【2024年版】松戸市の土地価格|上昇・下落した理由|今後の見通し | イエ&ライフ

松戸市の土地価格|上昇・下落した理由|今後の見通し

松戸市 千葉県

(画像出典:ウィキペディア 小石川人晃 千葉県道281号松戸鎌ヶ谷線(松戸市六実5丁目))

 

この記事では松戸市の

  1. 公示地価、基準地価
  2. 土地価格がこれまで上昇・下落した理由
  3. 今後どうなるのか?

の3点について解説しています。

(なお、本ページはプロモーションが含まれています。該当するサービスには、【PR】と表記しております)

 

 

1、松戸市の土地価格

(1)公示地価(2024.1.1現在)

*変化率が空白:2019年のデータがない場合

住所または地番最寄駅(m)坪単価(万円)前年比5年前比
松戸市松飛台字中原336番17松飛台(1000)59.110.5%65.7%
松戸市東松戸3丁目6番6外東松戸(0)120.58.3%25.9%
松戸市新松戸3丁目18番2新松戸(530)135.38.2%18.8%
松戸市本町12番17松戸(280)169.38.0%19.6%
松戸市西馬橋蔵元町12番馬橋(300)117.57.9%23.6%
松戸市新松戸1丁目367番3新松戸(200)175.67.7%21.7%
松戸市本町1番11松戸(0)475.27.5%24.1%
松戸市秋山2丁目20番26秋山(480)60.77.0%31.4%
松戸市松戸字亀井1168番4松戸(60)204.66.9%19.7%
松戸市小金字天王脇44番8北小金(220)986.8%17.9%
松戸市松戸字中通1225番1外松戸(0)336.66.3%21.4%
松戸市松戸字三丁目1791番1外松戸(550)84.26.3%17.0%
松戸市五香西2丁目30番23五香(670)38.35.5%9.4%
松戸市日暮1丁目7番1新八柱(0)1655.3%16.8%
松戸市東松戸1丁目20番11東松戸(750)66.75.2%28.7%
松戸市仲井町3丁目21番上本郷(150)67.75.1%12.6%
松戸市五香南3丁目14番12元山(280)40.95.1%8.8%
松戸市五香1丁目20番21五香(420)41.35.0%8.7%
松戸市五香4丁目11番6元山(850)355.0%8.2%
松戸市日暮1丁目15番17新八柱(300)105.34.9%16.0%
松戸市常盤平3丁目29番11常盤平(500)56.84.9%8.2%
松戸市二十世紀が丘丸山町24番北国分(1000)50.24.8%10.9%
松戸市牧の原2丁目107番1新八柱(1500)43.24.8%7.4%
松戸市秋山字道崎389番30秋山(900)36.34.8%11.1%
松戸市松飛台字御立場30番8元山(700)36.34.8%10.0%
松戸市下矢切字栄町69番4矢切(200)58.74.7%15.6%
松戸市五香6丁目9番3五香(550)37.34.6%8.7%
松戸市南花島2丁目25番4北松戸(1100)59.14.1%10.5%
松戸市小金原7丁目24番11常盤平(1600)34.34.0%6.1%
松戸市新松戸6丁目24番外新松戸(1100)70.63.9%7.0%
松戸市八ケ崎3丁目25番2馬橋(2100)35.33.9%4.9%
松戸市八ケ崎2丁目1番7新松戸(1500)36.33.8%16.4%
松戸市串崎南町50番松飛台(450)36.33.8%5.8%
松戸市八ケ崎6丁目62番18馬橋(1800)36.33.8%4.8%
松戸市小金原4丁目23番6北小金(1800)36.63.7%5.7%
松戸市横須賀2丁目1番10外南流山(800)65.33.7%7.6%
松戸市新松戸3丁目173番3新松戸(650)84.23.7%7.1%
松戸市横須賀1丁目21番3外小金城趾(200)57.13.6%5.5%
松戸市松戸字神田1098番3外松戸(650)87.53.5%13.7%
松戸市竹ケ花字西町308番42松戸(1300)59.43.4%9.8%
