のびしろしかないわ。女性歌手の絶頂期90歳説 | イエ&ライフ

のびしろしかないわ。女性歌手の絶頂期90歳説

youtube原稿

今回の動画は、「のびしろしかないわ。女性歌手の絶頂期90歳説」ということで、やっていきたいと思います。

 

1、はじめに

2017年に椎名林檎がトータス松本と「目抜き通り」を

そして、2018年には宮本広治と「獣ゆく細道」を、それぞれ共演しました。

 

(参考:J-WAVE News)

 

その時のインタビューの中で、椎名林檎が彼らの”楽器としての声”に惚れたといった感じのことを語ってて、ちょっと印象に残っていました。

私自身、中学時代に洋楽から音楽に入ったので、歌詞の内容にあまり興味がなく、ミュージシャンの声がかっこいいとか、ノリやすいとか、まさに楽器的な視点でしか、ボーカルの声を捉えてなかったからです。

 

 

それで、前々回のこちらの動画を作る際に、いろいろ調べていたときに、この

”声が楽器だ”ということをまざまざと知らされまして、すごい衝撃を受けました。

というのも、この画像の赤枠で囲んだ歌手、オマーラ・ポルトゥンドというのですが、この95歳の女性が、一流の共演者を次々と薙ぎ倒していく様に、出くわしてしまったからです。

 

 

こちらの上の画像が、2023年にリリースされたアルバム「VIDA」なのですが、当時のオマーラは、92歳で、共演者と一緒に歌っている曲がほとんどを占めている内容になっています。

なので、嫌でもオマーラと共演者との歌声や歌唱力を比較してしまうわけですが、圧倒的にオマーラの方がうまいというか、共演者のわざとらしさみたいなのが、引き立つ感じだったんですよね。

 

 

おそらく、共演者がソロで歌ってたら、全くそんな不自然さを感じなかったでしょう。

ですが、オマーラの歌声が、あまりに自然体で綺麗な響きを生み出すために、一生懸命綺麗な声を出そうとする、そういった共演者の意図みたいなものに気づいちゃいまして、少しわざとらしく感じることもありました。

 

素人のお前が何様のつもりだ?と我ながら、思ってしまいますが、そう感じたのだからしょうがありません。

バイオリンなどの楽器は、経年変化によって、木の質感が変わってくることで、音質が良くなるという話を聞いたことがあるのですが、人間も歳をとるにつれて、体がカサカサになっていきますから、それが楽器としての声に、いい影響を与えているのではないか?と思いましたね。

 

 

オマーラは、今年95歳になりますが、相変わらず、いろいろなミュージシャンに引っ張りだこで、今年も2曲、共演で新曲をリリースしてます。

流石に声を張り上げることはないので、声量は控えめですが、声の響きがとても美しい作品となっています。

 

◯RaiNaoとの共演「dandovueltas〜」

 

それで、今回の動画は、ひょっとして今の60代、70代、80代の歌手の中からも、オマーラの後に続く人がいるのではないか?

もしかしたら、今が人生の中で絶頂期を迎えていて、来年、再来年と、さらに自己ベストを更新していく人がいるのではないか?と思いまして、いろいろ調べたり、聴き比べたりしながら、作ってみました。

 

所詮、素人の感想レベルのものですが、皆さんも昔好きだったミュージシャンがいたでしょうし、最近の活動をおっかけてない人の方が多いと思います。

そんな人にとって、今回の動画が、昔好きだった、または今回ご紹介するミュージシャンを聞き直すきっかけになれば幸いです。

あと、ミュージシャンへの敬称は省略していきますので、その点もご了承ください。

それでは、参りましょう。

 

2、過去最高を更新中の女性歌手5選

 

今回は、60代以上の日本の女性ミュージシャンに絞って、ここ数年の活動が過去最高のパフォーマンスなんじゃないか?という人たちを5名ほど、ご紹介していきます。

 

(1)高橋真梨子

一人目は、高橋真梨子です。

2025年の紅白歌合戦を何気なく見ていたのですが、高橋真梨子が桃色吐息を歌っていたのを聴いて、「やっぱりうまいな~」と思っていたのですが、今回、過去作と聴き比べてみたら、今の方が断然すごかったです。

 

 

 

今回私が聴いたのは、2025年にでたラストライブツアーのアルバムの中にあった「桃色吐息」なのですが、声が伸びやかで、次のフレーズへのつながりも自然なため、一曲が丸ごと1つの波とか、ドラゴンみたいなクネクネした生き物みたいな、うねりを感じました。

訳のわからない例えですいません。

 

ですが、間違いなく、過去最高を更新してると思いました。このライブで、最後と決めていたそうですが、歌声は全然衰えるどころか、今がまさに絶頂期だと思うので、YouTubeなんかで、たまに動画なんかを出してもらえると嬉しいですよね。

 

(2)綾戸智恵

二人目は、綾戸智恵です。

この人は、30年以上やってるJAZZミュージシャンなのですが、昔から乾いた渋い声で歌ってて、学生時代からのファンでした。

 

 

現在68歳ということで、以前よりも声がさらに乾いて、より貫禄がついて、無茶苦茶かっこよくなってると思いましたね。

個人的には、「Get Into My Life」という曲が以前から好きだったので、今回新しいアルバムに、新しいバージョンを録音してくれてて、しかも、YouTubeにメイキング動画を出してくれてたので、すごい興味深く聞かせてもらいました。

