【2024年版】川口市の土地価格|上昇・下落した理由|今後の見通し | イエ&ライフ

【2024年版】川口市の土地価格|上昇・下落した理由|今後の見通し

川口市 埼玉県

この記事では川口市の

  1. 公示地価、基準地価
  2. 土地価格がこれまで上昇・下落した理由
  3. 今後どうなるのか?

の3点について解説しています。

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1、川口市の土地価格

(1)公示地価(2024.1.1現在)

*変化率が空白:2019年のデータがない場合

住所または地番最寄駅(m)坪単価(万円)前年比5年前比
川口市大字小谷場字岡ノ下521番5南浦和(1100)77.28.8%30.0%
川口市大字芝字上谷沼6990番15外南浦和(1500)73.68.8%32.0%
川口市芝4-19-32蕨(850)96.78.1%27.9%
川口市大字西立野字寺ヶ崎400番103戸塚安行(470)628.0%25.3%
川口市戸塚4-20-14東川口(1100)85.17.9%25.2%
川口市戸塚南3-2-5戸塚安行(550)85.57.9%27.0%
川口市大字芝字塚越田中4982番1蕨(1300)72.67.8%22.9%
川口市西川口2-14-3西川口(700)102.37.6%22.5%
川口市西青木3-15-35西川口(1100)107.67.6%23.0%
川口市芝下1-5-23蕨(1700)74.97.6%22.7%
川口市南鳩ヶ谷5-18-6南鳩ヶ谷(430)84.57.6%28.0%
川口市中青木4-14-18川口(2100)89.87.5%22.5%
川口市南前川2-9-17西川口(1800)81.57.4%24.1%
川口市芝1-18-19蕨(1500)82.57.3%22.0%
川口市上青木1-13-29西川口(2000)77.97.3%24.2%
川口市前川4-18-21蕨(2200)77.97.3%22.3%
川口市元郷5-17-6川口元郷(880)83.27.2%25.4%
川口市芝中田2-18-20蕨(1200)997.1%23.0%
川口市上青木西3-10-24西川口(2100)79.57.1%23.6%
川口市戸塚東4-8-17東川口(1400)707.1%23.3%
川口市西青木1-7-21西川口(960)110.67.0%25.5%
川口市戸塚東2-13-20東川口(1100)80.57.0%25.8%
川口市大字小谷場字台1045番9南浦和(830)95.77.0%22.4%
川口市西青木1-19-6西川口(720)123.86.8%22.5%
川口市西川口3-8-24西川口(660)103.66.8%19.4%
川口市坂下町2-2-20鳩ヶ谷(450)88.16.8%18.7%
川口市東川口6-21-11東川口(760)77.96.8%22.9%
川口市大字安行藤八字道下840番70戸塚安行(430)67.76.8%22.0%
川口市東本郷1-7-6県道さいたま草加線(0)57.46.7%26.1%
川口市芝塚原2-18-21蕨(1400)79.26.7%21.8%
川口市戸塚3-29-10東川口(780)90.46.6%20.2%
川口市末広2-14-13川口元郷(950)80.96.5%21.3%
川口市芝中田2-23-16蕨(1400)86.86.5%14.3%
川口市青木4-26-38川口(2200)76.96.4%23.9%
川口市東領家4-13-13都道高速葛飾川口線加賀出入口(580)66.36.3%24.8%
川口市領家5-6-37川口(2900)66.76.3%30.3%
川口市大字新井宿字諏訪山1112番26新井宿(750)50.26.3%10.9%
川口市東領家1-8-26川口元郷(1800)67.36.3%19.3%
川口市北原台3-12-19東川口(1800)57.86.1%12.9%
川口市大字芝字下2386番3蕨(2300)63.76.0%16.3%
川口市西川口3-31-11西川口(430)139.96.0%20.1%
川口市戸塚2-26-9東川口(450)1005.9%15.2%
川口市末広3-18-10川口元郷(1700)71.35.9%18.7%
川口市大字安行吉岡字大原1409番37新井宿(1400)47.55.9%9.9%
川口市前川3-19-15蕨(2900)65.75.9%17.8%
川口市上青木西2-2-14西川口(1600)91.15.7%22.7%
川口市新井町23-4川口元郷(1300)73.35.7%
川口市芝新町4-32蕨(150)184.15.7%15.8%
川口市上青木4-7-7西川口(2900)74.65.6%19.6%