松戸市新松戸7丁目259番1南流山(1100)59.73.4%9.0%
松戸市八ケ崎7丁目11番24馬橋(1100)40.33.4%5.2%
松戸市新松戸南3丁目172番3新松戸(2100)51.23.3%5.4%
松戸市六高台4丁目101番外六実(1000)313.3%4.3%
松戸市岩瀬字中ノ町630番23松戸(1300)63.73.2%10.9%
松戸市樋野口字大道通912番2松戸(960)64.43.2%
松戸市中和倉字荒井堤西153番5外馬橋(1100)43.23.1%4.8%
松戸市下矢切字南台183番4矢切(360)54.83.1%10.7%
松戸市二ツ木字上ノ台1642番新松戸(1200)56.13.0%6.3%
松戸市岩瀬字住吉町23番3外松戸(550)91.13.0%12.7%
松戸市河原塚字南山165番66東松戸(1300)34.33.0%5.1%
松戸市中和倉字一反割583番4北松戸(1700)36.32.8%3.8%
松戸市六実3丁目22番12六実(400)29.52.6%3.8%
松戸市上本郷字前田2800番上本郷(780)52.12.6%8.2%
松戸市大谷口字外番場356番22新松戸(800)52.52.6%3.9%
松戸市常盤平双葉町8番9常盤平(900)52.82.6%9.6%
松戸市馬橋字中道北割1766番12馬橋(250)53.12.5%4.5%
松戸市東平賀字源内105番26北小金(830)39.92.5%
松戸市上本郷字三丁目4146番2松戸新田(850)53.82.5%
松戸市日暮4丁目12番2新八柱(700)54.12.5%7.2%
松戸市常盤平6丁目7番14五香(850)54.12.5%5.1%
松戸市稔台7丁目12番3みのり台(300)54.82.5%8.5%
松戸市松戸新田字東中町490番83松戸新田(380)43.22.3%7.4%
松戸市小山字町田121番2松戸(1500)43.22.3%3.1%
松戸市常盤平1丁目16番8常盤平(250)59.42.3%6.5%
松戸市北松戸2丁目15番3北松戸(410)61.12.2%6.3%
松戸市常盤平陣屋前2番8八柱(500)61.42.2%7.5%
松戸市松戸新田字庚申前435番56みのり台(300)46.22.2%6.9%
松戸市高塚新田字北谷台641番52秋山(1800)312.2%2.2%
松戸市馬橋字上ノ台3375番外馬橋(840)622.2%
松戸市小金きよしケ丘3丁目16番1外北小金(820)46.92.2%5.2%
松戸市松戸新田字新堀307番2松戸新田(600)20.62.1%5.6%
松戸市幸谷336番3新松戸(620)48.22.1%3.5%
松戸市上矢切字菰田1133番20松戸(2100)332.0%3.1%
松戸市三矢小台3丁目16番12矢切(1200)49.52.0%2.7%
松戸市松戸字米山2265番35松戸(1500)50.22.0%5.6%
松戸市根木内字辻353番11北小金(1500)30.32.0%0.9%
松戸市中金杉4丁目121番北小金(1500)342.0%3.0%
松戸市和名ケ谷字山宮地849番9松戸(2500)29.41.8%0.5%
松戸市河原塚字宮ノ台351番32新八柱(1200)371.8%3.7%
松戸市小金きよしケ丘1丁目12番15北小金(460)58.11.7%6.0%
松戸市千駄堀字前新田1778番外松戸新田(1500)40.61.7%4.2%
松戸市八ケ崎緑町300番馬橋(1600)30.71.6%-2.1%
松戸市小金清志町2丁目72番3外新松戸(850)42.91.6%
松戸市南花島3丁目40番5松戸(1200)46.51.4%2.2%
松戸市西馬橋1丁目30番7馬橋(860)47.21.4%2.1%
松戸市栄町4丁目243番10外北松戸(1100)35.60.9%1.9%
松戸市栄町7丁目544番3馬橋(1000)39.90.8%1.7%
松戸市古ケ崎2丁目3148番2外北松戸(1500)32.40.8%1.3%

