この記事では、札幌市清田区の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、札幌市清田区の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
札幌市清田区の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2021年1月1日現在
住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
---|---|---|---|
札幌市清田区真栄1条2-5-8 | 福住(4600) | 13.8 | 17.3 |
札幌市清田区真栄4条3-8-16 | 福住(5900) | 11.5 | 14.4 |
札幌市清田区清田2条1-13-22 | 福住(2900) | 15.8 | 19.8 |
札幌市清田区清田2条1-3-16 | 福住(2700) | 21.9 | 27.4 |
札幌市清田区清田2条2-18-19 | 福住(3400) | 16.6 | 20.7 |
札幌市清田区清田4条2-7-8 | 福住(3700) | 13.1 | 16.4 |
札幌市清田区清田6条1-8-17 | 福住(4300) | 11 | 13.7 |
札幌市清田区清田6条2-16-19 | 福住(4500) | 11 | 13.7 |
札幌市清田区美しが丘2条4-2-12 | 福住(5700) | 12.6 | 15.8 |
札幌市清田区美しが丘4条5-3-8 | 福住(6500) | 17.3 | 21.6 |
札幌市清田区美しが丘4条6-9-5 | 福住(6800) | 10.7 | 13.4 |
札幌市清田区平岡2条3-4-18 | 大谷地(3800) | 16.3 | 20.4 |
札幌市清田区平岡3条1-1-1 | 大谷地(2900) | 22.2 | 27.8 |
札幌市清田区平岡4条2-13-3 | 大谷地(2900) | 16 | 20 |
札幌市清田区平岡5条6-13-3 | 大谷地(3800) | 16.6 | 20.7 |
札幌市清田区平岡8条1-8-25 | 大谷地(1800) | 18.5 | 23.1 |
札幌市清田区平岡8条4-12-6 | 大谷地(2600) | 17.2 | 21.5 |
札幌市清田区北野3条2-2-14 | 南郷18丁目(1800) | 17.1 | 21.4 |
札幌市清田区北野3条3-16-6 | 福住(3400) | 16.5 | 20.6 |
札幌市清田区北野5条4-16-15 | 大谷地(2000) | 16.5 | 20.6 |
札幌市清田区北野7条2-17-7 | 南郷18丁目(800) | 19.5 | 24.4 |
札幌市清田区里塚1条2-18-1 | 福住(6000) | 12.5 | 15.6 |
札幌市清田区里塚2条1-2-20 | 福住(5600) | 10.9 | 13.6 |
札幌市清田区里塚2条6-21-25 | 福住(7500) | 8.1 | 10.1 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
(「国税庁 令和3年度 札幌市清田区 路線価図評価倍率表」)
2、路線価をもとに、土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が全国約5万地点に対して、路線価は約33万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能ですが、実際の取引で参考にしようとすると損をする場合があります。
こんなに違うの?札幌市清田区の公示地価と実際の取引
例えば、清田区内に「平岡10条(ひらおか5じょう)」という、地域があります。
こちらの公示地価と実際の取引を比べてみると、
- 公示地価:24万円/坪
- 実際の取引価格:8.2〜32万円/坪
と、公示地価の約0.3〜1.3倍で取引されていました。
【札幌市清田区平岡10条の公示地価】
- 大谷地駅から1,100mの距離、徒歩約14分(1分=80m)
- 72,000円/㎡ × 3.3(㎡/坪) = 24万円/坪
【札幌市清田区平岡10条の土地取引(令和元年〜2年)】
- 大谷地駅から徒歩14〜21分のエリアで、8.2〜32万円/坪で取引されている
- 公示地価・実際の取引ともに「第1種低層住居専用地域」という、似たような街並みのエリア
このように、公示地価と実際の取引では、これほど価格差があるため、公示地価や路線価をそのまま参考にして不動産取引をすると、数百〜数千万円単位で結果が変わってきてしまいます。
不動産の相続では、路線価だけではトラブルの元に
そのため、遺産分割の話し合いをする場合には、路線価だけ知っていても、話し合いが進まない場合があります。
というのも、
- 路線価による評価は、自宅などの建物分の評価が含まれない
- 路線価に1.25倍すれば公示地価(国が公表した取引額の目安)がわかるが、実際の取引額とは取引額とは大きくズレる場合がある
からです。
そのため、実際の価格を調べておかないと、お互いが納得いく話し合いにならない可能性があるのです。
では、どうすればいいのか?
オススメは不動産の一括査定サービスです。
一括査定サービスとは、無料で複数の不動産会社から、不動産の査定をしてもらえるサービスです。
複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、そのまま相続するつもりなら、平均価格を知ることで、より公平な相続の話し合いをすることができます。
また、相続後に売却を考えているのであれば、より高く売れる会社が分かりますので、その点も便利ですね。
こちらの「すまいVALUE(バリュー)」は、取引実績の多い大手6社に無料で査定を依頼することができます。
特に、「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」の3社は、ここでしか査定を依頼できないため、大手不動産会社に査定の依頼をしたい場合には、こちらのサービスを活用するといいでしょう。
地域密着企業にも依頼したいなら、イエイ
すまいバリューは大手6社しか参加していないため、地域密着の不動産会社に査定を依頼したい場合には、「イエイ」が、参加している不動産会社が1,700社以上と多いのでオススメです。
こちらのサービスでは、専門スタッフが常駐しており、不動産の取引だけでなく、相続についての相談も無料で行っているため、手続きや評価方法の計算など、様々なことで相談できるのもメリットですね。
無料で使えますので、1度調べてみてはいかがでしょうか?
コメント