この記事では川越市の
- 公示地価、基準地価
- 土地価格がこれまで上昇・下落した理由
- 今後どうなるのか?
の3点について解説しています。
(なお、本ページはプロモーションが含まれています。該当するサービスには、【PR】と表記しております)
1、川越市の土地価格
(1)公示地価(2024.1.1現在)NEW!
*変化率が空白:2019年のデータがない場合
住所または地番 | 最寄駅(m) | 坪単価(万円) | 前年比 | 5年前比 |
---|---|---|---|---|
川越市砂新田2丁目19番21外 | 新河岸(900) | 56.8 | 4.2% | 7.5% |
川越市仲町9番13 | 本川越(900) | 81.5 | 4.2% | 11.3% |
川越市大字砂字西原840番4 | 新河岸(350) | 58.7 | 4.1% | 7.9% |
川越市大字並木字中田202番1外 | 南古谷(0) | 68 | 4.0% | 8.4% |
川越市上野田町50番7 | 川越市(1100) | 53.5 | 3.8% | 8.7% |
川越市幸町3番1 | 本川越(950) | 98.7 | 3.8% | 9.1% |
川越市脇田本町9番5外 | 川越(350) | 108.9 | 3.8% | 10.7% |
川越市富士見町26番6内 | 川越(800) | 92.4 | 3.7% | |
川越市新宿町5丁目15番10 | 川越(750) | 56.8 | 3.6% | 9.6% |
川越市大字砂字卯ノ木454番7 | 新河岸(600) | 47.9 | 3.6% | 5.8% |
川越市仙波町2丁目17番22 | 川越(500) | 96 | 3.6% | 9.4% |
川越市大字藤間字南開発890番6外 | 上福岡(800) | 58.7 | 3.5% | 7.2% |
川越市新富町2丁目25番10 | 本川越(250) | 186.5 | 3.5% | 9.3% |
川越市大字寺尾字河岸原65番15 | 新河岸(800) | 49.5 | 3.4% | |
川越市脇田本町18番36 | 川越(550) | 89.4 | 3.4% | 10.2% |
川越市旭町2丁目17番11 | 川越(1400) | 69.6 | 3.4% | 8.8% |
川越市新宿町5丁目21番18 | 川越(1300) | 70.6 | 3.4% | 8.6% |
川越市藤原町19番16 | 新河岸(1400) | 50.5 | 3.4% | 7.0% |
川越市脇田町10番5 | 川越(410) | 314.2 | 3.4% | 9.2% |
川越市富士見町8番7 | 川越(700) | 91.7 | 3.3% | 7.8% |
川越市大字寺尾字壱町八反878番7 | 上福岡(1100) | 51.2 | 3.3% | 6.2% |
川越市久保町7番3 | 本川越(1000) | 83.8 | 3.3% | 6.7% |
川越市六軒町1丁目16番11外 | 川越市(540) | 84.2 | 3.2% | 6.7% |
川越市新富町1丁目11番8 | 本川越(260) | 130 | 3.1% | 7.7% |
川越市六軒町2丁目22番8 | 川越市(700) | 65.7 | 3.1% | 8.2% |
川越市野田町1丁目6番26外 | 川越(850) | 76.9 | 3.1% | 7.9% |
川越市小仙波町4丁目12番12 | 本川越(1300) | 67.7 | 3.0% | 7.3% |
川越市南台1丁目5番1 | 南大塚(1000) | 27.5 | 3.0% | 13.7% |
川越市月吉町32番48 | 川越市(1300) | 45.9 | 3.0% | 6.1% |
川越市芳野台2丁目8番44 | 本川越(5900) | 18.6 | 2.9% | 13.3% |
川越市郭町1丁目8番7外 | 本川越(1700) | 59.4 | 2.9% | 7.1% |
川越市的場2丁目7番17 | 的場(800) | 36 | 2.8% | 3.8% |
川越市大字南田島字北田712番11 | 南古谷(1300) | 37.6 | 2.7% | 3.6% |
川越市南台2丁目1番8 | 南大塚(250) | 51.2 | 2.6% | |