川口市並木4-6-18西川口(750)118.55.6%19.7%
川口市朝日2-18-4南鳩ヶ谷(800)81.85.5%18.7%
川口市西川口1-6-3西川口(100)2035.5%14.1%
川口市上青木6-9-14蕨(3000)63.75.5%15.6%
川口市栄町1-19-23川口元郷(320)140.35.5%29.6%
川口市南鳩ヶ谷7-18-6南鳩ヶ谷(860)66.35.2%17.5%
川口市朝日3-13-9南鳩ヶ谷(800)79.95.2%19.2%
川口市南鳩ヶ谷2-19-22南鳩ヶ谷(980)60.15.2%15.2%
川口市東川口4-2-15東川口(580)88.45.1%16.5%
川口市元郷3-8-8川口元郷(1100)705.0%17.8%
川口市前上町5-13蕨(2500)70.34.9%15.1%
川口市北園町3-16東浦和(1500)65.74.7%15.0%
川口市前川3-50-17蕨(3100)58.44.7%14.9%
川口市仲町11-44川口(1400)110.94.7%21.7%
川口市飯塚3-9-7川口(800)141.24.6%24.8%
川口市芝2-27-9蕨(1200)89.84.6%14.8%
川口市大字伊刈字高木484番2蕨(2500)61.14.5%14.2%
川口市大字辻字永堀857番2鳩ヶ谷(750)53.54.5%12.5%
川口市栄町3-12-2川口(430)458.74.5%16.8%
川口市南町2-8-27川口(1400)107.34.5%19.9%
川口市並木3-5-23西川口(450)155.14.4%
川口市柳崎4-16-22東浦和(900)77.94.4%14.6%
川口市大字道合字壱貫目493番10蕨(4500)46.94.4%10.1%
川口市並木1-7-38西川口(800)125.44.4%29.7%
川口市幸町3-10-2川口(580)215.24.3%16.4%
川口市大字安行領根岸字台1827番7蕨(3700)56.14.3%
川口市赤井1-25-22川口(4900)56.44.3%12.5%
川口市幸町1-3-24川口(800)212.94.2%20.6%
川口市桜町5-5-36新井宿(760)49.84.1%11.0%
川口市本町3-8-12川口(640)176.24.1%
川口市幸町2-3-10川口(600)254.14.1%15.4%
川口市大字榛松字中海老田757番2草加(3200)42.64.0%10.3%
川口市東領家3-23-2川口(3600)59.74.0%11.7%
川口市朝日6-9-18川口元郷(1700)68.64.0%14.3%
川口市江戸3-29-3川口(4200)51.84.0%9.8%
川口市本町4-1-5川口(190)445.53.8%16.4%
川口市大字源左衛門新田字西原300番86東浦和(2300)44.63.8%9.8%
川口市大字安行慈林字堂下1011番6外新井宿(1300)44.63.8%8.9%
川口市北原台2-14-32東川口(1500)71.63.8%15.4%
川口市川口5-11-25川口(1100)126.13.8%20.9%
川口市中青木1-2-15川口(950)145.53.8%20.5%
川口市青木2-3-15川口(1400)127.43.8%26.6%
川口市長蔵3-8-5戸塚安行(1200)63.73.8%12.9%
川口市並木4-12-8西川口(1100)100.73.7%15.1%
川口市柳根町21-3蕨(3200)58.13.5%12.1%
川口市安行出羽5-13-8戸塚安行(1900)49.23.5%8.8%
川口市坂下町3-12-14鳩ヶ谷(650)73.93.2%16.1%
川口市大字安行吉蔵字中道東23番26戸塚安行(2400)42.63.2%8.4%
川口市青木1-3-15川口(1100)151.13.2%19.0%
川口市大字峯字後842番29草加(3000)43.93.1%
川口市川口2-2-17川口(160)225.13.0%13.7%
川口市東本郷2-2-29川口(5400)48.22.8%7.4%
川口市大字東本郷字本郷前567番42見沼代親水公園(1200)50.52.7%6.3%
川口市栄町3-5-1川口(150)7592.7%13.9%
川口市大字東内野字金崎518番2外東浦和(1900)41.32.5%5.9%
川口市大字安行原字半縄下14番6川口(7500)41.62.4%
川口市大字里字北谷1190番758新井宿(1100)44.22.3%7.2%
川口市差間2-13-12東川口(1900)45.92.2%6.1%
川口市大字前野宿字上野72番52川口(6400)39.91.7%4.3%
川口市大字安行北谷字市場595番10獨協大学前(2700)44.2