 

(2)基準地価(2024.7.1現在)更新

*変化率が空白:2019年のデータがない場合

住所または地番最寄駅(m)坪単価(万円)前年比2019年比
松戸市本町2番4松戸(100)369.612.0%33.3%
松戸市稔台5丁目12番1みのり台(1300)71.311.3%71.4%
松戸市上本郷字船付530番6外北松戸(750)75.211.2%
松戸市新松戸2丁目108番新松戸(0)297.09.2%28.6%
松戸市秋山1丁目10番4外秋山(150)88.48.1%
松戸市西馬橋蔵元町12番馬橋(300)122.17.6%25.4%
松戸市上本郷字三斗蒔900番3北松戸(90)132.07.2%19.4%
松戸市上本郷字一丁目3328番1北松戸(700)65.37.0%15.8%
松戸市常盤平5丁目11番13五香(0)100.77.0%18.2%
松戸市松戸新田字一本槻579番8みのり台(1)71.66.9%14.8%
松戸市五香西2丁目30番23五香(670)38.96.3%11.3%
松戸市六実2丁目60番8六実(900)29.06.0%10.0%
松戸市五香8丁目7番2五香(1100)35.65.9%8.7%
松戸市新松戸6丁目24番外新松戸(1100)72.65.8%10.0%
松戸市六高台2丁目27番25六実(1200)32.05.4%9.1%
松戸市東松戸2丁目8番9東松戸(550)64.45.4%
松戸市大金平2丁目110番2北小金(850)41.35.0%7.8%
松戸市二ツ木字上ノ台1642番新松戸(1200)57.44.8%8.1%
松戸市古ケ崎3丁目3354番3北松戸(1500)31.84.8%7.4%
松戸市岩瀬字住吉町23番3外松戸(550)94.14.8%15.4%
松戸市小金原5丁目21番8北小金(2100)37.04.7%
松戸市八ケ崎2丁目10番7馬橋(2100)37.34.6%11.9%
松戸市八ケ崎6丁目27番14馬橋(1300)38.04.5%6.5%
松戸市西馬橋4丁目241番3馬橋(1600)46.24.5%6.9%
松戸市西馬橋広手町30番2馬橋(850)57.44.2%8.8%
松戸市新作字三丁目1156番北松戸(830)50.84.1%6.2%
松戸市下矢切字栄町96番4矢切(300)54.53.8%10.0%
松戸市三矢小台5丁目23番7松戸(1700)48.53.5%7.3%
松戸市吉井町11番5松戸(1000)68.63.5%11.8%
松戸市幸田4丁目121番北小金(1700)32.03.2%4.3%
松戸市胡録台字大畑18番3上本郷(450)54.13.1%10.1%
松戸市松戸新田字ヅウハタ18番19松戸(1600)46.22.9%2.9%
松戸市常盤平3丁目22番5常盤平(400)62.72.7%6.1%
松戸市常盤平6丁目11番12五香(650)52.52.6%6.0%
松戸市千駄堀字清水台830番12八柱(740)41.32.5%6.8%
松戸市小金きよしケ丘4丁目3番11北小金(1100)41.32.5%4.2%
松戸市稔台7丁目12番3みのり台(300)55.42.4%8.4%
松戸市仲井町1丁目54番1外松戸新田(350)55.82.4%7.6%
松戸市常盤平2丁目17番6常盤平(700)57.12.4%8.1%
松戸市南花島3丁目48番13上本郷(330)59.42.3%7.8%
松戸市日暮6丁目157番新八柱(800)59.72.3%7.1%
松戸市下矢切字北坂507番矢切(1000)20.00.0%0.0%

 

2、松戸市の土地価格の動き

松戸市の土地価格は、住宅地は11年で9.1%のプラス、商業地では32.9%のプラスでした。

商業地は2018年ごろから、住宅地は2023年ごろから、上昇が本格化していますね。

 

また、昨年から今年にかけては、住宅地で3%でプラス、商業地も6.3%のプラスと、いずれも、この11年間で最も高い上昇率となっていました。

 

松戸市の公示地価

(参考:国土交通省 地価公示)

 

では、具体的にどのあたりが上がっているのか?

まずは地図上で、上昇しているエリアを確認してみましょう。

 

5年間の変化率(2018→2023年)

変化率:赤紫(+50%以上)>ピンク色(+30〜49.9%)>オレンジ色(+10〜29.9%)>緑色(0〜+9.9%)>青色(-0.1〜 -9.9%)>茶色(-10%以下)

 

上昇率が高いのは、松戸駅や東松戸駅、新八柱駅など、駅の周辺に多い印象ですね。

駅から離れるほどに、上がりにくくなり、下落している地区もいくつかありますが、いずれも駅からかなり離れたところにありました。

 

傾向的には、駅近の地区では、このように上昇率が高いものの、駅から離れるほどに、下落するエリアが増えていく、土地価格の二極化が進んでいると言えるでしょう。

 

なぜ、松戸市の土地価格は二極化しているのか?

理由は大きく3つあります。

 

①人口の動き

1つ目は、人口の動きです。

松戸市では、この11年間で、人口が約1.2万人増加しましたが、世帯数も3.1万世帯増えていました。

 

松戸市の人口

(参考:総務省 「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)

 

人口、世帯数ともに増えていることから、住宅需要は強いと考えられます。

 

では、どのような人が増えているのか?

松戸市に引っ越してきた人の数から、出て行った人の数を引いた、転入超過数というデータがあります。

このデータを見てみると、増えているのは、15~29歳の若い世代と外国人でした、

 

松戸市の転入超過数

(参考:総務省 住民基本台帳人口移動報告)

 

外国人の多くは、車の免許を持っていないので、電車やバスが使える中心部の賃貸物件に住む傾向にあります。

また、15~29歳の若い世代も、結婚していない人が多いでしょうから、賃貸物件を好む傾向にあるでしょう。

 

そのため、通勤や通学に便利な、駅近の賃貸物件の需要が強く、土地価格の上昇も駅近に集中している可能性があります。

 

増加しているのは、中心部や駅周辺などの、一部のみ

さらに、地区別の人口の変化も、確認してみましょう。

2019年~24年までの5年間で、50人以上の増加・減少エリアを抽出したのがこちらです。

 

赤色:+300人以上オレンジ色: +100〜 299人緑色:+50〜 99人水色: -50〜 -99人紫色:-100人以下

(参考:松戸市「町別人口(住民基本台帳)」)