川越市南大塚1丁目9番16 | 南大塚(1000) | 38.9 | 2.6% | 3.5% |
川越市大字小室字宮の腰334番5 | 西川越(500) | 39.3 | 2.6% | 3.5% |
川越市大字鯨井新田字新田後21番60 | 鶴ケ島(750) | 39.9 | 2.5% | 2.5% |
川越市四都野台10番3 | 南大塚(1300) | 41.3 | 2.5% | 3.3% |
川越市大字並木字南田887番5 | 南古谷(400) | 41.6 | 2.4% | 3.3% |
川越市大塚1丁目14番21 | 南大塚(1000) | 41.9 | 2.4% | 12.4% |
川越市砂新田5丁目35番9 | 新河岸(1600) | 42.2 | 2.4% | 4.1% |
川越市伊勢原町2丁目9番13 | 的場(1000) | 43.2 | 2.3% | 3.1% |
川越市神明町4番2外 | 本川越(1800) | 58.7 | 2.3% | 4.7% |
川越市南台2丁目7番41 | 南大塚(220) | 59.4 | 2.3% | 4.0% |
川越市並木新町11番8外 | 南古谷(370) | 45.2 | 2.2% | 3.8% |
川越市大字的場字二本杉2842番9 | 霞ケ関(200) | 47.9 | 2.1% | 3.6% |
川越市霞ケ関東3丁目11番16 | 霞ケ関(500) | 47.9 | 2.1% | 3.6% |
川越市大字笠幡字橋向4815番33 | 笠幡(900) | 27.4 | 2.1% | 2.7% |
川越市岸町3丁目14番22 | 川越(1500) | 49.2 | 2.1% | 6.4% |
川越市大字的場字西若宮619番6 | 的場(1500) | 28.6 | 2.0% | 2.6% |
川越市大字的場字西大黒975番1外 | 的場(550) | 25.9 | 1.9% | 3.0% |
川越市岸町2丁目29番25 | 川越(1200) | 52.5 | 1.9% | 6.0% |
川越市氷川町140番4 | 本川越(2200) | 35.6 | 1.9% | 3.8% |
川越市中台元町1丁目5番8外 | 川越(1800) | 31.6 | 1.8% | 1.8% |
川越市寿町1丁目2403番6 | 川越(2000) | 37.3 | 1.8% | 2.7% |
川越市大字吉田字堤内641番8 | 霞ケ関(1100) | 37.3 | 1.8% | 2.7% |
川越市むさし野南10番15 | 南大塚(1600) | 30.2 | 1.8% | 2.1% |
川越市石原町2丁目44番10 | 川越市(2100) | 38.3 | 1.8% | 3.6% |
川越市霞ケ関北4丁目17番5 | 霞ケ関(900) | 44.6 | 1.5% | 2.3% |
川越市川鶴2丁目18番12 | 鶴ケ島(2500) | 30.1 | 1.4% | 1.1% |
川越市大字山田字西町250番4 | 本川越(2600) | 28.1 | 1.1% | |
川越市大字今福字北平野1119番6 | 新河岸(2200) | 27.5 | 1.0% | 1.0% |
川越市広谷新町39番4 | 鶴ケ島(1700) | 28.9 | 0.9% | 1.0% |
川越市大字福田字六反田279番5 | 本川越(4600) | 26.5 | 0.5% | -0.2% |
川越市大字上松原字内三保埜226番 | 川越(5300) | 12.5 | 0.0% | -0.3% |
川越市大字寺山字宮田455番1 | 川越市(3700) | 11 | 0.0% | -0.3% |
川越市大字古谷上字沼端2041番1 | 南古谷(2200) | 10.4 | 0.0% | -0.3% |
(2)基準地価(2023.7.1現在)
*変化率が空白:比較する年度のデータがない場合
*最寄駅の( )内は、駅からの距離(m)
住所または地番 | 最寄駅 | 坪単価(万円) | 前年比 | 2018年比 |
---|---|---|---|---|
川越市脇田新町7番2外 | 川越( 1400) | 48.5 | 4.3% | 8.1% |
