今回の動画は、「併合されるカナダ。ベネズエラ侵攻でカナダを潰すトランプ」ということで、やっていきたいと思います。
1、はじめに
昨年12月2日に、カナダの前首相のトルドー氏が、トランプ氏のフロリダの別邸のマールアラゴで面会しました。

まだ大統領就任前ではありましたが、大統領選挙で当選後に、カナダに対する関税を引き上げるとトランプ氏が発言していたことを受けて、やめてくださいよーとお願いするのが目的でした。
ですが、この時に、「そんなに関税が嫌なら、あんたらカナダはアメリカの51番目の州になればいいじゃないか?そうすれば、関税もかからないし、どうだ?」と提案したということで、カナダ国民をブチギレさせました。

その後、5月にトルドー首相の後任のカーニー首相が、トランプ氏と首脳会談を行い、やはり、この時にもカナダ併合の話題をトランプ氏が吹っ掛けましたが、ありえないでしょ?と一蹴されていました。
この首脳会談の前月4月に、トランプ相互関税によって、世界中の国々に関税を宣言していましたので、カナダ併合という話題は、かなり高いボールを投げることで、カナダからの関税の譲歩を引き出そうという、交渉上の駆け引きと解釈しようと思えば、できないこともないという印象でした。
ところがです。
トランプ氏がカナダを併合したいという発言はその後も続きました。

最近ですと、9月30日に海外の米軍基地高官800人を集めてのパワハラ会議をやった時にも、カナダが51番目の州になれば、アメリカがこれから作るゴールデンドーム計画にも入れてやれるから、さっさと入ればいいのになと喋っており、カナダ併合の話は、全然諦めていないのです。

普通に考えれば、あり得ないこの計画に、なぜトランプ氏はこれほど執着しているのか?と疑問に思っていたのですが、つい最近出てきたヴェネズエラ侵攻に関する分析記事を読んでいたら、全てが繋がった感じがしましたので、この動画では、この件について考察していきたいと思います。
それでは、参りましょう。
2、なぜトランプ氏はカナダを併合したいのか?
まず最初に結論を言ってしまうと、トランプ氏がカナダを併合したい理由、それは、イギリス勢力を追い出したいということだと思います。

アメリカの歴史を紐解くと、アメリカが参加した戦争の多くが、イギリスやグローバリストと呼ばれる人たちの手下である、民主党の時に起こっています。
第一次世界大戦、第二次大戦、米ソ冷戦、ベトナム戦争、そして、ウクライナ戦争は民主党の時に起こったり、参戦しました。
1861年に始まった南北戦争においても、イギリスは南軍を支援しています。
当時の南軍は、黒人奴隷をこき使って綿花をイギリスに輸出することで儲けており、民主党が支配していました。やはり、ここでも、民主党とイギリスはグルだったんですね。
なので、アメリカにとってイギリスという国は、関わると碌なことにならない、疫病神みたいな国なのです。だからこそ、トランプ氏は、欧州はアメリカ大陸に口出しするな、というモンロー主義を主張してきたのですが、これは特に、イギリスに向けての発言だったと思われます。
そして、実はカナダという国は、イギリス連邦王国の1つであり、イギリス王室のチャールズ皇太子は、カナダ国王でもあるのです。つまり、イギリスの影響が強い国であり、そんな国が、アメリカの北隣にドーンと位置しているのです。

また、現在の首相であるマーク・カーニー氏は、以前はイギリスの中央銀行であるイングランド銀行の総裁も経験しています。出身はカナダなので、カナダ人主将ではありますが、思いっきりイギリスの影響を受けまくっている人なのです。
さらに、カナダという国は、アメリカ独立戦争の時に、イギリスに忠誠を誓った人たちが、アメリカからカナダに移住したという人も多く、最近ですと、トランプ氏が気候変動詐欺はもうやめるということで、NASAやアメリカ海洋大気庁という気象庁みたいなところの学者の首をバシバシ切ってますし、DEI政策をやめたことで、都合が悪くなった学者もたくさん生まれているのですが、その受け皿となっているのが、カナダだったりしています。
例えば、イエール大学のティモシー・スナイダーなどは、日本でも歴史の本が出てますが、カナダのトロント大学に逃げていますね。アンチトランプで有名な人です。
なので、こういうのが、調子に乗らないようにするためにも、さっさとカナダを併合して、イギリスの影響を排除したいというわけです。
ベネズエラ侵攻の理由は、カナダ産原油の追い出し
では、現在トランプ政権が準備している、ベネズエラへの侵攻は、カナダ併合とどう関係するのでしょうか?
それは原油です。