 

(2)基準地価(2024.7.1現在)更新

*変化率が空白:2019年のデータがない場合

住所または地番最寄駅(m)坪単価(万円)前年比2019年比
川口市西川口1-18-16西川口(250)145.210.0%22.2%
川口市東川口2-1-3東川口(70)138.69.1%20.0%
川口市芝樋ノ爪2-13-5蕨(900)92.18.1%23.5%
川口市芝2-8-25蕨(1100)99.77.5%23.3%
川口市戸塚東2-13-20東川口(1100)83.27.2%24.8%
川口市西青木2-8-32西川口(800)118.57.2%20.5%
川口市上青木1-5-38西川口(1500)91.76.9%24.7%
川口市本蓮2-21-12見沼代親水公園(1000)61.76.9%15.4%
川口市大字小谷場字岡ノ下750番6南浦和(1000)87.56.9%20.5%
川口市西青木1-19-6西川口(720)126.46.7%21.2%
川口市芝富士1-5-14蕨(1300)79.96.6%22.8%
川口市本蓮4-4-14新郷ランプ(770)60.76.4%26.0%
川口市飯原町5-13川口(1400)89.46.3%23.2%
川口市上青木西3-10-24西川口(2100)81.56.0%22.3%
川口市上青木西4-19-6蕨(2300)77.95.8%18.0%
川口市上青木2-43-13西川口(2500)66.35.8%18.2%
川口市川口4-5-3川口(510)187.85.6%15.7%
川口市三ツ和2丁目25番6南鳩ヶ谷(1000)64.45.4%18.2%
川口市並木3-1-20西川口(100)242.25.3%14.7%
川口市上青木西1-7-19西川口(1500)85.15.3%18.3%
川口市朝日5-6-21南鳩ヶ谷(1400)68.35.1%16.9%
川口市東川口3-9-9東川口(600)91.74.9%17.3%
川口市領家2-11-6川口元郷(1500)71.34.9%17.4%
川口市元郷6-7-1川口元郷(1400)73.64.7%17.4%
川口市朝日3-13-9南鳩ヶ谷(800)81.54.7%19.9%
川口市飯塚1-9-40川口(570)149.54.6%22.1%
川口市青木4-1-32川口(1600)105.64.6%20.8%
川口市柳崎2-24-18東浦和(1700)61.44.5%14.1%
川口市南鳩ヶ谷3-16-8南鳩ヶ谷(370)77.94.4%18.0%
川口市本前川3-33-12蕨(2800)62.44.4%15.2%
川口市栄町3-12-2川口(430)471.94.4%12.6%
川口市大字安行慈林字上村中788番33新井宿(870)55.44.3%10.5%
川口市川口6-7-11川口(940)137.04.3%18.6%
川口市末広1-18-3川口元郷(600)90.44.2%18.6%
川口市大字石神字叺原194番10東川口(2900)42.24.1%8.5%
川口市芝高木2-8-4蕨(2100)67.74.1%13.9%
川口市大字東内野字十二石56番6東川口(2700)43.63.9%8.2%
川口市戸塚境町6-17戸塚安行(850)71.93.8%
川口市大字安行原字折越1271番65川口(7900)45.23.8%8.7%
川口市坂下町3-12-14鳩ヶ谷(650)75.23.6%16.3%
川口市戸塚5-13-10戸塚安行(900)75.63.6%14.5%
川口市並木元町6-16川口(1000)151.53.6%20.2%
川口市大字安行吉岡字天沼1324番8新井宿(2000)41.93.3%5.8%
川口市鳩ヶ谷本町2-5-8鳩ヶ谷(960)65.73.1%11.2%
川口市東本郷2-2-29川口(5400)48.82.8%7.2%
川口市本町4-10-8川口(640)176.62.7%13.1%
川口市大字峯字後1502番3川口(6900)40.31.7%4.3%

 

2、川口市の土地価格の動き

川口市の住宅地は、11年で22.8%のプラス、商業地では27.2%のプラスでした。

どちらも、同じような動きをしていますね。

 

また、昨年から今年にかけては、住宅地で5.3%のプラス、商業地はなんと4.9%のプラスと、いずれも、この11年間で、最も高い上昇率となっていました。

 

川口市の公示地価

(参考:国土交通省 地価公示)

 

では、具体的にどのあたりが上がっているのか?

まずは地図上で、上昇しているエリアを確認してみましょう。

 

5年間の変化率(2018→2023年)

変化率:赤紫(+50%以上)>ピンク色(+30〜49.9%)>オレンジ色(+10〜29.9%)>緑色(0〜+9.9%)>青色(-0.1〜 -9.9%)>茶色(-10%以下)

 

上昇率が高いのは、京浜東北線や埼京線の沿線と、北側にある東川口駅や戸塚安行駅のあたりですね。

一方で、駅から離れたエリアでは、あまり上がっておらず、駅周辺とそれ以外とで、二極化が始まっているといえます。

 

なぜ、船橋市の土地価格は二極化しているのか?

理由は大きく3つあります。

 

①人口の動き

1つ目は、人口の動きです。

川口市では、この11年間で、人口が約2.5万人増加し、世帯数も4.2万世帯も増えていました。

 

船橋市の人口

(参考:総務省 「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)

 

人口も世帯数も増えているということは、住宅の需要が増えていると言えます。

 

では、どのような人が増えているのか?

