今回の動画は、「第三次世界大戦の終わり。イラン戦争でルーズベルトの無念を晴らすトランプ」ということで、やっていきたいと思います。
1、はじめに
この動画を作っているのは、4月8日ですが、アメリカ時間の4/7に、アメリカとイランが2週間の停戦が決まったとの発表がありました。

トランプ側は、15項目の要求を突きつけてましたが、イラン側はそれを拒否し、逆に今回10項目の提案をしてきました。
これまでイラン側は、アメリカとの交渉は一切していないとか、する気もないとか言ってましたが、今回出された10項目を見ると、通行料として1隻につき200万ドル取ると書かれていますが、これはイランも含めた周辺諸国の復興に使われるということなので、それほど無茶苦茶な内容ではない印象です。
もちろん、アメリカやイスラエルとしてみれば、核兵器の開発をやめろとか、そもそも、お前らの今の政権はダメだとか、そんな話もしているので、これで決着がつくのかは、まだわかりませんが、イランが交渉のテーブルについたということは、結構な進展なような気がしますね。
しかし、ここに来るまでのトランプ氏の政策、態度の過激さに対して、アメリカ国民、特に保守派の側からの批判が強まっているように思います。

今年1月のベネズエラ進行以降、保守派のジャーナリストのタッカー・カールソンはトランプに対する批判を強めており、特に、イラン戦争に突入してからは、トランプが
「イランを石器時代に戻すぞ!」とか
「橋や発電所もぶっ壊すぞ!」という感じの、かなり過激な発言を繰り返しているため、「あらゆる面で卑劣だ」と強い批判と不信感を表明しています。
また、このように考えている米国民は多いようで、トランプ氏に対する支持率も低下中となっています。
一体、トランプはなぜ、こんなにキレ散らかしているのでしょうか?

今回の動画では、実は過去のアメリカの歴史において、かなりトランプと似たような振る舞いや考え方を持っていた大統領として、フランクリン・デラノ・ルーズベルトがい流ので、この2人の大統領の共通点を見ていきながら、
①なぜ日本は戦争でこれほどアメリカにメタメタにやられたのか?
②そして、今起こっている戦争の意味について、
考察していきたいと思います。
それでは、参りましょう。
参考書籍と参考動画
本題に入る前に、今回の動画で参考にした書籍や動画をご紹介します。
まず書籍についてですが、こちらのルーズベルト秘録です。

産経新聞の取材班が作成したもので、2000年12月刊行された、ちょっと古めの本なのですが、2023年に文庫版が出てるので、最近目にしたことがある方もいるかもしれません。
ルーズベルトは、4期目に入ってすぐに死んでしまったので、回顧録のようなものを書いておらず、第三者による日記やエッセイなどから、その人となりや思想を知るしかないのですが、こちらの産経新聞さんの書籍は、そういった第三者の残した文章をいろいろと集めて編集しているので、けっこう多角的にルーズベルトを見ることができるように思います。
特に、日本で出ているルーズベルト関係の書籍を見ると、その多くが、
「日本を戦争に引き込んだやべえ大統領」とか、
「共産主義のスパイたちに囲まれていたやべえ大統領」
みたいな感じの見方が多いので、ルーズベルトについて調べたり読んだことがある人は、そこで止まってしまっている人が多いと思います。
そんな人にとって、この本はもっと違った一面を観れるのでおすすめです。

そして動画は、こちらのプロメシアン・アクションという政治団体のものです。
1932年のルーズベルトが大統領選挙で勝利するまでの、アメリカの歴史について解説されています。
以前に、こちらの動画で、その内容を紹介したことがあるのですが、その時にはルーズベルトについての考察はしていませんでしたので、今回の動画でそれを入れ込んでみました。
それでは、ここからが本題です。
2、トランプとルーズベルトの共通点

トランプとルーズベルトの共通点は、私が思うに、大きくは3つあります。
(1)どっちも、暗殺未遂やクーデター未遂など、酷い目にあってる
1つ目は、どちらも暗殺やら、クーデターやらで、都合が悪いと思っている、やべえ奴らと敵対してきたということです。
トランプ氏は、2024年の7月の銃撃事件を皮切りに、その年の9月にゴルフ場でも未遂事件があり、今年も実は未遂事件があって、3回も暗殺未遂にあっています。
特に最初の銃撃事件では、警備の杜撰さが問題視されていましたので、民主党、グローバリストによる支援があった可能性が高いと、個人的には思っています。

