買い手を探してもらう契約を「媒介契約」と呼びますが、「1社だけとの契約」の場合、契約の有効期間は最長で3ヶ月という縛りがあります。
その後も更新は可能ですが、不動産会社の側から見れば、いつ契約の更新を解除されるかわかりませんから、なるべく早くこの期間内に売却しようとします。
なるべく早く売ろうとするならば、1番手っ取り早い方法は「値下げ」です。
そのため、不動産会社の方で「値下げしましょう」という提案を出してくる可能性が高く、結果的に査定額よりも安い価格で売る人が増えてしまうのです。
一方で、「複数の会社と契約」する場合には、1社だけが値下げしましょうと提案してきても、他の業者がそのように言ってこなければ、売主の方でも値下げをしようとは考えません。
また、契約期間の縛りも3ヶ月と決められているわけではありませんし、買い手を探す不動産会社も複数社のため、早く売れる可能性が高いのです。
そのため、値下げせずに売却できるんですね。
(2)不動産会社と売主の間に、大きな情報格差があるから
不動産の取引情報は、数千万円単位のお金の動きがわかりますし、住所によって個人を特定できるため、ネット上では見ることができません。不動産会社しか見ることができないのです。
そのため、国土交通省では「土地総合情報システム」というサイトで、アンケート調査で回答してもらった取引情報について開示していますが、この取引情報は、全取引のうちの15%ほどしか回収できていないため、その価格が相場価格なのかどうかの判断がつきにくいのが現状です。
土地総合情報システムの取引情報は、15%ほどしかカバーしていない
つまり、売主と不動産会社の間に、大きな情報の格差があるのです。
例えば、お店である商品を買おうか迷っているとしますよね?
その時に店員さんが「その商品は、最後の1個なんです。」と言ってきたら、「ここで逃したら、買えないんじゃないか?」とついつい、買ってしまうのではないでしょうか?
しかし、実はその店員さんが嘘をついていて、お店の中に在庫がまだいっぱいある可能性だってあるわけです。「その商品の在庫状況という情報」を店員さんは知っているけど、お客さんは知ることができないわけですからね。
これに似たような状況が、不動産の取引でも起こる可能性があるわけです。だって、取引情報は不動産会社しか知ることができないわけですから。
複数の情報源があった方が、騙されにくい
特に「1社との契約」では、売主の情報源は、契約した不動産会社1社だけとなりますので、その会社が嘘をついたりいい加減なことを言ってきても、本当かどうかの判断がつきにくいのです。
一方で、「複数社との契約」では、1社が変なことを言ってきても、他の会社に確認してみれば、嘘なら一発でバレますので騙される心配がありません。
そのため、複数社との契約の方が、値下げせずに売却をすることができるのです。
(3)会社によって得意・不得意があるから
ここまで「1社だけと契約」した場合のデメリットばかりを取り上げてきましたが、もちろんメリットもあります。
「複数社と契約」した場合に比べて、査定額よりも高い価格で売れている人が多いのは「1社だけとの契約」ですからね。
では、なぜこのように「1社だけとの契約」は両極端なのかといえば、その理由は、不動産会社によって得意・不得意があるからです。
例えば、CMなどでよく見かける大手の不動産会社であれば、HPもしっかりしていますし、ネット上での集客に強いところが多く、遠方の買い手を探すのが得意です。
逆に地元の会社であれば、その地域に詳しいですし、店舗に相談に来るお客さんや昔からの馴染みのお客さんなどもいるため、地元のお客さんを探してくれやすい傾向にあります。
ですから、相性のいい不動産会社と契約できれば、高く売ることも可能ですが、そうでない会社と契約すると、値下げして売るハメになってしまうわけですね。
ですが、普通の人は何社も不動産会社に相談に行きません。
わざわざ相談に行くのも面倒ですし、不動産会社って、「強引」「しつこい」というイメージがありますよね?
