この記事では、「兵庫県知事選挙とアメリカ大統領選挙が、あまりに展開が似過ぎている」ということで、これって死亡フラグならぬ、勝利フラグなのではないか?ということについて、解説したいと思います。
もちろん、トランプ氏に似てるのが、斉藤さんで、カマラ・ハリス氏に似てるのが、稲村さんです。
それでは参りましょう。
1、斎藤さんとトランプ氏の共通点
似ている点は、大きく5つあります。
(1)メディアの偏向報道
1つ目は、メディアの贔屓ぶりです。
今回、テレビを中心に、百条委員会の模様とか、パワハラ疑惑やおねだり知事みたいな、斉藤知事の印象を落とすような、追い落としキャンペーンがされていました。
その後に立花さんが暴露した、実は死んだ局長の性加害疑惑とか、斉藤知事が街頭で演説していると、ものすごい人たちが集まっているとか、そういうことは一切報道していないようです。
トランプ氏も似たようなメディアからの攻撃を受けていた
これは、アメリカでのトランプ氏に対する扱いも、まさに同じようでした。特に酷かったのが、選挙戦終盤に、トランプはヒトラーキャンペーンが始まったことでした。
これは、トランプ政権時に首席補佐官だったジョン・ケリーという人が、「トランプが大統領になったら、ファシスト政権にようになる」みたいな発言をしたのですが、それをメディアがこぞって取り上げたのです。
こちらは、「トランプ ヒトラー」で検索された回数を示しています。Googleトレンドで調べることができます。
選挙直前の10月下旬に、大きく数字が伸びていることがわかりますね。
それより以前から、トランプはやべー奴みたいな印象操作をアメリカや日本の主要メディアはやってきましたが、斉藤知事に対しても、全く同じような対応をしていることに、驚かされてしまいます。
(2)偉い人たちの、露骨な既得権益側へのアピール
2つ目は、偉い人たちが、たくさん集まって、既得権益側を応援する、というアピールです。
先日、兵庫県の市町村の首長22名が、連盟で稲村氏を支持すると発表しました。
「偉い人たちが、これだけ集まって、支持を表明しているんだから、みんなも当然、信じてくれるよな?」
という意図だと思うのですが、これと全く同じことが、カマラ・ハリス氏に対しても、行われていました。
ハリス氏にも、元軍人や元高官が支援
アメリカの退役軍人や政府の元高官など、700人がハリス氏への支持を表明していたのです。
しかも、面白いのが、トランプは悪人だから、「民主主義を守るため」にハリス氏を支持するんだ、というのが、これらの元高官の主張らしいんですが、
兵庫県の市町村長が稲村氏を支持する理由は、「誹謗中傷が多い、混乱した選挙になっているから、これを治めるには稲村氏しかいない」ということらしいんです。
その原因は、斉藤知事への熱狂的な人気と、立花氏による応援にある、ということは言っていませんが、斉藤知事らを混乱の元凶、つまり悪人認定しているのは明白です。
つまり、偉い俺たちが応援している方が、善人で、そうでない奴らは悪人だ、ということを本気で言っているのですよ。
このズレた感覚、普通に考えれば、相当ヤバいと思うのですが、流石に芦屋市長の高島さんは、これらのヤバい人たちと距離を置いてますよね。
この辺りの、歳がいってる偉い人たちの傲慢さって、日米共通なんだな、ということがよくわかります。
(3)司法や議会による魔女狩り裁判→支持率上昇
3つ目は、司法や議会による魔女狩り裁判のようないじめと、それが結果的に支持者を増やしている、という状況です。
トランプ氏は、大統領選挙期間に、多くの訴訟に巻き込まれました。
その中でも、衝撃的だったのは、所有する不動産の評価額が、司法が計算した価格と違う、という理由で、500億円以上もの罰金を命じられたことです。
控訴するには、500億円以上を裁判所に預けなければならないので、普通の人なら、そこで完全にアウトになる妨害行為です。
これ以外にも、かなり強引な訴訟に巻き込まれていますし、そもそも、ニューヨークの司法長官が、トランプ氏を訴えてやっつけてやる、と公約して当選してますので、マジで反対勢力はなりふり構わなかったわけです。
しかし、訴訟で負ければ負けるほど、支持者による献金が増えていきました。あまりに強引な司法の判断に、嫌気がさした人が増えたからです。
斎藤さんも百条委員会という魔女狩り裁判でいじめられていた
これと似たようなこと、斉藤知事も百条委員会でされてましたよね。
兵庫県議会全員で、よってたかって攻め立てて、斉藤知事が提出した証拠は握りつぶされて、挙げ句の果てには、県議会全員が不信任決議案に賛成って、ヤバすぎでしょ。
