(本ページはプロモーションが含まれています。該当するサービスには、【PR】と表記しております)
この記事では、不動産の一括査定サービス(以下「一括査定」)の選び方について解説します。
一括査定は、ネットの広告でもたびたび目にすることがあると思います。
ですが、
- 売ると決めたわけでもないのに、査定なんてする気が起きない
- 不動産会社から勧誘がありそうで嫌だ
- いろいろなサービスがあって、どれを選べばいいか迷う
などの理由から、使ったことのない人が大半ではないでしょうか?
そこで、この記事では、これらの疑問に答えながら、後悔しないサービスの選び方について解説していきます。
1、不動産の一括査定は、どんな時に使えるのか?
(1)不動産の一括査定の仕組み
最初に一括査定の仕組みについて、カンタンに説明します。
一括査定は、あなたが知りたい不動産について、複数の不動産会社から「いくらで売れるか?」を教えてもらえるサービスです。
査定結果を教えてくれるのは、不動産会社なので、一括査定はその窓口という位置付けです。
住所や連絡先などの簡単な登録をすると、当日〜翌々日ぐらいまでに各社から査定についての連絡がきます。
査定方法は「机上査定」と「訪問査定」の2種類のどちらかを選べるサービスがほとんどで、机上査定を選ぶとメールでのやり取りで連絡が届くのでカンタンです。
机上査定は、メールでのやり取りでカンタン
(2)一括査定を活用するメリット
一括査定を使うメリットは大きく分けて3つあります。
それは、
- あなたの不動産の相場がわかる
- 得意な業者が探せるので、高く売れる可能性が上がる
- ダマされなくなる
の3点です。
Ⅰ あなたの不動産の相場がわかる
こちらの記事で詳しく解説しましたが、不動産の取引情報をネット上で調べることは難しいです。
というのも、あなたの不動産と同じ条件のものは世界中を探しても見つからないため、周りの取引データを参考にしなければいけないのですが、この取引データは個人情報が含まれるので不動産会社しか見ることができないからです。
例えば、公示地価を参考にしようとしても、実際の取引価格とは大きく乖離している場合があります。
また、国土交通省がアンケートで集めている取引情報も全体の取引の約15%しかないため、地域によっては全く情報が手に入らない場合も多いのです。
そのため、正確な相場を知るには、なるべく多くの不動産会社から情報を集めることが重要です。
その点、一括査定を活用すれば、複数の不動産会社から「いくらで売れそうか?」を教えてもらえますから、大きく判断が狂うこともなく相場を把握することができるんですね。
Ⅱ 得意な業者を探せるので、高く売れる可能性が上がる
HOME’Sが行ったアンケート調査によると、不動産を売却した人のうち、「2割以上の人が査定内容よりも100万円以上安く売却していた」という衝撃的な事実が判明しました。
売却した人のうち、2割以上が100万円以上も値下げして売却している
(参考:HOME’S 「家を査定相場より高く売れる人、売れない人の差とは?」)
理由はいろいろ考えられますが、1番大きい理由は、得意な不動産会社と契約しなかったからでしょう。
というのも、不動産会社も地域や物件によって、得意・不得意があるからです。
その地域で得意な会社とは、
- その地域での取引件数が多いので、相場に詳しい
- 店舗やネットでの集客力があるので、有望な買い手を見つけやすい
- 買い手をその気にさせるノウハウがある
といった特徴を持っている会社のことです。
当然のことですが、このような会社を見つけるには、何社にもアプローチしなければ探すことはできません。
上の調査でも、査定を依頼した会社数は、平均すると2社以下でした。普通の人は何社も探すのが面倒だからと、1〜2社しか相談しないんですね。
その結果、得意な会社と契約することなく、うまく買い手を探すこともできず、値下げをして売却をすることになってしまうのです。
逆を言えば、一括査定を使えば、簡単に5、6社以上の不動産会社から査定がもらえるため、得意とする会社を探せる可能性が上がるわけです。
Ⅲ 悪徳業者にダマされなくなる
どんな業界にも、一定数の悪徳業者はいるものです。
特に不動産の売買は、数百万〜数千万円単位のお金が動きますし、全国に12万社以上あるため、悪徳業者に当たる可能性がないわけではありません。
以前に10万部以上の有名経済誌「週刊ダイヤモンド」のオンライン記事で、不動産会社の「囲い込み」という手口が紹介されていましたが、一部の大手企業でも売主を食いモノにしているという内容でかなりの反響があったようです。
(参考:「大手不動産が不正行為か 流出する“爆弾データ”の衝撃」)
その根本的な原因は、「1社だけと契約することで、情報のコントロールを受けてしまう」からです。
相談する相手が、契約した不動産会社だけになってしまうので、その会社が「売れないので値下げしましょう」と言ってくれば、「そうなのかな、、、」とダマされてしまうのです。
このようなダマシの手口にあわないようにするには、複数社の情報源を持つことが重要です。