 

赤が300人以上、オレンジが100人以上、緑が50人以上の増加地区になります。

逆に減少している地区は、青色や紫色の矢印のマークになります。

 

ご覧の通り、全域で減少している地区が点在しているものの、その中でも、松戸駅や東松戸駅、小金城趾駅などの、一部の駅周辺では、増加している地区が多い印象です。

特に、小金城趾駅近くの赤色のマークは、大谷口地区で、2021年に200戸の大規模マンションができたことで、これほどの人口増加となっています。

やはり、100戸以上のマンションができると、人口も大きく増えますね。逆を言えば、この5年間で見ると、それほど大きなマンションが立たなかったとも言えます。

 

②建築費の上昇

2つ目が、建築費の上昇による、土地価格の連れ高です。

特に新型コロナ以降、20213月ごろからウッドショック(木材の価格高騰)が騒がれ、2022年のロシアのウクライナ侵攻で、円安が進んだことで、建築費がここ数年で、どんどん上がっているのです。

 

マンションの建築費 2024年7月

木造住宅の建築費 2024年7月

(参考:建築物価調査会)

 

建築費が上がると、当然ですが、新築の住宅価格も上がります。それによって、中古物件の価格も連れ高しています。

 

松戸市を含む常磐地区の中古住宅の価格を見てみると、この5年間で、マンションは53%の上昇、戸建ては39%の上昇をしていました。

 

常磐地区の中古住宅価格

(参考:東日本レインズ)

 

一方で、このように建築費が大きく上昇しているため、家を建てる人は増えていません。

松戸市の新築着工数を見てみると、賃貸物件を含む、アパートやマンションは増加傾向にありますが、戸建ては2,000戸割れと低迷しています。

 

松戸市の新規着工戸数

(参考:国土交通省 建築着工統計調査)

 

住宅地の上昇は、2023年ごろから本格化していますが、決して、戸建てを建てる人が増えているからではないのです。

むしろ、建築費が上がりすぎたことによって、中古物件が上昇し、土地の評価が上がっただけ、という可能性があります。

 

公示地価は、相続税評価に使う路線価の参考値となりますので、例え、その場所で取引実績がなかったとしても、周辺地域の取引価格を元に、違和感がないような調整を行います。

そのため、場所によっては、土地の評価は上がっているのに、買い手を探すのに苦労する、というケースもありそうです。

 

③農地の宅地化

3つ目が、農地の宅地化です。

松戸市では、2012年から22年の10年間で、農地が約97haも減りました。

1ヘクタールは約3,000坪ですので、30坪の戸建てで、約1万戸分の農地がなくなった計算になります。

 

松戸市の農地面積

(参考:総務省統計局 作物統計調査)

 

先ほど、人口の増加地区を見てもらいましたが、東松戸駅や小金城趾駅など、中心部から少し離れた駅のあたりには、まだまだ多くの農地が残っており、これらの農地から、新しい住宅地が次から次へと作られています。

松戸市で暮らす子育て世帯の多くが、都心へ通勤・通学をしているでしょうから、わざわざ駅から遠い、古い住宅地を購入する必要はありません。

 

そのため、駅から離れた住宅地では、買い手がつかなくなりつつあり、土地価格の下落が進んでいるのでしょう。

 

3、これからどうなるのか?

ここからは、松戸市の土地価格に影響を与えそうなポイントをいくつかご紹介します。

 

(1)いよいよ金利上昇が本格化しそう

ここ2年ぐらいで、建築費も3割ぐらい上がっていますが、給料が上がりにくい中で、高い物件を買えていたのは、変動金利を選択することで、支払い負担を減らす人が増えていたからです。

 

ですが、今年3月に日銀がマイナス金利を解除し、7月には政策金利が0.25%にまで引き上げると発表されたことで、変動金利もこれから上がってきます。

 

そのため、これまでは変動金利を選ぶことで、何とか高い物件を買えていた人たちも、利息負担が上がってくるため、返済が苦しくなってくる人が増えるでしょう。

また、ギリギリの枠でローンを組もうとする人も減るでしょう。

 

1%金利が上がると、不動産価格は15〜20%下がる可能性

ちなみに、金利が1%上がると、住宅ローンの利息は、35年で15〜20%増えます。

例えば、月に約10万円の返済を考えている人であれば、現在なら3,500万円の物件が買えますが、金利が1%上がると、毎月10万円の支払いで、3,000万円の物件しか買えません。

 

金利上昇で下落

 

政策金利は少しずつ引き上げていくと思われますので、すぐに大きく価格が下落するわけではありません。

ですが、購入を検討されている方は、変動金利でギリギリのローンを組むのは危ないので気をつけてください。

 