川口市に引っ越してきた人の数から、出て行った人の数を引いた、転入超過数というデータがあります。

このデータを見てみると、若い世代と外国人で、毎年5,000~6,000人増えていました。

 

川口市の転入超過数

(参考:総務省 住民基本台帳人口移動報告)

 

 

一方で、0~14歳を示す肌色の部分は減少しており、子育て世帯の一部は、市外から出て行っていることがわかります。

また、外国人の移住がかなり大きいですね。

新型コロナで、一時は減少しましたが、昨年はまた復活して、毎年4,000人規模での移住が続いています。

 

増加しているのは、中心部や駅周辺などの、一部のみ

さらに、地区別の人口の変化も、確認してみましょう。

2019年~24年までの5年間で、100人以上の増加・減少エリアを抽出したのがこちらです。

 

オレンジ色: +500〜 999人緑色:+100〜 499人水色: -100〜 -499人紫色:-500人以下

(参考:川口市「町別人口(住民基本台帳)」)

 

オレンジが500人以上、緑が100人以上の増加地区になります。

逆に減少している地区は、青色や紫色の矢印のマークになります。

 

ご覧の通り、人口が減少している地区は、全域に点在していますが、増加している地区は、川口駅や西川口駅、そして、北側の東川口駅や、戸塚安行駅の辺りで多い印象ですね。

また、蕨駅より北側、そして東側では、減少している地区が多いようです。

 

外国人や若い世代の移住の増加は、車を運転できる人が少ないため、中心部の市街地に人気が集中する傾向にあります。

特に都心へ通勤しやすい、鉄道沿線では、賃貸需要が増えて、土地価格の上昇につながっていると考えられます。

 

②建築費の上昇

2つ目が、建築費の上昇による、土地価格の連れ高です。

特に新型コロナ以降、20213月ごろからウッドショック(木材の価格高騰)が騒がれ、2022年のロシアのウクライナ侵攻で、円安が進んだことで、建築費がここ数年で、どんどん上がっているのです。

 

マンションの建築費 2024年7月

木造住宅の建築費 2024年7月

(参考:建築物価調査会)

 

建築費が上がると、当然ですが、新築の住宅価格も上がります。それによって、中古物件の価格も連れ高しています。

 

川口市を含めた埼玉中央地区の中古住宅の価格を見てみると、この5年間で、マンションは46%の上昇、戸建ても20%の上昇をしていました。

 

埼玉中央地区の中古住宅価格

(参考:東日本レインズ)

 

特にマンションは、東京23区のマンション価格が1億円を超えるなど、投資家も参戦してかなり上がっているため、割安で通勤圏内にある川口市などに、一般世帯が流れてきていることから、大きく上昇していると考えられます。

 

一方で、このように建築費が大きく上昇しているため、家を建てる人は増えていません。

川口市の新築着工数を見てみると、賃貸物件を含むアパート・マンションは増加傾向にありますが、戸建ては2,000戸前後まで減っており、2018年とともに、かなりの低水準となっています。

 

川口市の新規着工戸数

(参考:国土交通省 建築着工統計調査)

 

昨年から今年にかけて、住宅地では、この11年間で最も高い上昇率となっていますが、決して、買い手が増えているからではないのです。

むしろ、建築費が上がりすぎたことによって、中古物件が上昇し、土地の評価が上がっただけ、という可能性があります。

 

公示地価は、相続税評価に使う路線価の参考値となりますので、例え、その場所で取引実績がなかったとしても、周辺地域の取引価格を元に、違和感がないような調整を行います。

そのため、場所によっては、土地の評価は上がっているのに、買い手を探すのに苦労する、というケースもありそうです。

 

③農地の宅地化

3つ目が、農地の宅地化です。

川口市では、2012年から22年の10年間で、農地が約112haも減りました。

1ヘクタールは約3,000坪ですので、30坪の戸建てで、約1.1万戸分の農地がなくなった計算になります。

 

川口市の農地面積

(参考:総務省統計局 作物統計調査)

 

先ほど、人口の増加している地区について見てもらいましたが、東川口駅から戸塚安行駅の周辺で増加しているのは、駅に近いということもそうですが、まだ多くの農地が残っており、それらの宅地化が進んでいるためです。

 

特に、この辺りは、東北自動車道と外環道が近く、車通勤をする人にとっては、便利なエリアでもあります。

そのため、数十戸単位での住宅分譲が行われても、十分に買い手がついており、人口増加につながっているのでしょう。

 

ただし、新しい住宅地ができると、周辺の住宅地の需要は下がります。

ただでさえ、戸建ての着工戸数は低迷していますので、駅から遠い人気のないところは、さらに買い手がつきにくくなるのです。

このような理由から、古くからある住宅地の人気が下がり、下落しているところもあるのでしょう。

 

3、これからどうなるのか?