しかし、立花さんが、真実をYouTubeで流し始めて、本当のことがわかってきことで、あそこでのいじめられっぷりを思い出して、本当に可哀想だと感じた人は多かったと思います。
これも、結果的には、斉藤知事の現在の熱狂に繋がっているのではないでしょうか。
(4)一般の方々からの人気がすごい
4つ目が、一般市民の方々からの人気です。
アメリカの大統領選挙は、州によって共和党が必ず勝つ場所もあれば、民主党が勝つ場所もあります。
例えば、NYやカリフォルニアは、民主党の牙城なので、共和党が勝つ可能性はかなり低いです。実際、今回の大統領選挙でも、これら2州は民主党が勝っています。
ですが、トランプ氏は、勝つ見込みがないこれらの州でも選挙演説を行いました。
そうしたら、とても多くの人が集まったのです。
こちらは、マディソンスクエアガーデンで行われたトランプラリーの模様です。場内は満員なことがわかります。キャパは約2万人です。
これほどの人が、NYでも集まっているのです。
ちなみに、ハリス氏は、NYでこのような大規模な演説を行なっていません。
確実に取れる州だと思って、やらなかったのかもしれませんが、終盤で行ったラリーは、ビヨンセを客寄せパンダに使って、人を集めてました。
しかも、これ、ビヨンセは歌っていないんですよ。
無料で歌が聴けると思って来てみたら、ハリス氏の選挙演説だったって笑い話になっていました。よほど、人集めに苦労していたことがわかりますね。
斎藤知事も、選挙集会での人気がすごい
では、斉藤知事はどうでしょうか?
私はYouTubeで動画を探しただけではありますが、かなり盛り上がっていますよね。
こちらは、姫路駅前で行われた斉藤知事の演説の模様です。
そして、右側は、別の日の稲村さんですね。
いろいろ見てみると、明らかに、斉藤知事の方が人が集まっていますし、人気の程が分かりますね。
(5)どんな人が既得権益側なのかが明確になった
そして、最後に5つ目が、既得権益側の攻撃が激しさを増すほどに、誰が敵で、誰が味方なのかが、はっきりとわかった点です。
今回のアメリカの大統領選挙では、トランプ氏への攻撃がものすごいことになっていました。
ほとんどのメディアが、トランプ氏に批判的でしたし、司法からの嫌がらせもひどかったです。そして、元政府高官や、軍需産業と繋がっている共和党系の議員も、トランプ氏に反対、そして攻撃をしていました。
しかし、このような攻撃をしている人たちをピックアップしてみると、要するに既得権益、つまり今の民主党政権で美味しい思いをしている人たちだ、ということがわかってきました。
つまり、トランプ氏とハリス氏の戦いは、共和党と一般庶民 対 既得権側のエリートと民主党 という図式で、綺麗に分かれてしまったのです。
だから、人数が多い共和党が勝った、と私は解釈しています。
兵庫知事選での既得権益とは?
では、兵庫県知事選はどうでしょうか?
こちらも、斉藤さんへの攻撃が凄まじかったですよね。あらゆる新聞、テレビが敵に回りました。
22人の首長も、公職選挙法違反ではないか?と思われても、お構いなしに稲村さん支持を表明しています。
また、パワハラやおねだりの話を捏造して、天下り先を削ってきた斉藤さんを陥れようとした、兵庫県職員も、完全に敵側に回っているということがわかりました。
しかし、本当のことが明るみになってきて、ネットではご覧の通りの大騒ぎです。その一方で、テレビや新聞は、都合の悪い話はスルーという、見事な対比が見られます。
こちらも、テレビと既得権側 対 ネットと一般市民という、これまた分かりやすい図式になったことがわかりますね。
というわけで、今回の兵庫県知事選挙で起こっていることが、まるでアメリカの大統領選挙を見ているようだ、ということをお話ししてきました。
ネットの力が強くなってきて、それまで分からなかったことが明るみに出てきたことで、いろいろとズルをしてきた人たちが明るみに出てきた、という感じがします。
ただ、うちの親がそうなんですが、田舎の高齢者は、テレビしか見ない人がまだまだ多いと思います。
なので、今回、斉藤さんが勝ったら、いよいよテレビは本当に終わりを迎えて、ネットで真実を発信していく人たちが支持される世の中になっていくのかな、と思っています。
ぜひ、斉藤さんには勝ってもらいたいですね。埼玉から応援させてもらいます。
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