川越市脇田本町6番9 | 川越( 0) | 313.2 | 4.1% | 12.4% |
川越市新宿町3丁目12番5 | 川越( 1200) | 72.3 | 3.8% | 9.0% |
川越市砂新田2丁目19番21外 | 新河岸( 900) | 55.8 | 3.7% | 7.0% |
川越市三光町36番14 | 川越市( 700) | 65.3 | 3.7% | 7.0% |
川越市西小仙波町2丁目16番9 | 本川越( 800) | 84.5 | 3.6% | |
川越市仙波町2丁目17番22 | 川越( 500) | 94.7 | 3.6% | 9.1% |
川越市諏訪町19番28 | 上福岡( 1300) | 51.2 | 3.3% | 6.2% |
川越市大字砂字亀原917番1 | 新河岸( 0) | 92.7 | 3.3% | 8.1% |
川越市新富町1丁目6番4外 | 本川越( 360) | 135.3 | 3.3% | 7.9% |
川越市東田町6番15 | 川越( 550) | 95 | 3.2% | 7.1% |
川越市新富町1丁目11番8 | 本川越( 260) | 128 | 3.2% | 7.2% |
川越市松江町2丁目1番8 | 本川越( 850) | 89.4 | 3.0% | 8.4% |
川越市大字的場字関口1445番 | 的場( 650) | 18.7 | 2.9% | 12.5% |
川越市志多町5番6 | 本川越( 1800) | 59.1 | 2.9% | 5.9% |
川越市小仙波町2丁目38番1 | 本川越( 1600) | 59.7 | 2.8% | 5.8% |
川越市大字小ケ谷字西関514番10 | 西川越( 260) | 36.6 | 2.8% | 2.8% |
川越市南台3丁目6番12 | 南大塚( 400) | 49.2 | 2.8% | 2.8% |
川越市広栄町15番26外 | 川越( 1800) | 50.2 | 2.7% | 4.8% |
川越市大字今泉字後谷86番29 | 南古谷( 950) | 38.6 | 2.6% | 2.6% |
川越市岸町1丁目8番17 | 川越( 1200) | 52.8 | 2.6% | 5.3% |
川越市大字扇河岸字早稲瓜85番17 | 新河岸( 1000) | 41.3 | 2.5% | 4.2% |
川越市大字的場字鎌屋敷2401番4 | 霞ケ関( 850) | 42.2 | 2.4% | 2.4% |
川越市霞ケ関東4丁目4番20 | 霞ケ関( 550) | 47.5 | 2.1% | 2.1% |
川越市大字笠幡字水久保85番197 | 笠幡( 1300) | 25.7 | 2.0% | 1.6% |
川越市中台元町1丁目23番15 | 川越( 1800) | 32.1 | 1.9% | 1.5% |
川越市大字大袋字前畑175番8 | 南大塚( 2000) | 17.8 | 1.1% | 2.1% |
川越市大字今福字甲山730番118 | 南大塚( 2000) | 25 | 1.1% | -0.1% |
川越市大字山田字東町2053番2 | 本川越( 2600) | 28.1 | 1.0% | 0.6% |
川越市吉田新町2丁目15番4 | 鶴ケ島( 1600) | 37.3 | 0.9% | 0.9% |
川越市霞ケ関北3丁目2番4 | 霞ケ関( 900) | 52.5 | 0.6% | 0.6% |
川越市豊田本3丁目15番1外 | 西川越( 1400) | 11.7 | 0.0% | -0.3% |
川越市大字木野目字新田346番11 | 南古谷( 1200) | 38.3 | ||
川越市大字久下戸字前田3335番1外 | 南古谷( 1900) | 10.9 |
2、川越市の土地価格の動き
どうも、当サイト「イエアンドライフ」の運営者のゴトウです。
ここからは、「川越市の土地価格が大きく上昇してきた理由」をなるべくわかりやすく、読みやすく、解説していきますので、よろしくお付き合いください。
川越市の土地価格は、この1年間で、住宅地で+2.0%、商業地で+3.1%と、大きく上昇しました。
また、2018→2023年の5年間で見ると、住宅地で+3.1%。商業地で+7%でした。
では、具体的にどのあたりが上がっているのか?
