今回の記事では、「メキシコ化するドイツ。保守政党AfDの候補者7名が、謎の死を遂げた理由の考察」ということで、やっていきたいと思います。
1、はじめに
昨日、ドイツが移民でとんでもないことになっているという動画を出したのですが、そこで何人かの方から、AfDの候補者が何人も亡くなっているというコメントをいただきました。
それで、いろいろと調べてみたのですが、これは本当に闇が深いなと思いまして、前回の動画の続き的なものを作ろうと思った次第です。

知らない方のために、説明させてもらいますと、ドイツで最も人口が多い州である、ノルトライン・ヴェストファーレン州で、9月14日に地方選挙が予定されているのですが、ドイツの保守政党である「ドイツのための選択肢」通称、AfDの候補者と予備候補者合わせて、7名が亡くなっているというのです。
候補者4名の年齢は、59歳から71歳で、いずれも突然死とか、急死といった報道がされており、警察は犯罪の証拠はありませんと主張しています。
ですが、8月21日からという短い期間で、7名も、しかもAfDの候補者だけが亡くなっているというのは、どう考えても、異常ですよね。
なので、何かおかしなことが、ドイツで起こっているのだろうと、BBCやCNNなど、世界中のメディアもこれを報じています。
そこでこの記事では、どう考えてもおかしい、この事件について、大きくは2つの可能性というか、ドイツの闇を暴きながら、今後ドイツがどうなっていくのか?について、考察していきたいと思います。
それでは、参りましょう。
2、ノルトライン・ヴェストファーレン州とは
まず最初に、今回の事件の現場である、ノルトライン・ヴェストファーレン州について、簡単に説明しておきます。
この州は、ドイツで人口最大の州で、1800万人が住んでいます。

最大の州である理由は、ルール工業地帯が州の西側にあるからです。工場がたくさんあるので、働く人が集まっているんですね。
それで、人口50万人以上の都市が4つありまして、州都はデュッセルドルフですが、一番大きな都市は、ケルンで、約110万人います。

それで、今年2月に、ドイツでは総選挙があったわけですが、移民反対を掲げるAfDに得票した割合は、決して高くはありません。
右の地図が得票率に応じて色分けされた地図ですが、北半分の東側に、濃い色のエリアが集中していますね。これは、旧東ドイツのエリアとピッタリ一致します。
なので、AfDは、東ドイツが支持基盤の政党と言えます。そして、ノルトライン州は、赤色の線で囲んだあたりになるわけですが、色がかなり薄いので、得票率が低いことがわかります。
それで、このノルトライン州の人口構成を見てみると、約1800万人の人口のうち、移民が290万人います。6人に1人が、移民というわけです。

ただ、ドイツは、移民で入ってきた、元移民も含めると、全体の3割にもなる、世界第2位の移民大国です。
なので、ドイツ国籍を持っている人でも、生まれたところは他の国という人はかなりいて、ざっくりこの2倍ぐらいのイメージで見ればいいと思います。
つまり、ノルトライン州の3割以上、ざっくり3人に1人が、移民または元移民だと考えられます。
それで、ドイツでは、中東やアフリカからの移民による犯罪が、度々デカいニュースになるのですが、これらの人たちが増えてきたのは、2010年代からです。
なので、これらの地域の移民で、国籍を持てた人の割合は、おそらく、1.2倍から1.5倍ぐらいではないかと想像します。
そうすると、中東やアフリカから来た人は、全体の4%前後ではないかなと思われます。
3、犯人は誰か?3つの可能性

というわけで、3人に1人は移民というノルトライン州なので、移民反対を掲げるAfDに対して、反対する人は多そうなことは予想ができますが、だからと言って、7人も選挙期間中に死んでしまっているというのは、異常すぎます。
そこで、ここからは、いったい何が起こっているのか?その可能性について、3つほど考察していきます。
(1)大本営発表通り、偶然
1つ目は、大本営発表通りの、偶然という可能性です。
こちらは、ドイツの元経済学者のシュテファン・ホンブルグ氏のX上での投稿ですが、「統計的にはほぼ不可能です」と書かれていますね。

あとで詳しく見ていきますが、候補者4名は、それぞれ別の市から立候補していますし、立地もけっこうバラバラで、市から市までの距離が100km近く離れてたりします。
そういう離れている候補者が、かなり限定された期間に、年齢的にもまだ若くて、相次いで亡くなるという可能性は、統計的にはほぼ不可能というわけです。
イーロン・マスク氏も、この投稿に反応を示しており、X上でも、かなりの人たちに認知されていると思われます。
(2)移民ギャング
2つ目が、移民ギャングの可能性ですね。
昨年、メキシコでは、大統領選挙や地方選挙が行われたのですが、その際になんと93名もの方が、選挙中に殺害されています。

そのうち、候補者は36名ということで、まるで今回のドイツのケースを先取りしているような、そんな選挙だったように見えますね。
では、なぜこれほどの人が亡くなっているのかというと、メキシコでは麻薬カルテルが支配してしまっているからです。
メキシコ全土に約50のカルテルがあって、その手先として、ギャング組織も200あると言われています。
これらの組織が、自分たちに有利なように政治を動かすために、邪魔な候補者を殺害したり、脅迫したりしてた、というわけです。
私は学生時代に4ヶ月ぐらい、メキシコでダラダラ一人旅をしてましたが、もうそんなことはできない国になってしまったようです。恐ろしすぎます。
なので、そのようなカルテルやギャングに殺害されなかった政治家というのは、もう言いなりでしょう。シェインバウム大統領が、大統領になれたのも、そういうことではないかと思いますね。
メキシカンなドイツになった?
それで、このメキシコのケースを今回のドイツに当てはめてみると、納得がいくことがあります。
例えば、ノルトライン州の最大都市のケルンは、メルケル首相が移民を大量に受け入れますよ~と宣言した2015年の大晦日から元旦に、移民が集団でケルン駅にやってきて、婦女暴行事件を起こしました。