その点、一括査定を使えば、複数社から査定がもらえるため、ダマされにくくなるんですね。
2、どのサービスがいいのか?8社を比較して検証
比較するポイントは3つ
冒頭でもお伝えしましたが、一括査定は売主と不動産会社を仲介するサービスなので、あくまで査定を教えてくれるのは不動産会社です。
なので、利用するサービスによって、違う点は3点だけです。
それは、
- 参加社数:査定してくれる会社が多いか少ないか
- 参加社の質:査定してくれる会社がヤバイかヤバくないか
- 査定後のフォローがあるかどうか
の3点です。
この3点について、代表的なサービス8社について比較して検証しました。
ⅰ 査定してくれる会社が多いか、少ないか
不動産会社は、全国に約12万社あると言われています。
一括査定の運営会社は、それらの会社に1社1社アプローチをして、参加してもらっているわけですが、1番多いサービスでも1,700社程度しか参加していません。
HOME’Sが1番多くて、約1,700社
サービス名 | 参加社数 | 机上査定 |
HOME’S | 1,694社 | ○ |
イエウール | 1,600社 | ○ |
スマイスター | 1,400社 | × |
HOME 4 U | 1,000社 | ○ |
イエイ | 1,000社 | ○ |
リガイド | 600社 | ○ |
スモーラ | 2,500店舗(賃貸含む) | ○ |
すまいVALUE | 6 | ○ |
参加者数が多ければ、複数の不動産会社から査定がもらえるので、より多くの情報を手に入れることができます。
また、HPを見ただけでは、どこの会社がその地域を得意とするのか、わかりにくいものです。
その点、実際に査定してもらう際に、「なぜ、この価格でなら売れると思うのか?」を詳しく教えてもらう中で、どの会社が信頼できる会社なのかを確認することもできます。
査定書は、大手の方が詳しい傾向
また、不動産会社にも大手企業から中小の地元の企業まで、様々です。
大手は全国展開していますし、営業マンの転勤も多いので、その地域に必ずしも詳しいとは限りませんが、査定書などの資料が充実している傾向にあります。
ですから、「なるべく詳しい情報が欲しい」ということであれば、大手企業の参加数の多いサービスを活用するのも1つの方法でしょう。
仲介大手の参加社数が1番多いサービスは、イエウール
仲介実績の大手15社が、どの一括査定に参加しているかを調べた結果がこちらです。1番大手の不動産会社が参加しているのは、イエウールというサービスでした。
また、すまいVALUEは、大手6社だけが参加しているサービスです。大手からだけ査定をもらいたいという方は、こちらが1番でしょう。
ⅱ 参加社の質:ヤバイ会社は参加しているのか?
不動産会社に「しつこい」「強引」というイメージを持っている人って多いと思います。
一括査定を申し込んで、変な会社に当たったら嫌ですよね。その辺は、どのような対策をしているのでしょうか?
この点を重視して、対策をしているのは3社です。
HOME 4 U |
・悪質な行為がないか、パトロールして監視をしている ・クレームがあった会社はサービス参加を停止 |
イエイ | ・クレームがあった会社の契約を解除 |
イエウール | ・クレームがあった会社の契約を解除 |
このように、「しつこい勧誘があった場合に、契約を解除する仕組み」にすることで、安心して使えるサービスにしているんですね。
ⅲ 査定後のフォローがあるか?
一括査定は不動産会社と不動産の持ち主を結びつける仲介サービスなわけですが、「イエイ」だけは、査定を申し込んだ後のフォローにも対応してくれます。
具体的には、
- 税金や相続などのメール相談
- 断りづらい時に、代わりに不動産会社に電話を入れてくれる「お断り代行サービス」
の2つのサービスを用意しています。
イエイは、相談やお断り代行などのサービスが充実
もし、不動産会社以外にも、相談する人がいたら心強いと思うならば、イエイがオススメですね。
オススメのサービス2社の紹介
では、ここまでの検証結果から、あなたの不動産の状況や、受けられるサービスから、オススメの2社をご紹介します。
【PR】HOME’S
参加社数:1,694社
利用者数:420万人
机上査定:可能
大手不動産サイトが運営している一括査定サービスです。
HOME’Sの運営会社「ライフル(LIFULL)」は、東証一部に上場している会社で、個人情報などの管理も厳しく安心です。
また、参加社数がもっとも多いため、地方や郊外の物件でも広く対応してくれるのが強みです。
【PR】イエウール
参加社数:1,600社
利用者数:450万人
机上査定:可能
参加社数が1,600社と多く、大手企業の参加社数も15社中9社と、もっともバランスのとれたサービスがこちらのイエウールです。
クレーム企業は契約解除される仕組みなど、不動産会社のしつこい勧誘を防止する仕組みもあるため、利用者数が多いのも特徴です。
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