(2)農地の宅地化がさらに進みそう

2つ目が、さらなる農地の宅地化です。

2022年に、「農業を続ける代わりに税金が優遇されていた、生産緑地という制度の期限が切れるので、農地が一斉に売り出されて、土地価格が下がる」と懸念されていましたが、その後も特定生産緑地と名前を変えて、事実上の延期がされたことで、不動産市場への影響は免れました。

特定生産緑地制度への以降状況

(参考:国土交通省)

 

しかし、先ほどの農地面積を見てもらうとわかる通り、松戸市では、10年で約100ヘクタール分の農地が減り、宅地化が進んでいます。

先ほど人口の増減しているエリアを見てもらいましたが、東松戸駅や松飛台駅、そして小金城趾駅などの、駅からちょっと離れていて、まだ多くの農地が残っているエリアでは、どんどん宅地化されて新興住宅地やマンションが作られています。

 

そして、この傾向は今後も続きます。

高齢化と後継者不足によって、農家の数は、年々減少傾向にあり、松戸市でも、相続を機に、農業を辞めて宅地にするところが、増えているからです。

 

そのため、駅から離れた住宅地を購入する理由が、どんどんなくなっています。

すでに、駅から離れた住宅地では、土地価格の下落が進んでいるところが出てきていますが、この傾向はさらに進むでしょう。

 

(3)これから松戸市の人口はどうなるの?

国立社会保障・人口問題研究所が、2023年に発表した松戸市の人口の見通しによると、2025→35年の10年間で約6,000人の減少が見込まれています。

青い棒グラフがそれになります。

 

松戸市はこれから10年で約6,000人減る(青色の棒グラフ)

松戸市の人口予測

(出典:国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」)

 

しかし、この予測は、合計特殊出生率が、1.3倍以上でずっと続くという想定になっています。

この予測を元に、年金などの社会保障費の計画を立てるため、あまりに悲観的な予想だと、うまく計画が立たないためだと考えられます。

 

ですが、ご存知のように、出生率も出生数も、国の想定より減少ペースが加速しています。

2023年の合計特殊出生率は、1.20倍で、すでに予想を下回っていますし、出生数も、今年は70万人を割るとの見通しが出ています。

 

これは松戸市でも、例外ではありません。

2018年には年間3,400人いた新生児が、昨年2023年には2,900人を割っており、特にこの5年間でみると、16%も減っているのです。

 

松戸市の出生数と死亡数

(参考:総務省 住民基本台帳人口移動報告)

 

そのため、この現状を踏まえて計算したのが、先ほどの図の赤色の棒グラフになります。10年後には、政府の予想よりも、さらに4,000人減少する可能性があります。

 

問題なのは、小中学生の児童数です。

2020年時点で5.7万人いた0~14歳の人口は、2035年には、4.4万人にまで減る可能性があります。

 

このままの減少ペースなら、2035年は4.4万人にまで減る

松戸市の0〜14歳人口の予測

(出典:国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」)

 

つまり、この15年で、子供が2割以上減るのです。

子供の数が減るということは、子育て世帯も減りますので、松戸市内で家を持ちたいという家庭も、かなりの勢いで減っていくと予想されます。

 

これに加えて、先ほどのグラフでは、出生数とともに、死亡者数の推移も載せていましたが、こちらも5年で約26%の増加となっています。

 

松戸市の空き家数

(参考:国土交通省 住宅土地統計調査)

 

これによって、この5年間で、別荘や、賃貸目的以外の、いわゆる「戸建ての空き家」が、約12%も増えています。

さすがに、周囲に迷惑をかける廃墟のような、破損している空き家に対しては、自治体でも本格的に動いていますし、昨年は空き家法の改正もあったので、3割以上減っています。

 

ですが、空き家全体の数は、死亡数の増加で、今後も増え続けると予想されます。

つまり、松戸市では、出生数の減少で買い手が減り、死亡数と空き家の増加で、売り手が増えるため、一部の人気エリア以外では、今後買い手がつきにくくなるのではないでしょうか。

 

結論:売るなら?買うなら?

以上のことから、松戸市の土地価格は、

  • 人口が増えている地区は、松戸駅や東松戸駅の周辺などで、通勤や買い物に便利なエリアに、人気が集中している
  • 金利の上昇で、今後はさらに住宅購入のハードルは上がりそう
  • 出生数の減少で住宅需要は減り、死亡者数の増加で空き家はさらに増える。さらに、農地の宅地化も進むため、買い手がつきにくい物件が増えていきそう

と言えるでしょう。

出生数の減少ペースが、かなり加速しているため、今後の住宅需要も、減少は避けられないと思います。

 

買うなら:価格がかなり上がっているので、物件選びは慎重に

まずは、買いたい人についてですが、人気エリアのマンションや戸建ては、比較的、需要も高いため、価格の大きな値崩れは、当分期待はできないと思います。

しかし、それ以外の戸建てについては、着工数が低迷していることから、買い手は減ってきていますし、今後はさらに減っていくでしょうから、人気エリアを選ばなければ、安く買える可能性はあるでしょう。