それで、実はルーズベルトも、暗殺未遂事件に遭ってるんですね。
就任する前の2月に、フロリダ州マイアミで演説している際に、イタリア移民のジュゼッペ・サンガラに銃撃されています。横にいたシカゴ市長が死んでしまいましたが、本人は無傷で済んで、一命を取り留めました。
この銃撃犯は、イタリアで従軍経験があり、1923年にはイタリア国王の暗殺も企てていたということなので、結構ガチな殺し屋だったという話もあります。
そのため、誰かからの依頼だったのだろうということで、大統領を暗殺しようと思うほどの、度胸のあるというか、傲慢なやべえ人たちが裏にいたと考えられます。

それだけではありません。
ルーズベルトを暗殺ではなく、クーデターでぶっ倒そうという計画までありました。
スメドレー・バトラーという大物軍人に。50万人の兵士をワシントンDCに送り込むから、あんたがそれを引っ張っていってくれと、クーデターを誘われたというのです。
しかし、バトラー本人が議会でそれをバラして発覚したので、未遂に終わりましたが、この事件の黒幕は、JPモルガンやGMなど、アメリカの大企業がいろいろと含まれていました。
ちなみに、JPモルガンという銀行は、完全にイギリスの手先みたいな銀行です。

昨年11月に、チャールズ国王の誕生日に、NYの本社で国王を祝うパーティを開催しています。
チャールズ国王は出席しなかったものの、ブレア元首相などの、英国のVIPは出席していたということで、今でも完全なイギリスの手先機関だということがわかりますね。
ルーズベルト政権へのクーデター未遂事件は、メディアがデマでしょ?と相手をしなかったこともあって、あまり大事にならなかったようですし、フェイクだった可能性もあると思います。
しかしこれが政府によるものだったとすると、イギリスの手先だったJPモルガンを牽制するという意味合いがあったはずですから、やはりイギリスとルーズベルトは、敵対関係にあったと考えられるでしょう。
つまり、トランプもルーズベルトも、グローバリストにとって邪魔な存在だというわけです。
(2)性格的に似てる
2つ目は、性格的な問題です。
トランプもルーズベルトも、女好きで、特にルーズベルトは不倫も結構していて、奥さんのエレノアとは別居してましたし、死んだ時も見つけたのは、愛人の秘書でした。

また、ルーズベルトの仕事のスタイルも、かなりトランプに似ているように感じました。
抜粋しますと、
「大統領は、最高責任者としての公式、および非公式の権限を最大限に活用し、目標を引き上げ、勢いを生み出し、個人的な忠誠心を喚起し、人々から最高の成果を引き出すことによって、政権を掌握し続けた。
また、側近たちの間に、意図的に競争意識と意思の衝突を煽り、混乱、落胆、怒りを引き起こしながらも、行政エネルギーの脈動と創造性の火花を散らした。」
ということです。
トランプ政権では、トランプへの忠誠心が最も重要とされる、みたいなコメントをたまに見かけますが、ルーズベルトも同じような感じだったようですね。
(3)矢継ぎ早に出す政策スタイル
そして3つ目が、矢継ぎ早に出す政策の数々です。
特に第二期のトランプ政権になってからは、毎日のようにいろいろな政策が出まくっているため、それを反対したい民主党も、あまりにトランプの打ち出す政策の数が多すぎて、ゴテゴテに回って、存在感がほとんどなくなっているように感じます。

ルーズベルトが大統領になった1933年は、大恐慌の真っ只中だったということもあって、これをなんとかするために、矢継ぎ早に政策を出していきました。
例えば、
①3/4に就任して、2日後の6日には、銀行業務を停止し、その間に銀行法を通過させ、取り付け騒ぎを収拾しました。
②ストップしていた住宅建設を回復させるために、住宅金融会社を設立し、2年で100万件の融資成立させました
③若者の失業対策で民間資源保全局を立ち上げ、夏までに25万人雇用し、300万人が参加しました
④公共工事、特にダム建設のような大型工事をバンバンやって、300万人に雇用を提供しました
このように、実体経済の回復のために、公共事業をバンバン行って、職を作り、経済恐慌から抜け出そうとしてきたのです

