今回の動画は、「国連演説から見えてきた、イギリス潰しを両面作戦で始める高市とトランプ」ということで、やっていきたいと思います。
1、はじめに
9/22に、トランプは国連で演説を行い、俺は世界の戦争を8つも終わらせたとか、アメリカ経済は俺のおかげで今は絶好調だ!とか、いつもの 自慢話と共に、
国連が機能不全になっていること と、「イランを潰すべきか?ベネズエラでの作戦 は成功だった。キューバも潰れるだろう」 みたいなことを喋って、戦争抑止が全くできていない国連の無能さをさらけ出していました。

さらに、国連予算を削減して、米国職員を4000人 削減すると宣言し、世界炭素税の導入を阻止し、 世界政府とかあり得ねえから、とか、国際刑事裁判所 ICCを 「邪悪な集団」と非難し、各国に脱退を求めました。
昨年から大統領に復帰したトランプは、昨年の国連演説でも言いたい放題でしたが、今年はさらにイラン戦争やベネズエラ侵攻などの、実際の行動に出てますので、さらに国連に喧嘩を売ってる感じでしたね。

また、今回の国連演説をいくつか見てみた感じでは、アルゼンチンのミレイ大統領が、かなり痺れるようなことを言ってました。
一部抜粋しますと、
「つまり、それ(国連)は善意の官僚を装った、致命的に傲慢な寄生虫階級を養うだけの、役に立たない組織になってしまったのだ。ここで、ミーゼスの言葉を思い出してほしい。“善良な人々は、同胞の生活をコントロールしようとは考えない”」
「しかし、この組織にとって最も悪質な例、永遠の恥辱となるべき例は別のところにある。それはパンデミックへの対応だ。(中略)それを表す言葉はただ一つ、ジェノサイドだ」
以上です。
完全に国連の官僚たちを寄生虫呼ばわり、無能呼ばわり、存在価値がゼロの人間の集団の集まり、いやむしろ、逆に害悪を与えてくるような、人殺し集団とdisりまくっていました。
また、現在アルゼンチンは、イギリスに対してフォークランド諸島を返せとブチギレており、そのことについても、国連の調停能力の無さを批判してましたね。
このような感じで、今年の国連総会は、各国の首脳による国連ディスりがエスカレートしていて、それがトランプのイラン戦争、プーチンのウクライナ戦争の長期化もあって、国連の権威がかなり崩れ落ちてきている印象を受けました。
ところがです。

今回の国連での演説で、我らが日本の高市首相はどうだったのか?というと、トランプが各国に脱退しろと言ってきた国際刑事裁判所 ICCについても、しっかり支援するといい、ウクライナ戦争についても、ウクライナ側に立って、ロシアへの制裁を続けていくと、まるで欧米のグローバリストが喜びそうなことを言っていたのです。
高市首相といえば、トランプと仲良し政権なはずなのに、まるでトランプと言ってること、立場が逆だったのです。これは一体、どういうことなのでしょうか?
今回の動画では、この点について考察していきます。
それでは、参りましょう。
2、国連とイギリスの関係
まず現在の国連という組織が、いかに英米のグローバリストによって作り替えられてきたのか?について、ざっと見ていきます。

そもそも、なぜ国連があるのか?というと、
- 世界の平和と安全
- 国家間の友好関係の発展
- 国家間の問題の解決、人権の尊重
など、まあ世界各国のゴタゴタをなるべく無くすように、仲介するような仕組みを作るためにあるといえます。
これらの目的のために、例えば、世界保健機構 WHO、ユネスコ、IMF、世界銀行、 WTO、気候変動政府間パネル など、いろいろな下部組織が、それぞれの担当部署で動いています。

しかし、今回の各国首脳の演説で見ても分かる通り、国連に対する評価は、現在地に落ちています。その理由は、もちろん、全く機能していないからです。
現在のイラン戦争、ウクライナ戦争、過去には、イラク戦争、ユーゴスラビアへのNATO空爆など、国連が抑止力とならず、各国が勝手に戦争やら武力行使を行い続けてきた歴史しかありません。
こちらの記事は、朝日ゴミ新聞のものですが、「(米露中など)帝国」のせいで、国連が無力になったみたいに言ってるが、それより以前から機能不全だったのです。
では、いつから国連は、機能不全になっていたのでしょうか?
ここからは、アホの国イギリスが関わっていた5つの戦争・紛争と、国連の対応を見ていくことで理解していきましょう。
(1)第二次中東戦争(スエズ動乱)
まず1つ目は、第二次中東戦争、スエズ動乱です。