 

非公開物件=安い物件

不動産を売る理由はさまざまですが、「周りに知られずに売却したい」という売主は一定の割合でいます。

そのような物件は、ネット上にも出回らず「非公開物件」として、特定の不動産会社が取り扱っている場合があります。

 

非公開物件の理由

 

当然、このような物件は少ないお客さんにしか目にとまる機会がないため、相場よりも価格の安い可能性が高いです。

 

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売るなら:今後は金利上昇が本格化するため、今が高値の可能性も

次に売りたい人についてですが、まず注意したいのは、金利の上昇です。

今後、日銀が利上げを行えば、確実に住宅ローン金利はさらに上がるため、一般世帯が購入するような物件は、マンションであろうが、戸建てであろうが、影響を受けるでしょう。

 

そして、長期的には、想像以上に子供の数が減っていき、相続で空き家も増えるので、住宅需要の減少は、これからが本番になります。

なので、特に戸建てについては、今が高値の地域は、けっこう多いのではないかと思います。

 

想像以上に高く売れる可能性もあります

ここまで、公示地価の動きを中心に解説してきましたが、公示地価はそのエリアの平均的な価格なため、実際の取引と比べてみると、想像以上に違ってきます。

 

例えば、松戸市内に「松戸新田(まつどしんでん)」という、松戸新田駅の周辺に広がる住宅地があります。

 

こちらの公示地価と実際の取引を比べてみると、

  • 公示地価:41万円/坪
  • 実際の取引価格:30〜68万円/坪

と、公示地価の約0.8〜1.7倍で取引されていました。

 

どちらも「第一種低層住居専用地域」と呼ばれる、主に戸建てが立ち並ぶ住宅地です。

駅からの距離もほぼ同じで、これほどの価格差が考えられるでしょうか?

 

【松戸市松戸新田の公示地価】

松戸市の公示地価

  • 松戸新田駅から380mの距離、徒歩約5分(1分=80m)
  • 125,000円/㎡ × 3.3(㎡/坪) = 41万円/坪

(参考:国土交通省地価公示・都道府県地価調査)

 

【松戸市松戸新田の土地取引】

松戸市の土地取引

  • 松戸新田駅から徒歩5〜6分のエリアで、30〜68万円/坪で取引されている
  • この取引情報のアンケート回収率は約2割のため、実際の取引数はこの5倍程度ある

(参考:国土交通省 不動産取引価格情報検索)

 

このような感じで、全国の公示地価と実際の取引を調べてみたのですが、やはり公示地価と実際の取引ではかなりの価格差があることがわかりました。

 

同じ地域なのに、

「公示地価の2倍以上の価格で取引されている」

「最低価格と最高価格が3倍以上も違う」

といった取引がゴロゴロ見つかったのです。

 

