この記事では、さいたま市浦和区の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、さいたま市浦和区の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
さいたま市浦和区の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2021年1月1日現在
住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
---|---|---|---|
さいたま市浦和区岸町3-1-19 | 浦和(670) | 129.4 | 161.7 |
さいたま市浦和区岸町4-14-17 | 浦和(460) | 145.8 | 182.2 |
さいたま市浦和区元町1丁目232番1 | 北浦和(750) | 89.5 | 111.9 |
さいたま市浦和区皇山町17-13 | 与野(1500) | 60.2 | 75.2 |
さいたま市浦和区高砂2-1-23 | 浦和(270) | 382.8 | 478.5 |
さいたま市浦和区高砂2-11-13 | 浦和(370) | 343.2 | 429 |
さいたま市浦和区高砂2-2-6 | 浦和(400) | 258.5 | 323.1 |
さいたま市浦和区高砂3-10-4 | 浦和(650) | 162.9 | 203.6 |
さいたま市浦和区高砂4-19-8 | 浦和(1400) | 95.6 | 119.5 |
さいたま市浦和区上木崎2-13-15 | 与野(400) | 91.8 | 114.8 |
さいたま市浦和区上木崎2-2-2 | 与野(200) | 105.6 | 132 |
さいたま市浦和区常盤2-9-10 | 浦和(800) | 99.8 | 124.7 |
さいたま市浦和区常盤7-16-17 | 北浦和(1000) | 98.2 | 122.8 |
さいたま市浦和区常盤9-5-6 | 北浦和(500) | 99.8 | 124.7 |
さいたま市浦和区針ヶ谷1-7-17 | 北浦和(850) | 84.2 | 105.3 |
さいたま市浦和区針ヶ谷2-13-12 | 与野(600) | 79 | 98.7 |
さいたま市浦和区瀬ケ崎5-22-4 | 北浦和(1900) | 46.5 | 58.1 |
さいたま市浦和区前地2-10-25 | 浦和(600) | 104.6 | 130.7 |
さいたま市浦和区大東3-32-9 | 北浦和(2600) | 47 | 58.7 |
さいたま市浦和区仲町1-6-1 | 浦和(170) | 209.9 | 262.4 |
さいたま市浦和区仲町3-8-10 | 浦和(1100) | 99.8 | 124.7 |
さいたま市浦和区東岸町18-18 | 南浦和(600) | 82.1 | 102.6 |
さいたま市浦和区東仲町17-3 | 浦和(200) | 108.2 | 135.3 |
さいたま市浦和区北浦和1-1-7 | 北浦和(150) | 155.2 | 194 |
さいたま市浦和区北浦和1-5-12 | 北浦和(400) | 96.6 | 120.8 |
さいたま市浦和区北浦和4-3-16 | 北浦和(110) | 155 | 193.7 |
さいたま市浦和区本太1-18-21 | 浦和(850) | 89 | 111.2 |
さいたま市浦和区本太5-39-26 | 浦和(1100) | 73.1 | 91.4 |
さいたま市浦和区木崎4-4-6 | 与野(2100) | 45.7 | 57.1 |
さいたま市浦和区領家2-7-16 | 北浦和(1000) | 71 | 88.8 |
さいたま市浦和区領家4-13-6 | 北浦和(1400) | 63.9 | 79.9 |
さいたま市浦和区領家7-14-3 | 与野(1100) | 72.3 | 90.4 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
(「国税庁 令和3年度 さいたま市浦和区 路線価図評価倍率表」)
2、路線価をもとに、土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が全国約5万地点に対して、路線価は約31万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能ですが、実際の取引で参考にしようとすると損をする場合があります。
こんなに違うの?さいたま市浦和区の公示地価と実際の取引
例えば、「北浦和(きたうらわ)」という、北浦和駅の周辺に広がる住宅地があります。
この北浦和の公示地価と実際の取引価格は、
- 公示地価:121万円/坪
- 実際の取引価格:97〜180万円/坪
と、公示地価の約0.8〜1.5倍で取引されていました。
取引価格同士で比べると、約1.8倍の価格差があります。
どちらも「第一種住居地域」と呼ばれる、戸建てや5階建ぐらいのマンションが立ち並ぶ街並みのエリアです。
駅からの距離は多少違いはありますが、これほどの価格差が考えられるでしょうか?
【浦和区北浦和の土地取引(令和元年〜2年)】
- 北浦和駅から徒歩6〜10分のエリアで、97〜180万円/坪で取引されている
- この取引情報のアンケート回収率は約2割のため、実際の取引数はこの5倍程度ある
このように、公示地価と実際の取引では、これほど価格差があるため、公示地価や路線価をそのまま参考にして不動産取引をすると、数百〜数千万円単位で結果が変わってきてしまいます。
不動産の相続では、路線価だけではトラブルの元に
そのため、遺産分割の話し合いをする場合には、路線価だけ知っていても、話し合いが進まない場合があります。
というのも、
- 路線価による評価は、自宅などの建物分の評価が含まれない
- 路線価に1.25倍すれば公示地価(国が公表した取引額の目安)がわかるが、実際の取引額とは取引額とは大きくズレる場合がある
からです。
そのため、実際の価格を調べておかないと、お互いが納得いく話し合いにならない可能性があるのです。
では、どうすればいいのか?
オススメは不動産の一括査定サービスです。
一括査定サービスとは、無料で複数の不動産会社から、不動産の査定をしてもらえるサービスです。
複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、そのまま相続するつもりなら、平均価格を知ることで、より公平な相続の話し合いをすることができます。
また、相続後に売却を考えているのであれば、より高く売れる会社が分かりますので、その点も便利ですね。
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特に、「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」の3社は、ここでしか査定を依頼できないため、大手不動産会社に査定の依頼をしたい場合には、こちらのサービスを活用するといいでしょう。
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