ここからは、川口市の土地価格に影響を与えそうなポイントをいくつかご紹介します。

 

(1)いよいよ金利上昇が本格化しそう

ここ2年ぐらいで、建築費も3割ぐらい上がっていますが、給料が上がりにくい中で、高い物件を買えていたのは、変動金利を選択することで、支払い負担を減らす人が増えていたからです。

 

ですが、今年3月に日銀がマイナス金利を解除し、7月には政策金利が0.25%にまで引き上げると発表されたことで、変動金利もこれから上がってきます。

 

そのため、これまでは変動金利を選ぶことで、何とか高い物件を買えていた人たちも、利息負担が上がってくるため、返済が苦しくなってくる人が増えるでしょう。

また、ギリギリの枠でローンを組もうとする人も減るでしょう。

 

1%金利が上がると、不動産価格は15〜20%下がる可能性

ちなみに、金利が1%上がると、住宅ローンの利息は、35年で15〜20%増えます。

例えば、月に約10万円の返済を考えている人であれば、現在なら3,500万円の物件が買えますが、金利が1%上がると、毎月10万円の支払いで、3,000万円の物件しか買えません。

 

金利上昇で下落

 

政策金利は少しずつ引き上げていくと思われますので、すぐに大きく価格が下落するわけではありません。

ですが、購入を検討されている方は、変動金利でギリギリのローンを組むのは危ないので気をつけてください。

 

(2)外国人の増加による治安の悪化

2つ目が、外国人の増加による治安の悪化への懸念です。

 

川口市には、現在4万人以上の外国人の方が住まわれていますが、構成比を見てみると、中国人が半分以上を占め、以下、ベトナム、フィリピン、韓国と続きます。

 

川口市の外国人の国籍別構成比

(参考:川口市 国籍別外国人数)

 

また、川口市の犯罪件数の推移を見てみると、全体的に減少傾向にあります。

ここ2年ぐらいは、増加していますが、それは全国的に起こっていることなので、川口市だけが突出して悪化している、というわけではないようです。

 

川口市の犯罪数

(参考:川口市 犯罪データ)

 

私は隣のさいたま市に住んでいますが、たまに周辺で家の解体工事があると、中東かヨーロッパのあたりの方が、作業にあたっているのをよく見かけます。

現在、解体工事に限らず、介護や建設など、日本人がやりたがらない仕事の多くの分野で、外国人の方が働いています。

 

この傾向は今後も変わらないと思いますので、川口市に移住してくる外国人は今後も増え続けるでしょう。

川口市の犯罪件数を見ると、それほど増えているようには見えませんが、最近は、YouTubeでいろいろな人が、川口市のクルド人について取り扱っています。

これらの動画がどれぐらいの影響力があるのか、わかりませんが、もしかしたら、若い世代の移住者の減少、という形で、今後影響が出てくるかもしれません。

 

(3)これから川口市の人口はどうなるの?

国立社会保障・人口問題研究所が、2023年に発表した川口市の人口の見通しによると、2025→35年の10年間で約5,000人の増加が見込まれています。

青い棒グラフがそれになります。

 

川口市はこれから10年で約5,000人増える(青色の棒グラフ)

川口市の人口予測

(出典:国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」)

 

しかし、この予測は、合計特殊出生率が、1.3倍以上でずっと続くという想定になっています。

この予測を元に、年金などの社会保障費の計画を立てるため、あまりに悲観的な予想だと、うまく計画が立たないためだと考えられます。

 

ですが、ご存知のように、出生率も出生数も、国の想定より減少ペースが加速しています。

2023年の合計特殊出生率は、1.20倍で、すでに予想を下回っていますし、出生数も、今年は70万人を割るとの見通しが出ています。

 

これは川口市でも、例外ではありません。

2018年には年間4,400人の出生数だったのが、昨年2023年には3,500人を切っており、特にこの5年間でみると、2割も減少しているのです。

 

川口市の出生数と死亡者数

(参考:総務省 住民基本台帳人口移動報告)

 

そのため、この現状を踏まえて計算したのが、こちらの図の赤色の棒グラフになります。10年後には、政府の予想よりも、さらに2万人減少する可能性があります。

2020年時点で7.3万人いた0~14歳の人口は、2035年には、4.5万人にまで減る可能性があります。

 

このままの減少ペースなら、2035年は4.9万人にまで減る

川口市の0〜14歳人口の予測

(出典:国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」)

 

つまり、この15年で、子供が約4割減るのです。

そのため、特に小学校の統廃合の話がさらに進むと考えられます。

また、子供の数が減るということは、子育て世帯も減りますので、持ち家の需要も、かなりの勢いで減っていくと予想されます。

 

それと、先ほどのグラフでは、出生数とともに、死亡者数の推移も載せていましたが、こちらも5年で2割以上の増加ペースとなっています。

 

これによって、この5年間で、別荘や、賃貸目的以外の、戸建ての空き家が、約3割増えています。

 