また、1938年に、ナチスドイツが国内のユダヤ人を大規模に迫害した「水晶の夜」事件というのが起こるのですが、これを受けて、ドイツ国内のユダヤ人は、海外に脱出しようとしたものの、当時のユダヤ人は、欧米ではあまり評判が良くなかったらしく、イギリスもアメリカも、これを受け入れようとしませんでした。
そこで、ルーズベルトは、イタリアのムッソリーニに、1935年に併合したアフリカのエチオピアに、これらのユダヤ人を受け入れてくれないか?と打診しました。
ムッソリーニはこれを断りましたし、ファシズム政権にお願いするとは何事だ!と国内的には批判が上がるのですが、敵だろうが味方だろうが、目の前の問題を解決するためには、何でもやるというのがルーズベルトのスタイルだったようです。
これって、イスラエルによるガザへの攻撃を受けて、トランプがここを再開発するから、ガザの人はエジプトやソアリアに移住させれば良くね?と提案したことと、そっくりですよね。
このように、トランプとルーズベルトの共通点とは、
①英米のグローバリストから嫌われていた
②強烈なリーダーシップ
③目的のためなら手段を選ばない、自由な発想の政策のスタイル
が挙げられると思います。
3、なぜルーズベルトは、日本を叩き潰したのか?

それで、このルーズベルトというのは、日本を経済制裁して、経済的に苦境に追い込むことで、真珠湾攻撃を誘発させたとか、
この真珠湾攻撃も実は知っていたけど、知らないふりをして、卑怯にもいきなり攻めてきやがった!日本は悪魔の国だと騒いで、米国民をブチギレさせて、米国民を第二次世界大戦に巻き込んだとか、
いろいろと言われています。
では、なぜルーズベルトは、これほど日本を叩き潰したかったのでしょうか?
ここからは、この点について、考察していきます。
そもそも、ルーズベルトがやりたかったことは何かというと、それは帝国主義の破壊でした。

1943年1月に、ルーズベルトとチャーチルは、モロッコのカサブランカで会談を開催していますが、ここでルーズベルトは、日本やドイツなどに対して、無条件降伏以外は認めない、つまり徹底的に叩き潰すと宣言しました。
その理由は、帝国主義の根絶を目指していたからです。
ルーズベルトは、2週間続いた、このカサブランカ会談で、息子や友人たちに対して、このように話しています。
「帝国主義者たちは、自分たちが何ができるのか、何を生み出せるのかを理解していない!彼らはこの大陸から何十億ドルもの富を奪い取った。それは、彼らが近視眼的すぎて、その何十億ドルが可能性に比べればほんのわずかな額に過ぎないことを理解できなかったからだ!」
これって、誰のことを言ってるのでしょうか?
場所はアフリカでの発言ですよ?
そうです。イギリスとフランスなどの欧州の帝国主義者たちのことを言ってるのです。
つまり、チャーチルのような、イギリスの帝国主義者はクソだと言ってるのです。

これは以前の動画で紹介した表なのですが、イギリスとアメリカとでは、世界観が全く違うことを整理したものです。
アメリカには、初代財務長官から始まった、イギリス帝国主義からアメリカの産業を守りながら、経済を発展させていくというアメリカ型システムという伝統がありまして、これがイギリス人が考える人間観と大きく異なっています。
イギリスの帝国主義者は、一部の選ばれし者だけに権利があり、他は家畜という思想なのに対して、アメリカは独立宣言の中で、「全ての人間は平等だし、自由と幸福を求める権利がある」と謳っているので、人間は平等だと考えています。
ダボス会議で、環境のために二酸化炭素を何とかしなければいけない!と偉そうに言ってるバカが、プライベートジェットであちこち飛び回るという、恥ずかしいことを平気でやってますが、これは、イギリス帝国主義の人間観だからこそ可能なわけです。
だって、自分は選ばれた存在で、それ以外は家畜だと思ってるわけですからね。
なので、綺麗事を言うくせに、自分はその義務から外れていると思ってるリベラルがクズなのは、発想がイギリスの帝国主義と一緒だからなわけです。
ルーズベルトは、アメリカ型システムを信じている人だったため、他国に攻め込んで奴隷にしようとする植民地主義は、人間は皆平等という原則に反するだろ!ということで、反対してたんですね。
しかし、ルーズベルトは、このような理想を持ってはいたものの、綺麗事で世界がうまく回るとは考えていなかったと思います。