そのため、最初に相談した業者が人あたりが良さそうだと、「何社も回って、変なところに出くわすよりも、ここに頼んだ方がいいや」と、そこで契約をしてしまうんですね。
数百万円高く売りたいならば、複数社を比較することが重要
このような原因から、査定額よりも数百万円単位で安く売ってしまう人が後を絶たないわけですが、何社も不動産会社を回るのも面倒ですよね。
特にその地域に詳しい地元の企業は、HPもあまり力を入れていないところも多いですし、物件情報や社長さんのブログがアップされているぐらいで、「本当に信頼できるのか?」と二の足を踏んでしまうことの方が多いでしょう。
ですが、「この会社に頼みたい!」と思うのは、あなたの不動産に対して、納得できる具体的なアドバイスがもらえた時ではないでしょうか?
実は、このようなアドバイスをいちいち訪問することなくにもらう方法があるのです。
それが不動産の一括査定サービスです。
不動産の一括査定サービスとは?
不動産の一括査定サービスとは、複数社の不動産会社があなたの不動産に対して査定をしてくれるサービスです。
不動産会社によって査定書の内容はさまざまですが、
- いくらで売れるのか?
- どれぐらいの期間で売れるのか?
- 過去にどれぐらいで取引されているか?
- 買い手となる人は、どんなタイプの人か?
- 今現在、同じ地域で探している買い手がいるのか?
といった内容を教えてくれます。
机上査定なら、メールのやり取りで簡単に調べられる
また、査定方法にも「訪問査定」と「机上査定」の2種類から選べるところが多く、「机上査定」ならば過去の取引事例などをもとに査定額を出してくれるので、メールのやり取りですむので簡単に査定内容を調べることが可能です。
各社の登録画面では、こんな感じで選択可能になっています
しつこい勧誘の心配は?
また、車の査定サービスの経験者であれば、「登録した途端に電話の嵐になるのでは?」と怪しむ方もいるかもしれませんね。
ですが、そのような心配はありません。
というのも、車の査定が電話の嵐になってしまうのは、業者間での価格差がそれほどなく、早い者勝ちになってしまうからです。
また、実際には、何社も相見積もりをとっても、買取価格はほとんど変わりません。というのも、クルマを買い取った後、その業者が車両やパーツを売る相手はほとんど同じであり、よって売れる価格も基本的には変わらないからです。
それに対して、不動産の査定は、買取ではなく仲介(買い手を探す契約)です。つまり、業者によって探してくる買い手も違いますし、売却できる価格も変わってくるのです。
そのため、勝負となるのは
「査定額が魅力的で、本当にその価格で売れると納得できる理由を説明できるか?」
「そして、実際にその価格で売れるのか?」
であり、しつこい電話で勧誘してくる心配はないのです。
また、そのようなしつこい勧誘があった場合には、一括査定会社にクレームを入れることで、その会社が出入り禁止になる契約となっているところが多いので、変な勧誘をされる心配もありません。
しつこい勧誘があった場合に、契約を解除できる仕組みのあるサービス
HOME 4 U | ・悪質な行為がないか、パトロールして監視をしている・クレームがあった会社はサービス参加を停止 |
イエウール | ・クレームがあった会社の契約を解除 |
オススメのサービス2社
では、ここまでの検証結果から、あなたの不動産の状況や、受けられるサービスから、オススメの2社をご紹介します。
【PR】HOME’S
参加社数:1,694社
利用者数:420万人
机上査定:可能
大手不動産サイトが運営している一括査定サービスです。
HOME’Sの運営会社「ライフル(LIFULL)」は、東証一部に上場している会社で、個人情報などの管理も厳しく安心です。
また、参加社数がもっとも多いため、地方や郊外の物件でも広く対応してくれるのが強みです。
【PR】イエウール
参加社数:1,600社
利用者数:450万人
机上査定:可能
参加社数が1,600社と多く、大手企業の参加社数も15社中9社と、もっともバランスのとれたサービスがこちらのイエウールです。
クレーム企業は契約解除される仕組みなど、不動産会社のしつこい勧誘を防止する仕組みもあるため、利用者数が多いのも特徴です。
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