川口市の戸建ての空き家は、3割増加している

川口市の空き家数

(参考:国土交通省 土地住宅統計調査)

 

川口市は地価が高いので、固定資産税も年間10万円以上するでしょうから、今後売りに出てくる物件は増えていくと考えられます。

つまり、相続で発生する空き家は今後どんどん増えていく一方で、子供の数が急激に減っていくため、住宅需要はどんどん減るのです。

そのため、場所によっては、買い手を探すのに、かなり苦労するようになるでしょう。

 

結論

以上のことから、川口市の土地価格は、

  • 外国人や若い世代の移住は今後も続きそうなので、通勤に便利な駅周辺の賃貸向けの需要は強い
  • 建築費の上昇と金利の上昇で、今後はさらに住宅購入のハードルは上がりそう
  • 出生数の減少で住宅需要は減り、死亡者数の増加で空き家はさらに増える。そのため、買い手がつかない物件も増えていきそう

と言えるでしょう。

 

買うなら:建築コストがさらに上がるので、物件選びは慎重に

まずは、買いたい人についてですが、駅近のマンションについては、都心のマンション価格が上がりすぎたことで、埼玉、千葉、神奈川からの通勤圏の物件需要が強い状況です。

 

日銀の植田総裁の発言を見ると、これから金利はさらに上がりそうなので、マンション価格は下がるかもしれませんが、その分、住宅ローンの負担額が増えるため、トータルの費用で見ると、どちらが得になるかは、判断が難しいところですね。

 

また、話題になっている外国人の影響については、実際に周辺に住まわれている方に聞いてみたり、現地の昼と夜の様子を見るなどして、十分な下調べをした方がいいかもしれません。

また、戸建てについては、着工数が低迷していることから、買い手は減ってきていますし、今後はさらに減っていくでしょうから、人気エリアを選ばなければ、安く買える可能性はあるでしょう。

 

非公開物件=安い物件

不動産を売る理由はさまざまですが、「周りに知られずに売却したい」という売主は一定の割合でいます。

そのような物件は、ネット上にも出回らず「非公開物件」として、特定の不動産会社が取り扱っている場合があります。

 

非公開物件の理由

 

当然、このような物件は少ないお客さんにしか目にとまる機会がないため、相場よりも価格の安い可能性が高いです。

 

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売るなら:一部のエリアを除いて、下落は進む

次に売りたい人についてですが、1番注意したいのは、金利の上昇です。

今後日銀が利上げを行えば、確実に住宅ローン金利はさらに上がるため、一般世帯が購入するような物件は、マンションであろうが、戸建てであろうが、影響を受けるでしょう。

 

そして、長期的には、想像以上に子供の数が減っていき、相続で空き家も増えるので、住宅需要の減少は、これからが本番になります。

なので、もし売却を考えているのであれば、そろそろ準備をした方がいいかもしれません。

 

このような感じで、全国の公示地価と実際の取引を調べてみたのですが、やはり公示地価と実際の取引ではかなりの価格差があることがわかりました。

 

同じ地域なのに、

「公示地価の2倍以上の価格で取引されている」

「最低価格と最高価格が3倍以上も違う」

といった取引がゴロゴロ見つかったのです。

 