 

 

JAZZは、乾いた声と相性がいい音楽だなと思っていたので、歳を取ればとるほど、歌が良くなっていくジャンルなのではないか?と思っていたのですが、やはり今回のアルバムは最高傑作だと、個人的には感じました。

 

(3)中島みゆき

三人目は、中島みゆきです。

中島みゆきは、2024年に72歳で歌会というライブをやってまして、プロジェクトXで有名な「地上の星」を自身のYouTubeチャンネルにアップしています。

 

 

今回はその動画と、2000年に発表した当時のMVを見たのですが、当時よりも歌唱力、表現力がすごい上がってると感じました。

 

 

 

この点については、中島みゆきファンもそう思ってたようで、歌会の動画のコメント欄を見てみると

「70歳を超えてるのに、今が一番いいって、本当に魔女のようだ」

みたいな驚きと称賛に溢れていました。

 

個人的な印象としては、声を自分の体で、一度反響させてから出しているように聴こえました。

 

 

(4)安田祥子と由紀さおり

4人目、4組目は、安田祥子と由紀さおりです。

安田祥子、由紀さおりは、1986年から姉妹で歌う活動を始めており、童謡や明治から昭和期に学校で歌われていた唱歌を主に歌ってきました。

 

 

 

今年は活動40周年ということで、活動当初のアルバムと、4年前に歌われていた、瀧廉太郎の「花」を聴いてみたのですが、もともと歌が上手いお二人だったので、昔と今を比較して、どちらがいいという話ではないのですが、

今の歌声は、天使とか妖精とか、そういう類の歌声に聴こえましたね。

声に丸みがあって、聴いてて心地いいのは、現在の方かなと個人的には思いました。

 

それで、来年2027年にアメリカのカーネギーホールで、3回目の公演をやって、それで姉妹での活動に区切りをつける予定だそうです。

その時の安田祥子は85歳、由紀さおりは80歳ですが、最近のお二人の動画や新曲も聞いてみたのですが、歌声に衰えのようなものは、全く感じませんでした。

なので、年齢的に引退という話ではなくて、ここから第3ラウンドに入るということなのでしょう。

 

(5)大月みやこ

そして5人目が、大月みやこです。

私は、演歌はこれまで全くの守備範囲外で、大月みやこの存在も、知らなかったのですが、演歌業界にも絶対にいるよなと思って調べていくうちに、大月みやこに出会しました。

 

 

 

今年出した夢花火は、YouTubeの動画で26万再生されてて、かなりファンが多いことがわかります。

 

それで、過去の歌もいくつか聞いてみたのですが、やはり今が一番いいように思いました。若い頃の歌い方は、地声と裏声とを結構わかりやすく使い分けていくスタイルだったようなんですが、今が一番、この使い分けの違和感が少なく、見事に融合していて、歌声が素晴らしかったです。

やっぱりこの人も、どんどん進化している歌手だと思いましたね。

 

6人に共通してるのは何なのか?

それで、結局、オマーラや今回の6人に共通することって何なのか?考えてみたのですが、おそらくそれは、地声と裏声がうまく融合できているということなのでしょう。

 

 

大概の歌手は、若い頃に低音の時は地声、高音の時は裏声と、使い分けて歌っていると思うのですが、その切り替えが、時によっては歌の流れを断ち切ったり、あ、ここで力入れて歌うんだな?みたいな、歌い手の意図を感じるような気がします。

ところが、加齢とともに体が乾いてくると、体が水分が抜けた楽器のようになってくるのだと思います。

 

そして、その乾いた体で、うまく声を反響させて、綺麗な裏声を出せるようになった人たちが、70歳でも80歳でも、驚異的な歌声を出せるようになっているのではないでしょうか?

なので、たまにうたコンを見てて、年がいった歌手で、聞いててしんどいなと思うのは、地声の部分の声量が衰えてきたところを裏声でカバーできないからだと思いましたね。

 

 

というわけで、今回はこれからも絶頂期を更新していきそうな歌手5選ということで、やっていきました。

うちのチャンネルは、60代以上の方も結構見ていただいてるので、定年前後の人も多いと思いますが、若い頃に夢中になったミュージシャンにも、仕事でバタバタしていくうちに、ライブも行かなくなって、疎遠になったといったことって、あるあるだと思います。

 

ですが、今回ご紹介したように、今も現役で頑張ってるミュージシャンの中には、決して過去の栄光で歌ってるのでなく、現在進行形で歌唱力、表現力を更新しようとしている人たちが、少なからずいると思います。

なので、もし新しい音楽に興味が持てないとか、新しい趣味が見つからないというのであれば、昔ファンだった人やグループの現在の活動をチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

もし、今あの歌手がやべえんだわ、というのがあったら、コメント欄で共有してもらえると嬉しいです。

この記事を書いた人
ゴトウ

証券会社で12年間勤務。営業と店舗マーケティングに従事後、2018年から当サイト「イエ&ライフ」を運営しています。

不動産価格の動きの理解や今後の予想は、金融マーケットの知識があると理解しやすいため、読者のお役に立てるのではないかと、サイトを運営しています。

また、2024年からYoutubeチャンネルも始めました。
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