まずは地図上で、上昇しているエリアを確認してみましょう。
5年間の変化率(2018→2023年)
変化率:赤色(+10%以上)>オレンジ色(+5〜9.9%)>緑色(0〜 +4.9%)>青色(-0.1〜 -4.9%)>紺色(-5〜 -9.9%)>紫色(-10%以下)
川越駅、川越市駅などの、中心部ほど上昇していますね。特に川越駅近くの商業地では、10%以上の上昇をしていました。
そこから離れるほどに、上昇率が小さくなっていく傾向にありました。
なぜ中心部ほど、上昇しているのか?
これほど大きく上昇してきた最も大きな理由は、金利の低下・変動金利の利用の増加です。
アベノミクスによる異次元緩和政策が始まった2013年以降、住宅ローン金利が下がったことで、同じ返済額でも、多くの借り入れができるようになったのです。
具体的にどれぐらいかというと、月10万円、期間35年で計算した場合に、フラット35は、約3,478万円借りることができました。
2012年末から比較すると、約500万円多く借りられるようになった計算です。
月10万円の返済で、いくらの物件が買えるのか?
*変動金利①:住信SBIネット新生銀行、変動金利②:SBI新生銀行
ですが、固定金利は2020年ごろをピークに、少しずつ金利が上がり始めています。
反対に、変動金利は下がっており、ネット銀行で借りた場合には、月々10万円の返済で、約4,000万円借りられるようになっているのです。
フラット35と比べると、その差は約1,000万円にもなります。
このような結果、変動金利を利用する人が増えています。2013年ごろは4割前後だったのが、現在は7割以上に増加しているのです。
そのため、値上げがあっても、十分に応じられる人が多く、土地価格が上がりやすくなっていたわけです。
市外からの移住が増えている
さらに、川越市では、市外からの移住が増えています。
年代別の転入超過数(引っ越してきた人 ー 出ていった人)を見てみると、全ての年代で、増加していました。
川越市は観光地としても人気なため、海外からの移住も増えているようです。
このように移住してくる人の多くは、賃貸アパートやマンションに住むため、物件のある市街地に住むようになります。
そのため、中心部に近いエリアほど、土地価格が上がりやすくなっているのでしょう。
3、これからどうなるのか?
ここからは、川越市の土地価格に影響を与えそうなポイントをいくつかご紹介します。
(1)金利はこれからも上がるのか?
2022年に入ってから、金利の上昇が始まっています。
固定金利の住宅ローンである、フラット35(期間21〜35年)の金利も上昇傾向にあり、23年4月分は1.76%となっています。
この水準は、6年ぶりの高水準になります。
2022年から金利が本格的に上昇中
もっとも大きな理由は、日本でも物価が上昇しているためでしょう。
新型コロナ以降、ロシアのウクライナ侵攻などの影響もあって、原油や穀物など、あらゆるものの値段が上がっているため、欧米各国を中心に、金利を引き上げています。
例えば、アメリカでは、政策金利(FF金利)をこの1年間で、なんと5%近くも引き上げているのです。
そのため、日本でも、同様のことが起こると考える投資家が増えており、金利の上昇が起こっているわけです。
金利が1%上がると、支払いは15〜20%増える
なお、1%金利が上がれば、35年の住宅ローンで15〜20%も返済額が増えます。
多くの人は、今の景気で給料が上がっていませんので、買うのを諦めるか、不動産価格の安いところに引っ越して、家を購入する動きとなるでしょう。
そのため、「低金利で不動産価格が高いうちに売りたい」という人は、早めに準備を始めた方がいいでしょう。
逆に、これから購入を検討している人は、物件選びも重要ですが、変動金利でローンを組むのは危ないです。気をつけた方がいいでしょう。
(2)これから川越市の人口はどうなるの?