ルーズベルト政権には、多くのソ連のスパイがいたと言われており、これは英米の諜報機関によって調査もされてきましたし、1947年以降のマッカーシズム、赤狩りによって、捜査を受けた高官もたくさんいました。
なので、ルーズベルト政権はソ連に操られていたと考える人もいますが、個人的にはこれは違うと思います。
というのも、ここまで見てきた通り、ルーズベルトにとって、1番の敵はイギリスの帝国主義だったからです。
植民地主義を一番やってる国、一番たくさんの植民地を持っている国はイギリスです。
なので、ナチスドイツや日本の軍国主義などの、ファシズムは叩かないといけないと思ってはいたと思いますが、それと同じぐらい、イギリスもぶっ叩かないといけないと考えていたはずです。
実際、このような考えを持っていたアメリカ人は、以前からそれなりにいたと思います。
1928年から33年にかけて、ソ連では第1次五カ年計画が始まったのですが、ここにアメリカの技術者が大量に指導に行って、自動車やトラック、発電所など、500以上の工場を建ててきています。
この時期は、アメリカ国内では共産主義国家に手を貸すのは何事か!と批判もありましたが、この時期はフーバー政権で、共和党です。
イギリスはアメリカ南北戦争で、南軍を支援してアメリカ人の顰蹙を買っていましたし、1900年代初頭までは、イギリスとアメリカは仲が悪く、特に共和党側の人間は、イギリスと組むぐらいなら、ソ連と組んだほうがマシと考えていた人もいたと思います。

それに、そもそも共産主義という思想自体が、イギリスが作って広めたものです。なので、「共産主義=悪」ということで、イギリスがアメリカと仲良くなるために利用されていました。
ルーズベルトは、共産主義よりも、植民地主義の方が悪だと思っていたと思います。
だって、共産主義は、国民を豊かにはしないかもしれませんが、植民地主義は確実に外国と戦争しますからね。
第一次世界大戦が悲惨なことになったのは、共産主義のせいではありません。
植民地主義の国同士が首領蜂やったから、あんなになったのです。なので、世界中から戦争をなくしたいと思ったら、まずはこの植民地主義、帝国主義を消滅させる必要があったのです。
だからこそ、イギリスを調子に乗せるわけにはいかず、ソ連と組んだということなのでしょう。

では、ルーズベルトは、どうやってイギリスを潰そうとしたのでしょうか?
その一つとして、財務長官のモーゲンソーに、ドイツの復興案を作らせました。
その内容はモーゲンソープランと言われているのですが、ドイツの工業地帯を全部牧草地などの農地に変えてしまおうというものでした。
ドイツが工業国だから、戦争が起きるんだったら、農業国にして仕舞えばいいよね?というわけです。
これを聞いたチャーチルは、「英国をドイツの屍に縛り付けるつもりなのか!」とブチギレました。
イギリスも戦争でボロボロになっていましたし、経済復興するためには、他国との貿易が必要となってくるのに、そこで隣の国が草しか生えていなかったら、軍拡競争にも勝てないし、一気に三流国に落ち込んでいったでしょう。
その後、ワシントンポストにこの内容がリークされて、大騒ぎになったために、ルーズベルトはこの案を引っ込めましたが、明らかにイギリスに対して、嫌がらせをしようとしていたことがわかりますよね。

また、1945年に行われたヤルタ会談では、戦後の世界秩序について話し合われたのですが、ここでは、国連を作るという構想もありましたが、ソ連の領土問題もありました。
ロシアは、これまで不凍港を手に入れるために、黒海や極東への進出をしようとしてきましたが、その度にイギリスがクリミア戦争とか、日露戦争で邪魔をして、火種となっていました。
そのため、イギリスの手が及ばない中国の大連港を自由に使わせてもらい、満州鉄道は中国とソ連の共同運営にするということで話が決まりました。
この辺りの取り決めも、戦争の火種を作らないようにするためのものだったのでしょう。
それで、日本は東京大空襲や沖縄本土への上陸作戦など、かなり激しくアメリカにやられてしまったわけですが、ルーズベルトは日本に対して、このように語っています。
抜粋しますと、
「今回の戦争で、植民地主義は消える運命にある。植民地主義を打破し、新しい時代を産むためには、日本は必要悪だったのかもしれない」
以上です。
これはどういうことなのでしょうか?