スエズ動乱は、1956年7月にエジプトのナセル大統領がスエズ運河を国有化宣言したことを受けて、イギリスがフランス、イスラエルを誘って攻め込んだ戦争のことです。
戦後になっても、まだイギリスというアホな国は、帝国主義的な頭が抜けてなかったんですね。
しかし、当然ですが、昔俺たちがぶんどった権益を返せと言われたからって、戦争を仕掛けるアホに、ついていく国なんてありません。
そこで、当時のアメリカ大統領だったアイゼンハワーは、この戦争に大義はないと判断し、イギリスへの石油支援などを止めて、さらに国連総裁の決議で停戦と外国軍の撤退を要求したことで、イギリスはボロボロになって撤退しました。
この頃は、アホな国が当然の報いを受ける、まともな時代だったと言えるでしょう。
これは、アメリカが国連を使って、イギリスの横暴を防いだ事例だったといえます。
しかし、こんな時期も長くは続きませんでした。
(2)コンゴ動乱
2つ目は、コンゴ動乱です。

コンゴ動乱は、1960年6月にベルギーから独立したところ、コンゴ軍の反乱が発生し、自国民の保護名目でベルギー軍が介入して、騒ぎが拡大へ向かった紛争です。
さらに、この時、鉱山が豊富なカタンガ州が分離独立しました。
国連は、ベルギーの軍事介入を退けるために国連軍を派遣したが、分離独立したカタンガ州の統合には「内政干渉」として兵を貸しませんでした。
ちなみに、イギリスとベルギーは、このカタンガ州の鉱山権益を持っていたので、分離独立は都合が良かったという状況でした。

ところが、2代目国連事務総長のハマーショルドは、1961年にカタンガ州とコンゴの中央政府との調停に乗り出して、コンゴを訪問しました。そうしたら、なんと飛行機が墜落して死亡してしまったのです。
この時、国連のスタッフも含めて16人が亡くなりました。
それで長らく、この墜落事故は原因不明とされていて暗殺説も持ち上がっていまして、現在も調査中とのことなのですが、犯人はイギリスだと思います。
理由は、大きく3つあって、
1つ目は、事故現場が、イギリス統治下の北ローデシア(現ザンビア)だったこと
2つ目は、SAIMRという組織が、英米から支援を受けて暗殺したという南アの公開文書があるということ
そして、3つ目は、イギリスは、カタンガ州に鉱山権益があったということ
です。
つまり、イギリスというアホの国は、自分たちの利益のためなら、国連の事務総長すら撃墜して殺すような、気狂っぷりを1960年ごろからやり始めていたのです。あいつらはマジで、昔からテロ国家なんですね。
そんなこともあって、これ以降、ビビった国連は、イギリスやアメリカの言いなりになっていきました。
(3)ビアフラ戦争(ナイジェリア)
国連とイギリスとの関係の3つ目は、ビアフラ戦争です。

ビアフラ戦争は、1967~70年にナイジェリアで起こった戦争で、イボ族がビアフラ共和国として、分離独立を宣言したことを受けて、連邦政府が武力鎮圧に向かい、数百万人が犠牲となった戦争です。
旧宗主国のイギリスは、連邦政府へ武器支援を行い、国連は「内政不干渉」として国連軍を派遣しなかったため、数百万人のイボ族が内陸部に押し込められ、経済封鎖で食糧がない中で餓死したという、戦後とは思えないジェノサイドが行われた戦争でした。
ドイツは第二次世界大戦でユダヤ人をジェノサイドしましたが、イギリスはナイジェリアでイボ族をジェノサイドに加担してたんですね。
この戦争は、日本も含めて、世界中でニュースとして広まり、かなり批判を浴びたようでしたが、国連は何の役にも立たなかったので、すでに当時から国連の機能不全が露呈していたと言えるでしょう。
(4)ユーゴスラビアへのNATO空爆
4つ目は、ユーゴスラビア内戦における、NATO空爆です。

(参考:wiki「NATO bombing of Yugoslavia」)
ユーゴスラビアへのNATOによる空爆は、1999年3~6月に行われました。
セルビアによるコソボ、アルバニアへの民族浄化を問題視した英米NATOが国連の承認なしに作戦を行なったもので、ここでも国連の機能不全が露呈していました。
ビアフラ戦争では、「内政不干渉」と言って、国家の統一の維持を支持してたくせに、この頃からイギリスは「民族自決」を謳い始めました。
つまり、自分の都合に合わせて「民族自決(人権)」と「内政不干渉」を使い分けるのがクズの国イギリスなんですね。
(5)ウクライナ戦争
そして5つ目は、ウクライナ戦争です。