国立社会保障・人口問題研究所が、2023年に発表した川越市の人口の見通しによると、2025→35年の10年間で約7,000人減少するそうです。
川越市はこれから10年で約7,000人減少
また、少子高齢化が進んでいることもあって、現在29%前後の高齢化率(65歳以上)は、これから10年で約31%にまで上がります。
川越市の高齢化率は、10年後には3割を超える
川越市のいわゆる「未利用」の空き家の割合は、2018年時点で約4,000戸あり、2.5%(40軒に1軒)になっています。
高齢化がさらに進むということは、空き家もさらに増えると考えられます。
家を購入する中心年代である、30〜40代はこれから10年で約5,000人減り、高齢化がさらに進むため、空き家が増えていきます。
そのため、人気のない住宅地では、買い手がつきにくいところが増えていくでしょう。
(3)立地適正化計画で、エリア外での住宅購入が難しくなる
川越市では、2018年に立地適正化計画を発表しました。
内容をザックリいうと、
「これから人口も税収も減少し、公共施設や水道、電気などの維持が難しくなってくるので、これからはここに住んでください」
というものです。
川越市の居住誘導区域(青い網掛けのエリア)
中心部はかなり広範囲でカバーされていますね。また、南古谷駅や霞ヶ関駅、鶴ヶ島駅などの、駅周辺も対象となっています。
この範囲外に住むことで不利益が出ることは、今のところありません。
ですが、例えば、業者が3戸以上の住宅建設を区域外で行う場合には、市への届出が必要になります。
つまり、業者による建売住宅や、新興住宅地の建設のハードルが上がるのです。
そのため、範囲外のエリアでは、業者による買取は難しくなります。
厳しい財政のため、公共サービスも削減に
また、財政的に厳しいため、2025年には、市内循環バス「川越シャトル」が減便となります。
今後も、徐々にいろいろな公共サービスが、予算の問題で削減されていくと思われますが、「どこを減らすか?」の判断基準として、上の図の居住誘導地域が参考とされるでしょう。
そのため、この地域の外の不動産については、さらに売却が厳しくなっていきそうです。
結論:売るなら?買うなら?
以上のことから、川越市の土地価格は、
- 変動金利の利用者が増えたことで、高い物件でも買える人が増え、不動産価格の上昇につながった
- また、市外からの移住が増えていることから、住宅需要も押し上げている
- 今後は変動金利の上昇が進むため、よほど人気のエリアでなければ、価格の維持は難しくなる
- 一方で郊外では、立地適正化計画によって新規建設が難しいところも増えており、さらに売却が難しくなりそう
と言えるでしょう。
買うなら:建築コストがさらに上がるので、物件選びは慎重に
川越市の不動産価格は、移住者の増加を追い風に、かなりの広範囲で上昇が続いています。
ただし、今後は金利上昇リスクもあり、建築費も上昇傾向にあります。
そのため、不動産の購入コストは上がっていくため、物件選びは慎重に行う必要がありそうです。
非公開物件=安い物件
不動産を売る理由はさまざまですが、「周りに知られずに売却したい」という売主は一定の割合でいます。
そのような物件は、ネット上にも出回らず「非公開物件」として、特定の不動産会社が取り扱っている場合があります。
当然、このような物件は少ないお客さんにしか目にとまる機会がないため、相場よりも価格の安い可能性が高いです。
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売るなら:一部のエリアを除いて、下落は進む
川越市の不動産は、ここまで上昇を続けてきましたが、その背景にあったのは、変動金利の利用者の増加です。
ですが、今後は金利の上昇が予想されますので、今の水準で買える人は確実に減ります。
さらに、建築費の上昇も続くため、高く売りたい場合は、早めに動いた方がいいでしょう。
戸建ての売却は、不動産会社によって結果が変わる
土地の売却であれば、公示地価や基準地価が、一応の目安にはなります。
ですが、家を売るとなると、選ぶ不動産会社によって、結果が大きく変わってきます。
例えば、以前であれば、雨漏りやシロアリなどの被害があったとしても、きちんと調査しないまま、売買されることが普通でした。
その結果、「築20年だったら、建物の価値はほぼゼロ(だって税法上の耐用年数が22年だから)」みたいな評価が一般化していたのです。これでは、なかなか高く売れませんよね。
ですが、2018年に法律が改正されて、中古住宅の売買時には、
- ホームインスペクション(住宅の状態を診断すること)をするかどうかを選べること
- そして、行った場合には必ず説明をすること
の2点が義務付けられました。
これによって、中古住宅の評価の仕方が大きく変わってきています。
雨漏れもシロアリもない物件であれば、たとえ築年数が古くても、建物の価値をきちんと評価されるようになってきているのです。
ですが、このような評価は、不動産会社によって変わってきます。マンションの取引が大半の会社もありますし、法律改正後に十分な取引経験がない会社もあるでしょう。
では、どうすれば、家を良い評価で売却できるのか?
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