この記事では、大和郡山市の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、大和郡山市の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
大和郡山市の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2021年1月1日現在
住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
---|---|---|---|
大和郡山市横田町1092番1 | 国道郡山IC(500) | 21.7 | 27.1 |
大和郡山市下三橋町508番13 | 郡山(900) | 19.8 | 24.8 |
大和郡山市九条町970番25 | 九条(1400) | 16.4 | 20.5 |
大和郡山市高田町2番1外 | 郡山(0) | 35.4 | 44.2 |
大和郡山市高田町43番52 | 郡山(230) | 24.6 | 30.7 |
大和郡山市堺町28番2 | 近鉄郡山(450) | 23.2 | 29 |
大和郡山市小泉町2234番15 | 大和小泉(980) | 18.3 | 22.9 |
大和郡山市小泉町東1丁目7番4 | 大和小泉(200) | 35.7 | 44.6 |
大和郡山市小南町488番88 | 筒井(1400) | 19 | 23.8 |
大和郡山市小林町190番2 | 大和小泉(510) | 11.2 | 14 |
大和郡山市小林町西3-1-28 | 大和小泉(600) | 24.4 | 30.5 |
大和郡山市城南町2-9 | 近鉄郡山(350) | 26.2 | 32.7 |
大和郡山市西町159番6外 | 平端(600) | 10.5 | 13.1 |
大和郡山市泉原町54番11 | 大和小泉(2700) | 17.9 | 22.4 |
大和郡山市南郡山町529番3 | 近鉄郡山(150) | 59.7 | 74.6 |
大和郡山市馬司町50番32 | 筒井(700) | 20.4 | 25.5 |
大和郡山市北郡山町145番4 | 近鉄郡山(1000) | 25.3 | 31.6 |
大和郡山市北郡山町160番25 | 九条(900) | 19.8 | 24.8 |
大和郡山市北郡山町528番40 | 九条(900) | 19.7 | 24.6 |
大和郡山市北西町135番3 | 筒井(670) | 24 | 30 |
大和郡山市柳6丁目42番 | 近鉄郡山(900) | 18.6 | 23.3 |
大和郡山市柳町128番9外 | 近鉄郡山(600) | 32.7 | 40.9 |
大和郡山市満願寺町530番15外 | 大和小泉(2200) | 17.2 | 21.5 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
2、路線価をもとに、土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が全国約5万地点に対して、路線価は約33万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能ですが、実際の取引で参考にしようとすると損をする場合があります。
こんなに違うの?大和郡山市の公示地価と実際の取引
例えば、大和郡山内に「北郡山町(きたこおりやまちょう)」と呼ばれる住宅地があります。
この北郡山町の公示地価と実際の取引価格は、
- 公示地価:25万円/坪
- 実際の取引価格:17〜47万円/坪
と、公示地価の約0.7〜1.9倍で取引されていました。
【大和郡山市北郡山町の土地取引(過去2年間)】
- 九条駅から徒歩6〜11分のエリアで、17〜47万円/坪で取引されている
- 公示地価も実際の取引ともに「第1種住居地域」という、似たような街並みのエリア
このように、公示地価と実際の取引では、これほど価格差があるため、公示地価や路線価をそのまま参考にして不動産取引をすると、数百〜数千万円単位で結果が変わってきてしまいます。
不動産の相続では、路線価だけではトラブルの元に
そのため、遺産分割の話し合いをする場合には、路線価だけ知っていても、話し合いが進まない場合があります。
というのも、
- 路線価による評価は、自宅などの建物分の評価が含まれない
- 路線価に1.25倍すれば公示地価(国が公表した取引額の目安)がわかるが、実際の取引額とは取引額とは大きくズレる場合がある
からです。
そのため、実際の価格を調べておかないと、お互いが納得いく話し合いにならない可能性があるのです。
では、どうすればいいのか?
オススメは不動産の一括査定サービスです。
一括査定サービスとは、無料で複数の不動産会社から、不動産の査定をしてもらえるサービスです。
複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、そのまま相続するつもりなら、平均価格を知ることで、より公平な相続の話し合いをすることができます。
また、相続後に売却を考えているのであれば、より高く売れる会社が分かりますので、その点も便利ですね。
こちらのサービス「イエイ」では、専門スタッフが常駐しており、不動産の取引だけでなく、相続についての相談も無料で行っているため、手続きや評価方法の計算など、様々なことで相談できるのもメリットですね。
無料で使えますので、1度調べてみてはいかがでしょうか?
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