*東京、大阪、北海道、福島など17都道府県を調査

都道府県住所公示地価/坪取引価格/坪公示地価の何倍?
東京都23区千代田区神保町485万円300〜990万円0.62〜2.04倍
東京都23区中央区佃644万円530〜970万円0.82〜1.51倍
東京都23区墨田区東向島111万円150〜290万円1.35〜2.61倍
東京都八王子市北野台33万円30〜43万円0.91〜1.3倍
東京都立川市柴崎町121万円97〜340万円0.8〜2.81倍
東京都武蔵野市吉祥寺本町216万円150〜300万円0.69〜1.39倍
神奈川県横浜市神奈川区松見町85万円74〜150万円0.87〜1.76倍
神奈川県川崎市中原区木月136万円160〜240万円1.18〜1.76倍
神奈川県相模原市緑区東橋本70万円17〜140万円0.24〜2倍
千葉県千葉市中央区松波77万円64〜110万円0.83〜1.43倍
千葉県船橋市松が丘30万円26〜41万円0.87〜1.37倍
千葉県柏市今谷上町49万円39〜85万円0.8〜1.73倍
埼玉県さいたま市浦和区北浦和113万円78〜160万円0.69〜1.42倍
埼玉県川口市差間43万円42〜61万円0.98〜1.42倍
埼玉県所沢市久米49万円22〜76万円0.45〜1.55倍
北海道札幌市北区25条西38万円32〜48万円0.84〜1.26倍
北海道旭川市8条通10万円7〜14万円0.7〜1.4倍
北海道苫小牧市桜木町7万円6.5〜13万円0.93〜1.86倍
青森県青森市三内10万円5.4〜14万円0.54〜1.4倍
青森県八戸市田向14万円10〜28万円0.71〜2倍
青森県弘前市大字田園13万円15〜18万円1.15〜1.38倍
秋田県秋田市手形22万円18〜25万円0.82〜1.14倍
秋田県大仙市大曲中通町11万円13〜15万円1.18〜1.36倍
秋田県由利本荘市石脇7.8万円5〜14万円0.64〜1.79倍
岩手県盛岡市加賀野21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
岩手県一関市赤荻8万円5.5〜17万円0.69〜2.13倍
岩手県奥州市佐倉河21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
宮城県仙台市泉区将監26万円34〜52万円1.31〜2倍
宮城県石巻市三ツ股10万円7.8〜14万円0.78〜1.4倍
宮城県名取市大手町27万円29〜40万円1.07〜1.48倍
福島県福島市野田町22万円16〜72万円0.73〜3.27倍
福島県いわき市小島町22万円35万円1.59倍
福島県郡山市芳賀18万円17〜35万円0.94〜1.94倍
山形県山形市東原町26万円18〜32万円0.69〜1.23倍
山形県鶴岡市本町11万円8〜17万円0.73〜1.55倍
山形県酒田市新橋9.5万円10〜15万円1.05〜1.58倍
新潟県新潟市中央区天神尾38万円35〜62万円0.92〜1.63倍
新潟県長岡市東栄19万円13〜19万円0.68〜1倍
新潟県上越市春日野14万円9.6〜16万円0.69〜1.14倍
富山県富山市牛島本町26万円23〜36万円0.88〜1.38倍
富山県高岡市城東17万円9.3〜19万円0.55〜1.12倍
富山県射水市太閤山15万円12〜18万円0.8〜1.2倍
石川県金沢市泉野町35万円24〜45万円0.69〜1.29倍
石川県加賀市小菅波町14万円2.3〜21万円0.16〜1.5倍
石川県野々市市押野26万円25〜31万円0.96〜1.19倍
福井県福井市灯明寺19万円15〜26万円0.79〜1.37倍
福井県坂井市丸岡町西瓜屋10万円12〜15万円1.2〜1.5倍
群馬県高崎市上中居町25万円18〜36万円0.72〜1.44倍
群馬県前橋市駒形町15万円8.7〜18万円0.58〜1.2倍
群馬県伊勢崎市昭和町13万円9.6〜41万円0.74〜3.15倍
栃木県宇都宮市泉が丘28万円28〜40万円1〜1.43倍
栃木県足利市八幡町16.5万円8.7〜19万円0.53〜1.15倍
栃木県小山市城東24万円3.8〜27万円0.16〜1.13倍
茨城県水戸市河和田14万円9.2〜20万円0.66〜1.43倍
茨城県古河市東24万円11〜36万円0.46〜1.5倍
茨城県つくば市春日37万円53万円1.43倍
愛知県名古屋市千種区東山元町56万円19〜67万円0.34〜1.2倍
愛知県岡崎市大和町37万円43〜51万円1.16〜1.38倍
愛知県豊橋市高師本郷町24万円11〜33万円0.46〜1.38倍
岐阜県岐阜市北一色21万円17〜28万円0.81〜1.33倍
岐阜県大垣市林町23万円10〜31万円0.43〜1.35倍
岐阜県多治見市明和町11.5万円8.9〜15万円0.77〜1.3倍
三重県津市大谷町35万円41〜55万円1.17〜1.57倍
三重県四日市市大字茂福21万円24〜32万円1.14〜1.52倍
三重県桑名市大字桑名22万円25〜29万円1.14〜1.32倍
静岡県静岡市葵区音羽町71万円51〜85万円0.72〜1.2倍
静岡県浜松市中区鴨江31万円0.85〜40万円0.03〜1.29倍
静岡県三島市加茂33万円33〜44万円1〜1.33倍
長野県長野市若里29万円30〜46万円1.03〜1.59倍
長野県松本市桐21万円29〜30万円1.38〜1.43倍
長野県上田市常磐城14万円14〜18万円1〜1.29倍
山梨県甲府市上石田15万円19〜23万円1.27〜1.53倍