その被害者の数は、被害届ベースで500件以上にもなり、関与した移民の数は1000人以上だったと言われています。
なので、移民の犯罪に対して、トラウマがある街なはずなのです。

ところが、今回の選挙では、主要政党が移民問題を話すことをしないという協定に署名をしました。このニュースは、8月29日に出されており、おそらく、その数日前から話し合われていたのではないかと思います。
ちなみに、AfDの候補者が亡くなったことを各市が発表したのは、8月21日、26日、27日、28日です。
おそらく、26日、27日あたりから、ケルン市の政党が、これはやばいと思い始めたのではないでしょうか?そのため、移民問題を話すと、俺たちもやられるぞと怖くなって、この協定に署名したのだと思われます。
前回の動画で、ケルンの政治家はひでえ奴らだなと批判しましたが、命あっての物種ということだったのかもしれません。もし、私が政治家だったとしても、完全に逃げ越しだったと思いますね。
(3)AfDを憎む人たち
そして、3つ目の可能性が、AfDを憎む人たちです。
今回のAfDの亡くなった候補者を調べてみたところ、出馬所定だった選挙区の人口は、2万~5万人ぐらいの、小都市だったことがわかりました。

しかも、それぞれの都市は、近いところもありますが、離れている市は、100キロ近く離れていました。
そもそも、こんな小さな都市に、移民のギャングがいるのか?というのも疑問ですし、もし移民ギャングだとしたら、メキシコでも200のギャング組織があって、50のカルテルがあるように、それぞれの縄張りごとに、組織が違うような気がします。
これらの4市に近い大都市は、それぞれデュッセルドルフやビーレフェルトなどで、中核都市が違います。
そのため、ギャング間で協力しあって、今回の事件を起こした可能性もなくはありませんが、もっと広範囲で影響力を持っている組織の可能性もありそうです。
ドイツのAfD叩きは、欧州で比較しても異常
そもそも、AfDに対する、ドイツ国内の反応は、かなり異常です。
選挙で議席数で第2位の政党なのに、極右政党は活動禁止にしろという話が、政治家や憲法裁判所などの、官僚もグルになって、進められようとしているからです。

フランスでも、大統領候補のルペン氏が、司法捜査で有罪となり、選挙資格が剥奪されましたが、政党そのものを政治活動禁止などにはしていません。
個人に対する弾圧はしても、政党に対する弾圧をしているのは、ドイツだけなのです。
じゃあ、なぜドイツでは、こんなことが起こっているのか?というと、これはおそらくですが、東ドイツ人に対する西ドイツ人の差別です。

この動画の最初の方でも、エリアごとのAfDの得票率の地図をご紹介しましたが、旧東ドイツでの得票率が高いことから、東ドイツを支持基盤とした政党だというイメージが出来上がっていると思われます。
こちらの記事で詳しく書かれているのですが、東西ドイツ統合後の、旧東ドイツ人は、かなり酷い目に遭ってきたと言います。
例えば、役所や大学、企業の要職からは、みんな外されてしまいましたし、東ドイツにあった国営企業の多くが、統合時の為替レートの交換比率を割高にすることで、競争力が失われ、倒産してしまいました。失業率も20%以上に跳ね上がったと言います。
これで得をしたのは、旧西ドイツの企業家や、一部の偉い人たちだけで、労働者階級の人たちは、日本の小泉・竹中の構造改革みたいなことがあったので、給料が下がって、大変な目にあったようです。
なので、東西ドイツの統合で、得をした一部の人たちにとってみれば、AfDが政権与党を取るということは、今までやりたい放題してきた反動で、やり返されるという恐怖があるのではないでしょうか?
だからこそ、政党そのものを潰してしまえと、旧西ドイツ出身者が多い政治家や官僚が、一緒になって、攻撃しているのだと思いますし、もしかしたら、今回の地方選挙における謎の死亡事件にも関与している可能性はあると思います。
少なくとも、理由はありそうですよね。
4、これからどうなるのか?
というわけで、あくまで私の妄想でしかありませんが、今回の一連の事件の背景について、考察してみました。
もし、3つの可能性のうち、偶然ですよ説以外の、残り2つだったとした場合、これからドイツはどうなっていくのでしょうか?

もし、犯人が移民ギャングだとしたら、これはすでにメキシコ化している兆候と見て取れます。警察が証拠はありませんと発表しているのは、すでにもう国内の影響力が強くなってしまって、手が出せなくなっているからなのかもしれません。
そして、その先には、言いなりにならない政治家以外は、殺害されるという、メキシカンなドイツが待っているのでしょう。
では、旧西ドイツ出身の、やりたい放題やってきたエリートが黒幕だったとしたら、どうでしょうか?
その場合は、AfDを脅し続けて、ゆくゆくは、政治的に排除していくのかもしれません。
旧東ドイツの地域では、支持率が高いので、この地域だけで活動を許される地域政党になるかもしれませんね。
すでに、ドイツは3割が移民なので、これ以上増え続ければ、移民反対を掲げる政党が支持を得る可能性はさらに減ります。
そうすると、移民の受け入れは止まらないので、結局は、メキシコ化する未来しか見えないような気がしますね。
個人的には、ドイツは完全に詰んだと思っています。







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