*東京、大阪、北海道、福島など17都道府県を調査

都道府県住所公示地価/坪取引価格/坪公示地価の何倍?
東京都23区千代田区神保町485万円300〜990万円0.62〜2.04倍
東京都23区中央区佃644万円530〜970万円0.82〜1.51倍
東京都23区墨田区東向島111万円150〜290万円1.35〜2.61倍
東京都八王子市北野台33万円30〜43万円0.91〜1.3倍
東京都立川市柴崎町121万円97〜340万円0.8〜2.81倍
東京都武蔵野市吉祥寺本町216万円150〜300万円0.69〜1.39倍
神奈川県横浜市神奈川区松見町85万円74〜150万円0.87〜1.76倍
神奈川県川崎市中原区木月136万円160〜240万円1.18〜1.76倍
神奈川県相模原市緑区東橋本70万円17〜140万円0.24〜2倍
千葉県千葉市中央区松波77万円64〜110万円0.83〜1.43倍
千葉県船橋市松が丘30万円26〜41万円0.87〜1.37倍
千葉県柏市今谷上町49万円39〜85万円0.8〜1.73倍
埼玉県さいたま市浦和区北浦和113万円78〜160万円0.69〜1.42倍
埼玉県川口市差間43万円42〜61万円0.98〜1.42倍
埼玉県所沢市久米49万円22〜76万円0.45〜1.55倍
北海道札幌市北区25条西38万円32〜48万円0.84〜1.26倍
北海道旭川市8条通10万円7〜14万円0.7〜1.4倍
北海道苫小牧市桜木町7万円6.5〜13万円0.93〜1.86倍
青森県青森市三内10万円5.4〜14万円0.54〜1.4倍
青森県八戸市田向14万円10〜28万円0.71〜2倍
青森県弘前市大字田園13万円15〜18万円1.15〜1.38倍
秋田県秋田市手形22万円18〜25万円0.82〜1.14倍
秋田県大仙市大曲中通町11万円13〜15万円1.18〜1.36倍
秋田県由利本荘市石脇7.8万円5〜14万円0.64〜1.79倍
岩手県盛岡市加賀野21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
岩手県一関市赤荻8万円5.5〜17万円0.69〜2.13倍
岩手県奥州市佐倉河21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
宮城県仙台市泉区将監26万円34〜52万円1.31〜2倍
宮城県石巻市三ツ股10万円7.8〜14万円0.78〜1.4倍
宮城県名取市大手町27万円29〜40万円1.07〜1.48倍
福島県福島市野田町22万円16〜72万円0.73〜3.27倍
福島県いわき市小島町22万円35万円1.59倍
福島県郡山市芳賀18万円17〜35万円0.94〜1.94倍
山形県山形市東原町26万円18〜32万円0.69〜1.23倍
山形県鶴岡市本町11万円8〜17万円0.73〜1.55倍
山形県酒田市新橋9.5万円10〜15万円1.05〜1.58倍
新潟県新潟市中央区天神尾38万円35〜62万円0.92〜1.63倍
新潟県長岡市東栄19万円13〜19万円0.68〜1倍
新潟県上越市春日野14万円9.6〜16万円0.69〜1.14倍
富山県富山市牛島本町26万円23〜36万円0.88〜1.38倍
富山県高岡市城東17万円9.3〜19万円0.55〜1.12倍
富山県射水市太閤山15万円12〜18万円0.8〜1.2倍
石川県金沢市泉野町35万円24〜45万円0.69〜1.29倍
石川県加賀市小菅波町14万円2.3〜21万円0.16〜1.5倍
石川県野々市市押野26万円25〜31万円0.96〜1.19倍
福井県福井市灯明寺19万円15〜26万円0.79〜1.37倍
福井県坂井市丸岡町西瓜屋10万円12〜15万円1.2〜1.5倍
群馬県高崎市上中居町25万円18〜36万円0.72〜1.44倍
群馬県前橋市駒形町15万円8.7〜18万円0.58〜1.2倍
群馬県伊勢崎市昭和町13万円9.6〜41万円0.74〜3.15倍
栃木県宇都宮市泉が丘28万円28〜40万円1〜1.43倍
栃木県足利市八幡町16.5万円8.7〜19万円0.53〜1.15倍
栃木県小山市城東24万円3.8〜27万円0.16〜1.13倍
茨城県水戸市河和田14万円9.2〜20万円0.66〜1.43倍
茨城県古河市東24万円11〜36万円0.46〜1.5倍
茨城県つくば市春日37万円53万円1.43倍
愛知県名古屋市千種区東山元町56万円19〜67万円0.34〜1.2倍
愛知県岡崎市大和町37万円43〜51万円1.16〜1.38倍
愛知県豊橋市高師本郷町24万円11〜33万円0.46〜1.38倍
岐阜県岐阜市北一色21万円17〜28万円0.81〜1.33倍
岐阜県大垣市林町23万円10〜31万円0.43〜1.35倍
岐阜県多治見市明和町11.5万円8.9〜15万円0.77〜1.3倍
三重県津市大谷町35万円41〜55万円1.17〜1.57倍
三重県四日市市大字茂福21万円24〜32万円1.14〜1.52倍
三重県桑名市大字桑名22万円25〜29万円1.14〜1.32倍
静岡県静岡市葵区音羽町71万円51〜85万円0.72〜1.2倍
静岡県浜松市中区鴨江31万円0.85〜40万円0.03〜1.29倍
静岡県三島市加茂33万円33〜44万円1〜1.33倍
長野県長野市若里29万円30〜46万円1.03〜1.59倍
長野県松本市桐21万円29〜30万円1.38〜1.43倍