プロレスラーの橋本真也は、新車の白いシーマに、長州力を乗せてドライブをしていた時に、暴走族が舐めたバイクで舐めた運転をして冷やかしてきたらしく、長州力が「車で轢いちゃえ」って言ったら、本当に轢いてしまったという恐ろしいエピソードがあります。
ルーズベルトの日本やドイツに対する無条件降伏の要求や、ドイツは牧草地にするとか、徹底的に叩き潰すという姿勢は、まるで暴走族を車で轢いた橋本真也みたいな、イカれたイカついプロレスラーみたいな存在感を放っているように見えます。
そんなイカついヤツの両隣に座っている暴走族Aのイギリスと、暴走族Bのソ連は、どう思っていたのでしょうか?
おそらく、舐めた運転、つまり植民地主義的に他国を攻めるようなことをやろうものなら、白いシーマで轢きに来ると恐怖していたのではないでしょうか?
つまり、日本はイギリスやソ連が、アメリカにビビり散らかすためのサンドバッグとして、殴られまくってしまったということなのだと思います。
元々、日本は近代化を目指していただけで、他国への戦争を目指していなかったと思うのですが、いつの間にか、日清戦争とか、日露戦争で対外進出するようになってましたよね。
この辺りについては、まだ調べていないのですが、イギリスに唆されたバカがいたのではないでしょうか?そこが間違いの始まりだったのでしょう。

それで、今回のイラン戦争は、イギリス帝国を解体するために、トランプが仕掛けた戦争という意味で、第三次世界大戦と考えていいと思うのですが、過去の2つの大戦も合わせて整理してみると、このようにまとめられます。
第一次世界大戦は、イギリスが主役でした。
目的は、各国の弱体化と帝国の解体がテーマで、実際、ロシア、ドイツ、トルコ、オーストリア・ハンガリー帝国の4つの帝国が解体されて、小さな国がたくさん生まれ、大国の影響を受けやすい不安定な状況へと変わっていきました。
これによって、イギリスの地位が相対的に高くなったし、アメリカ型システムを採用して強国になったドイツとロシアの弱体化が進みました。
第二次世界大戦は、ルーズベルトにとっては、ファシズムと植民地主義の消滅を目的としたものであり、チャーチルにとっては、イギリスによるアメリカの乗っ取りだったのでしょう。
ルーズベルトは、イギリスを拒絶し続けたものの、戦争中に死んでしまい、その後のヘタレのトルーマンが、チャーチルの言いなりになってしまったために、アメリカはイギリスの用心棒となって、世界中で紛争を起こす迷惑な国になりました。
そして今回のトランプによるイラン戦争です。
トランプは、イランを派手にぶっ叩くことによって、世界中のイスラム過激派や、ベネズエラやキューバのような、周辺地域を不安定にする左派政権をビビらせることを目的としていると思います。
また、ロンドンの金融システムは、原油取引の7割を占め、海上保険のシェアも3割、戦争リスク保険の9割を占めていますので、このような金融支配体制を潰すために、自ら戦争リスク保険を提供しようと動き出しています。
このように、現在のトランプ政権は、これまでのイギリスが作ってきた世界秩序をぶっ壊すために、イランに戦争を仕掛けているのです。
そして、その戦争も、とりあえず2週間の停戦となって、イラン側からの条件が提示されるなど、少しずつ交渉が進みそうな感じも見えてきました。
これで決着がつくのか?は、まだわかりませんが、この戦争が終わる頃には、おそらく、世界の構造が大きく変わってくると思います。
アメリカがイギリスを攻めるのなら話は別ですが、もうアメリカに敵対する国もなさそうですし、今回の世界大戦も終わりに近づいていくのではないでしょうか?
イラン戦争については、このような感じで、世界秩序がどう変わっていくのか?という視点で、今後も追いかけていきたいと思います。







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