2022年2月から始まったウクライナ戦争は、2014年のマイダン革命で英米NATO諸国が、親露のヤヌコビッチ政権を倒すために海外から兵士を入れての政権転覆活動を行ったことが発端です。
さらに、マイダン革命後に、東部のロシア系住民への攻撃も始まり、ロシアがロシア系住民を支援したことで紛争となり、ウクライナ軍が負けて2014年のミンスク合意に至りました
しかしその後、英米を中心にウクライナ兵を訓練、軍事支援を行い、ロシアに攻めてきそうになったため、2022年にロシアから戦争を仕掛けて現在に至ります
2014年のマイダン革命以降に、ウクライナ政府が行った国内のロシア系住民に対する虐殺は、調査を遅らせることでのらりくらりとかわし、ロシアを悪者だと騒ぎ立ててきたのが英米のメディアであり、国連もそれに乗せられたという形で、当時の国連は、完全に英米のグローバリストに乗っ取られたものだったと言えるでしょう。
というわけで、ここまで主にイギリスと国連との関係について、5つの戦争・紛争を通じてみてきましたが、事務総長のハマーショルドを暗殺したあたりから、すでにイギリスという国は、国連を自分たちの道具として使うぐらいにしか考えていなかったことがわかりますね。
あのアホの国は、世界の平和とかそういうものには微塵も興味のない国だということなのです。
3、高市とトランプのイギリス潰し両面作戦
しかし、そうなると不思議なのは、現在の日本ですよね。
9/23に、高市首相は国連でゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナ支援とロシアへの制裁の継続を約束しています。

また、国連演説ではICCなどの国際組織への支援も明確にしており、トランプとは真逆の態度です。
トランプは、そういうアホなイギリスを潰すためにあれこれ動いているわけですが、トランプと仲良しなはずの高市首相が、なぜトランプと歩調を合わせないのでしょうか?

おそらくですが、その理由は、イギリスを「正義」の側から逃がさないためでしょう。
これまでイギリスは、裏ではここまでご紹介したような感じで、酷いことしかやってこなかったのですが、BBCやCNNなど、欧米の主要メディアを味方につけてきたため、「正義」「真実」の側で都合のいいことをやり続けてきました。
例えば、
①マイダン革命を隠蔽して、ウクライナ戦争を全てロシアのせいにした
②保守政党を「極右」呼ばわりして、大量移民の受け入れを押し付けてきた③気候変動詐欺をでっち上げて、CO2を悪者に仕立て上げて、途上国の開発を邪魔した
など、まあ、いろいろありますが、基本的にはイギリスは「正しい側」「正義の側」「ルールを作る側」にいることで、有利に立とうとしてきました。
トランプが脱退をしようぜと世界各国に提案して、高市が絶対に支援すると言ってたICCについても、同様です。

フィリピンのドゥテルテ元大統領は、フィリピンがICCから脱退しているのに、国内で逮捕され、オランダのハーグに連れて行かれました。
元大統領報道官は、ICCに捕まった人間は、アジア、アフリカなどの旧植民地だけで、欧米で捕まった例はほとんどないと告発してる。
このように、ICCなどの国際的な司法組織は、英米の悪事を当事国の誰か1人を悪者に仕立て上げることで隠蔽する仕組みなのです。
その具体例としてわかりやすいのは、ユーゴスラビアのミロシェビッチでしょう。

ミロシェビッチは、ユーゴスラビア内戦の当時、セルビアの大統領だった人物で、コソボやボスニア・ヘルツェゴビナのイスラム教徒に対するジェノサイドで捕まりました。
ミロシェビッチは、2000年の大統領選挙で敗北し、2001年1月にハーグ国際刑事裁判所の代表事務所がベオグラードに開設され、ユーゴスラビア警察がミロシェビッチを逮捕、オランダに送還されました。
これを受けて、国際社会は12.5億ドルの支援を決定。アメリカは以前からミロシェビッチ逮捕を条件として要求していたのです。
ユーゴスラビア内戦は、NATO諸国がいろいろと工作して、内戦を煽りました。しかし、ミロシェビッチに全部責任を負わせることで、NATOの悪事を有耶無耶にすることができたのです。