長野県上田市常磐城14万円14〜18万円1〜1.29倍
山梨県甲府市上石田15万円19〜23万円1.27〜1.53倍
大阪府大阪市浪速区恵美須東149万円39〜600万円0.26〜4.03倍
大阪府茨木市庄61万円40〜100万円0.66〜1.64倍
大阪府高槻市安岡時町38万円25〜55万円0.66〜1.45倍
京都府京都市伏見区深草大亀谷万帖敷町41万円22〜64万円0.54〜1.56倍
京都府宇治市小倉町43万円22〜55万円0.51〜1.28倍
京都府城陽市久世37万円28〜49万円0.76〜1.32倍
滋賀県大津市朝日が丘45万円25〜55万円0.56〜1.22倍
滋賀県草津市追分30万円32〜37万円1.07〜1.23倍
滋賀県長浜市祇園町17万円8.9〜23万円0.52〜1.35倍
兵庫県神戸市鈴蘭台南町24万円14〜41万円0.58〜1.71倍
兵庫県姫路市飾磨区今在家28万円30〜35万円1.07〜1.25倍
兵庫県尼崎市稲葉荘56万円39〜83万円0.7〜1.48倍
奈良県奈良市中登美ケ丘35万円40〜61万円1.14〜1.74倍
奈良県橿原市土橋町26万円31〜44万円1.19〜1.69倍
奈良県生駒市俵口町27万円22〜35万円0.81〜1.3倍
和歌山県和歌山市黒田21万円19〜48万円0.9〜2.29倍
和歌山県田辺市東山19万円22〜24万円1.16〜1.26倍
岡山県岡山市田中33万円35〜47万円1.06〜1.42倍
岡山県倉敷市大島31万円13〜35万円0.42〜1.13倍
岡山県津山市東一宮10万円4.5〜12万円0.45〜1.2倍
広島県広島市牛田早稲田40万円19〜80万円0.48〜2倍
広島県福山市沖野上町24万円6.9〜34万円0.29〜1.42倍
広島県呉市広白岳17万円7.4〜21万円0.44〜1.24倍
鳥取県鳥取市吉方温泉17万円5〜19万円0.29〜1.12倍
鳥取県米子市観音寺新町16万円15〜20万円0.94〜1.25倍
島根県松江市内中原町26万円26〜32万円1〜1.23倍
山口県下関市綾羅木南町13万円20万円1.54倍
山口県山口市小郡下郷16.5万円8.9〜19万円0.54〜1.15倍
山口県宇部市笹山町7.3万円10〜13万円1.37〜1.78倍
愛媛県松山市岩崎町44万円30〜68万円0.68〜1.55倍
愛媛県今治市南大門町17万円24〜30万円1.41〜1.76倍
愛媛県新居浜市河内町22万円10〜24万円0.45〜1.09倍
香川県高松市松縄町29万円39〜40万円1.34〜1.38倍
香川県丸亀市中府町25万円35万円1.4倍
徳島県徳島市佐古一番町31万円13〜59万円0.42〜1.9倍
高知県高知市東久万34万円29〜38万円0.85〜1.12倍
福岡県福岡市南区大楠56万円69〜97万円1.23〜1.73倍
福岡県北九州市八幡西区永犬丸西町17万円10〜21万円0.59〜1.24倍
福岡県久留米市諏訪野町22万円15〜27万円0.68〜1.23倍
佐賀県佐賀市兵庫北21万円 16〜31万円0.76〜1.48倍
佐賀県唐津市和多田本村18万円18〜24万円1〜1.33倍
佐賀県鳥栖市弥生が丘19万円18〜21万円0.95〜1.11倍
大分県大分市王子新町30万円28〜45万円0.93〜1.5倍
大分県別府市山の手町21万円16〜35万円0.76〜1.67倍
大分県中津市中央町30万円28〜45万円0.93〜1.5倍
長崎県長崎市滑石20万円14〜24万円0.7〜1.2倍
長崎県佐世保市広田11万円19〜29万円1.73〜2.64倍
長崎県諫早市小船越町13万円22万円1.69倍
熊本県熊本市武蔵ヶ丘21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
熊本県八代市井上町9万円4.7〜10万円0.52〜1.11倍
熊本県天草市今釜新町14万円14〜15万円1〜1.07倍
宮崎県宮崎市神宮28万円32〜33万円1.14〜1.18倍
宮崎県都城市姫城町10万円8.5〜15万円0.85〜1.5倍
宮崎県延岡市西小路19万円20〜26万円1.05〜1.37倍
鹿児島県鹿児島市荒田56万円35〜91万円0.63〜1.63倍
鹿児島県霧島市国分中央11万円9.5〜15万円0.86〜1.36倍
鹿児島県薩摩川内市平佐町9.5万円7.9〜10.4万円0.83〜1.09倍
沖縄県那覇市首里石嶺町42万円31〜46万円0.74〜1.1倍
沖縄県うるま市江州56万円69〜97万円1.23〜1.73倍
沖縄県浦添市経塚53万円60〜69万円1.13〜1.3倍

 

つまり、あなたの不動産の評価額が、思っていた以上に、数百万円〜数千万円高い可能性があるのです。

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この記事を書いた人
ゴトウ

証券会社で12年間勤務。営業と店舗マーケティングに従事後、2018年から当サイト「イエ&ライフ」を運営しています。

不動産価格の動きの理解や今後の予想は、金融マーケットの知識があると理解しやすいため、読者のお役に立てるのではないかと、サイトを運営しています。

また、2024年からYoutubeチャンネルも始めました。
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