トランプ氏は、ベネズエラを攻める口実として、麻薬組織の撲滅を挙げていますが、原油
も採掘できるからね、という野望を隠そうとしていません。
そのため、トランプ氏政権のこの動きに対しては、国際的に批判の声しかありません。
まあ当然と言えば、当然ですよね。
では、アメリカ政府が現在のベネズエラ政権を転覆したとして、その権益をアメリカが奪い取るのか?というと、おそらくそれは違うだろうと思います。
そうではなくて、本当の目的は、ベネズエラ産原油の採掘が復活することで、原油市場を下げることと同時に、カナダ産の原油をアメリカから追い出そうとしているのではないかと思われます。
カナダ産の原油は、オイルサンドと呼ばれる砂の混じった地層から採れるのですが、この原油は重質原油と呼ばれており、ベネズエラ産の原油と非常に質が似ているというのです。
こちらは、アメリカとカナダの原油精製施設と、パイプラインが載っている地図です。

カナダ産の原油は、アルバータ州というところで採れるのですが、ここで取れる重質原油の精製は、地図の下の方で囲まれたテキサス州で行われます。
アメリカの5大精製施設のうち、3つがテキサス州、2つがカリフォルニア州にあり、テキサス州の施設は、もともとベネズエラ産の重質原油を精製するために作られたものが多いため、アルバータ州の重質原油も、メキシコ湾岸まで、送ってきているんですね。
しかし、カナダ産のオイルサンドは、砂の地層から採掘するため、採掘コストが高いのが難点です。
それに比べて、ベネズエラ産は、そこまで高くないということなので、生産量が回復すれば、テキサス州にあるこれらの精製施設は、ベネズエラ産原油にとって変わられる可能性が高いのです。

ここで、カナダの貿易関係のデータを見てみましょう。
カナダの輸出先は、アメリカが76%を占めており、貿易収支は年間1000億ドル、約15兆円にもなります。
では、何を輸出しているのか?というと、1番でかいのがエネルギー製品、つまり原油なのです。なので、米国がカナダからベネズエラに原油の受け入れ先を変えてしまうと、カナダ経済が崩壊するというわけです。
ちなみに、トランプ氏は、第1期の頃からベネズエラへの侵攻を政権スタッフに相談して検討していたということです。

この当時も、移民流入や麻薬組織の犯罪はありましたが、バイデン政権でさらに悪化させる前でしたので、そこまで問題視されるようなものではありませんでした。
それなのに、ベネズエラを攻めようよと考えていたということは、やはり、現在のベネズエラの政府を転覆させ、原油生産を回復させることで、カナダ経済を苦境に陥れ、併合、つまりイギリスの影響をアメリカ大陸から排除することを考えていたのではないでしょうか?
3、アメリカがカナダを併合するのは、10年以上かかる
ただし、仮にベネズエラを攻めて、政権を転覆させ、まともな政権になってもらうことで、原油生産を回復させる道筋ができたとしても、設備の更新やら何やらで、10年ぐらいの期間と兆円単位の投資が必要となってきます。

そのため、カナダ産の原油がアメリカ市場から追い出されるには、まだ数年から10年ぐらいの期間がありそうです。
こちらのカナダ在住のエネルギーアナリストの分析によると、もうアメリカにおんぶに抱っこは無理だから、パイプラインを西へ引いて、太平洋から中国などの東アジアに売りつけるしかないよと提案していますね。
その場合にも、原油の精製施設が必要となるので、これまた数年から10年単位の時間がかかるだろうと思われます。
それと、現在のカナダは、左翼リベラルに頭をやられたイカれた政治家しかいないようなので、そんな大きな計画を行えるのかどうかと言われると、なかなか難しそうな気がします。

カナダ人ニュースのやまたつさんの動画を見ると、本当にやべえ奴らしかいねえなあというのが、正直な感想です。
カナダは、中東の産油国みたいに、原油収入への依存度がデカく、アルバータ州が稼ぎ頭で、バンクーバーやトロントなどの大都市は、イカれたリベラルが税金を吸い取ってやりたい放題やってる国みたいなので、これから原油収入が減ってくれば、今までのような散財は難しくなっていくでしょうし、さらに地獄の展開になっていくと思われます。
ただ、歴史的には、カナダはアメリカが嫌で逃げてきた人、イギリスに忠誠を誓いたくて、移住してきた人が多いようなので、今のところは威勢よく反対してる人が多いようです。
それが、苦しくなって頼むから51番目の州にしてくれと頭を下げるようになるのは、これから10年ぐらい後なのかなと思いますね。







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