そして、現在のICCも全く同じことをやってるように思います。
ICCは、ウクライナ戦争を仕掛けたプーチンを悪者に仕立て上げて、戦争犯罪の罪で逮捕状を出しています。
もちろん、ロシアがウクライナへ侵攻したのは、紛れもない事実です。
ですが、英米NATOやウクライナ政府が、戦争準備をしていた、化学兵器の研究所もたくさん作っていたという、ロシア側の主張は全く無視されて、プーチンを極悪人として、国際的な評価を失墜させようとしています。
欧米メディアをコントロールすることで、英米を「正義の側」に立たせて、アメリカに金と兵器を出させて、裏でほくそ笑むというのが、イギリスというクズな国の企みだったのでしょう。ここまでは計算通りだったと思います。
ところが、ここからがおかしなことになっていきました。

アメリカがトランプ政権になって、ウクライナ支援をやめて、ロシアもウクライナ戦争を長期化させて、戦争が終わらないのです。
これを受けて、裏でほくそ笑んでいたイギリスが前に出てこざるを得なくなり、ウクライナと100年パートナーシップとか言って、毎年何千億円という金を出す羽目になり、イギリス本国や世界中に展開している基地の維持が難しくなってきたのです。
イギリスは「正義」の名の下に支援を表明した手前、自分たちの懐が寂しいからと辞めるわけにはいきません。
バーナム新首相も、就任早々にウクライナに行って「100%支持する」と表明してますから、今後もこの方針は撤回されず、イギリスはどんどん財政的に苦しくなっていくのが確定しています。
高市首相がICCを支持する、ウクライナを支援する、と言ってるのは、このイギリスの「正義」を撤回させないためなのです。
「お前が始めた物語だろ」というわけですね。

それで、今回のトランプの国連演説では、いつもの好き放題言ってる感が満載だったのですが、最後の締めくくりに、非常に挑発的なことを言ってました。
一部抜粋しますと、
「1776年、ジョージ・ワシントンが独立宣言を兵士たちに読み上げるように命じたのは、まさにここNYでした。
愛国者たちは、その不朽(ふきゅう)の言葉を初めて耳にした時、NY港の向こうに、自由の大義を打ち砕くために到着したばかりの、100隻を超えるイギリスの侵略艦隊を目にしました。
(中略)
もし私たちが全人類の敵に対して力強く団結して立ち向かい、恐怖と疑念に屈服させようとする声(グローバリストのこと)に耳を貸さず、国民に対する義務から決して逃げないならば、共に大胆な行動を通してこの世界をはるかに安全で、はるかに良い場所にすることができるだろう」
以上です。
まるで、俺たちの敵はイギリスなどのグローバリストであり、それを打ち破れば、平和になれると言ってるようですね。
うちのチャンネルでは、トランプ政権はイギリス潰し政権だと言ってきましたが、これまでは、そのような言葉を直接イギリスに向かって、トランプは発言してきませんでした。
ですが、もう隠す必要もないと思い始めたのでしょうか?
かなり露骨に、イギリス潰しを言い始めたように思いますね。
そして、これからのイギリスはどうなるのか?というと、またまた酷いニュースが出てきてました。

9/21に、イギリスの嫌われ者政治家のジェイコブ・リース・モッグ卿が、ロシアが攻めてくるから、イギリス人は、死んでも戦争に出ろ!と高級邸宅で撮った動画をSNSに投稿して、国民がブチギレさせていました。
イギリスの政治家や官僚は、不法移民への福祉は手厚いくせに、国民はボロ切れぐらいにしか考えていません。
そして、ウクライナ戦争から手を引けないため、この傾向はさらに続く。
イギリスは
①財政破綻
②国民による”カラー革命”
③戦争でロシアに降伏
のいずれかしかないような気がしますね
というわけで、今回の話をまとめると、こんな感じになります。


という感じですね。
高市政権の外交姿勢は、一見すると、石破政権の頃とさほど変わってない、国際協調路線に見えるので、「高市は保守ではない。欧米にいいように使われてる」という批判的な見方が、YouTube上でも増えているような印象です。
しかし、トランプが今世界をどう変えようとしているのか?
欧州各国や日本、ロシア中国が、それぞれどんな動きをしているのか?
それに合わせて、日本の行動や態度が、どんな意味を持つのか?
という視点で見ないと、なかなか評価できないような気がしますね。
うちのチャンネルは、イギリスdisり芸人として、トランプがイギリス潰しのために、日本に何をやらせようとしているのか?という視点で見ていますが、この見方をとると、現在の高市政権のやってることは、案外ストレスなく見れるように思います。







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