大阪府大阪市浪速区恵美須東149万円39〜600万円0.26〜4.03倍
大阪府茨木市庄61万円40〜100万円0.66〜1.64倍
大阪府高槻市安岡時町38万円25〜55万円0.66〜1.45倍
京都府京都市伏見区深草大亀谷万帖敷町41万円22〜64万円0.54〜1.56倍
京都府宇治市小倉町43万円22〜55万円0.51〜1.28倍
京都府城陽市久世37万円28〜49万円0.76〜1.32倍
滋賀県大津市朝日が丘45万円25〜55万円0.56〜1.22倍
滋賀県草津市追分30万円32〜37万円1.07〜1.23倍
滋賀県長浜市祇園町17万円8.9〜23万円0.52〜1.35倍
兵庫県神戸市鈴蘭台南町24万円14〜41万円0.58〜1.71倍
兵庫県姫路市飾磨区今在家28万円30〜35万円1.07〜1.25倍
兵庫県尼崎市稲葉荘56万円39〜83万円0.7〜1.48倍
奈良県奈良市中登美ケ丘35万円40〜61万円1.14〜1.74倍
奈良県橿原市土橋町26万円31〜44万円1.19〜1.69倍
奈良県生駒市俵口町27万円22〜35万円0.81〜1.3倍
和歌山県和歌山市黒田21万円19〜48万円0.9〜2.29倍
和歌山県田辺市東山19万円22〜24万円1.16〜1.26倍
岡山県岡山市田中33万円35〜47万円1.06〜1.42倍
岡山県倉敷市大島31万円13〜35万円0.42〜1.13倍
岡山県津山市東一宮10万円4.5〜12万円0.45〜1.2倍
広島県広島市牛田早稲田40万円19〜80万円0.48〜2倍
広島県福山市沖野上町24万円6.9〜34万円0.29〜1.42倍
広島県呉市広白岳17万円7.4〜21万円0.44〜1.24倍
鳥取県鳥取市吉方温泉17万円5〜19万円0.29〜1.12倍
鳥取県米子市観音寺新町16万円15〜20万円0.94〜1.25倍
島根県松江市内中原町26万円26〜32万円1〜1.23倍
山口県下関市綾羅木南町13万円20万円1.54倍
山口県山口市小郡下郷16.5万円8.9〜19万円0.54〜1.15倍
山口県宇部市笹山町7.3万円10〜13万円1.37〜1.78倍
愛媛県松山市岩崎町44万円30〜68万円0.68〜1.55倍
愛媛県今治市南大門町17万円24〜30万円1.41〜1.76倍
愛媛県新居浜市河内町22万円10〜24万円0.45〜1.09倍
香川県高松市松縄町29万円39〜40万円1.34〜1.38倍
香川県丸亀市中府町25万円35万円1.4倍
徳島県徳島市佐古一番町31万円13〜59万円0.42〜1.9倍
高知県高知市東久万34万円29〜38万円0.85〜1.12倍
福岡県福岡市南区大楠56万円69〜97万円1.23〜1.73倍
福岡県北九州市八幡西区永犬丸西町17万円10〜21万円0.59〜1.24倍
福岡県久留米市諏訪野町22万円15〜27万円0.68〜1.23倍
佐賀県佐賀市兵庫北21万円 16〜31万円0.76〜1.48倍
佐賀県唐津市和多田本村18万円18〜24万円1〜1.33倍
佐賀県鳥栖市弥生が丘19万円18〜21万円0.95〜1.11倍
大分県大分市王子新町30万円28〜45万円0.93〜1.5倍
大分県別府市山の手町21万円16〜35万円0.76〜1.67倍
大分県中津市中央町30万円28〜45万円0.93〜1.5倍
長崎県長崎市滑石20万円14〜24万円0.7〜1.2倍
長崎県佐世保市広田11万円19〜29万円1.73〜2.64倍
長崎県諫早市小船越町13万円22万円1.69倍
熊本県熊本市武蔵ヶ丘21万円15〜32万円0.71〜1.52倍
熊本県八代市井上町9万円4.7〜10万円0.52〜1.11倍
熊本県天草市今釜新町14万円14〜15万円1〜1.07倍
宮崎県宮崎市神宮28万円32〜33万円1.14〜1.18倍
宮崎県都城市姫城町10万円8.5〜15万円0.85〜1.5倍
宮崎県延岡市西小路19万円20〜26万円1.05〜1.37倍
鹿児島県鹿児島市荒田56万円35〜91万円0.63〜1.63倍
鹿児島県霧島市国分中央11万円9.5〜15万円0.86〜1.36倍
鹿児島県薩摩川内市平佐町9.5万円7.9〜10.4万円0.83〜1.09倍
沖縄県那覇市首里石嶺町42万円31〜46万円0.74〜1.1倍
沖縄県うるま市江州56万円69〜97万円1.23〜1.73倍
沖縄県浦添市経塚53万円60〜69万円1.13〜1.3倍

 

つまり、あなたの不動産の評価額が、思っていた以上に、数百万円〜数千万円高い可能性があるのです。

では、どうすれば、それがわかるのか?

 

答えは、不動産の一括査定です。

不動産は、その地域、または物件を多く手がける会社かどうかで、評価額が変わります。なので、多くの不動産会社が参加している一括査定を使うことで、評価額が高いかどうかがわかるんですね。

 

一括査定は、参加企業によって、大きく2種類に分かれます。①大手だけが参加するサービス、②準大手と地元の企業が参加するサービス、の2つです。

 

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この記事を書いた人
ゴトウ

証券会社で12年間勤務。営業と店舗マーケティングに従事後、2018年から当サイト「イエ&ライフ」を運営しています。

不動産価格の動きの理解や今後の予想は、金融マーケットの知識があると理解しやすいため、読者のお役に立てるのではないかと、サイトを運営しています。

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