世界中の米軍責任者を800名緊急召集。トランプとヘグゼスは、何を語ったのか? | イエ&ライフ

世界中の米軍責任者を800名緊急召集。トランプとヘグゼスは、何を語ったのか?

youtube原稿

今回の動画では、「世界中の米軍責任者を800名緊急召集。トランプとヘグゼスは、何を語ったのか?」ということで、やっていきたいと思います。

 

1、はじめに

9月30日に、バージニアのクアンティコ基地で、世界中の米軍基地の責任者800名が召集され、集会が開催されました。

 

(参考:VPM)

 

これほどの数の、米軍関係者が、一堂に集まるということは、前例のないことだったようで、一体何が話されるのか?というのが、注目を集めていました。

この集会では、トランプ氏とヘグゼス長官の2人がスピーチをしており、今回の動画では、このスピーチで何を語ったのか?そして、これから何が始まるのか?を考察する内容となります。

それでは、早速参りましょう。

 

2、ここ最近の米軍の動きについて

まず、スピーチの内容に入る前に、この1ヶ月ぐらいで、米軍に関して、いろいろなことが起こっていましたので、関係のありそうなことをいくつか紹介します。

 

(参考:Politico)

 

1つ目は、国防総省の今後の計画が、中国ではなく、アメリカ本土やアメリカ大陸の防衛を優先するというものに変わっていたということです。

こちらは、ポリティコという政治系メディアが、国防総省からリークを受けたものですが、まだ草案段階だとはいうものの、これまでの中国はなんとかせにゃいかん、みたいなトーンはすっかりと鳴りをひそめ、むしろ、米国やアメリカ大陸の方が重要じゃんね、ということが書かれていたというのです。

この記事は、9月5日出されています。

 

(参考:BBC)

 

2つ目は、同じく9月5日に、トランプ氏が国防総省という名前から、戦争省へと、改名するという大統領令に署名しています。

Department of Defense から、war へ変更です。これは、1947年までは、この名前だったということで、もうこっちの方が良くね?ということでの変更のようです。

正式な名称変更は、議会承認が必要とのことですが、すでに国防総省のHPのアドレスは、「war.gov」に変更されています。

 

(参考:AxiosX)

 

そして、3つ目は、この大統領令の翌日の6日、トランプ氏の自身のSNS、Truth Socialに、「シカゴは、なぜ戦争省という名前に改名したのか、その意味を知ることになるだろう」と投稿していました。

この真ん中のトランプ氏の画像は、「地獄の黙示録」という戦争映画のパロディらしく、トランプ氏がシカゴに攻め込む気、満々なことがわかりますね。

 

トランプ政権になって、不法移民を逮捕、強制送還を強力に押し進めていますが、これらの一連の出来事は、それをさらに推し進めることを目的としているような印象を受けますね。

戦争省というと、なんだか、どこかの国を攻め込むのかな?と思ってしまいがちですが、どちらかというと、国内の民主党の都市に攻め込むために、危なっかしい名前にしたような、そんな感じを受けますよね。

 

3、ヘグゼス長官のスピーチ内容

と、このような状況の中で、トランプ氏やヘグゼス長官は、どんなことを喋ったのでしょうか?それぞれのスピーチから、私が興味深いと思ったポイントを4つずつ、ご紹介します。

 

なお、全文はこちらから確認できます。

(sofx「ヘグゼス長官のスピーチ全文」)

 

まずは、トランプ氏の前にしゃべっていた、ヘグゼス長官からです。

 

(参考:戦争省)

 

1つ目は、軍隊に入ってるんだから、全員体力測定を受けさせます。ということです。

 

ここから、そのまま引用しますと、

「太った将軍や提督が、ペンタゴンホールにいたり、国や世界の司令部を率いたりするのは、全く容認できません。

新米二等兵であろうと、四つ星将軍であろうと、身長と体重の基準を満たし、体力測定試験に合格する必要がある」

ということでした。

 

年2回の体力測定を受けて、それをクリアしなければいけないというのです。

どれだけの人たちが、この基準をクリアできるのかわかりませんが、最上級の司令官クラスであっても、太ってたらアウトというのは、なかなか厳しそうな基準ですよね。

 

(参考:戦争省)

 

そして、2つ目は、能力主義の組織にするということです。

 

引用しますと、

「戦争省では、統合軍全体の昇進は、1つの基準、すなわち実力に基づきます。

 優秀な将校と下士官の昇進を迅速化し、成績の悪いものをより迅速に解雇します」

ということです。

 

このスピーチの中で、匿名のオンライン掲示板にあれこれ書くような人がいて、これからはそれも禁止すると言ってますので、おそらく、そういう足の引っ張り合いがたくさんある組織なのでしょう。

特に、バイデン政権までは、ポリコレでアメリカ国民全体が、頭をやられてましたので、黒人だから、アジア系だから、女性だから出世!みたいな、実力とは関係のない方法でキャリアアップがされていました。

 

トランプ政権になって、黒人のブラウン将軍と、女性のフランケッティ大将が、速攻でクビになってましたが、それもそういう一環だったのでしょうし、もっと徹底させるという宣言なのでしょう。

 

(参考:abc news)

 

3つ目が、嫌ならやめろ。そして、真面目に仕事しろ、ということです。

 

引用しますと、

「もし私が今日話している言葉が、皆さんの心を沈ませるのであれば、名誉ある行動として辞任すべきです。

皆さんには、Dでも、Eでも、Iでもなく、Mに集中してもらいたいのです」

ということです。

 

DEIとは、多様性、公平性、包括性のことで、いわゆる人種差別するなというポリコレ基準ですね。そんなものはどうでもよくて、M、つまりミリタリーに集中しろというわけです。

しかも、嫌なら辞めろと、800人の将官に向かって言ってるわけですから、聞いてる側は、なかなか居心地が悪かったと思いますね。

 

(参考:sofx)

 

そして、4つ目が、戦争省に改名した理由です。

これが、もっとも興味深い発言でした。

 

引用しますと、

「防衛は常に行うものだ。しかし、それは本質的に反動的なものであり、過剰使用、過剰な介入、そして任務の拡大につながる可能性がある。

戦争は、我々自身の条件と明確な目的のもと、慎重に行うものだ。」

以上です。

 

これは何を言ってるのかというと、要するに、軍隊というのは、安全保障のためとか言って、世界中に基地を展開して、そこで紛争を起こして、ダラダラと武器を売りつけるようなことはもう辞めるんだ。

戦争っていうのは、明確な目的があって、それを達成するために、綿密な計画を立てて、慎重に行うべきなんだよ。

ということです。

 

アメリカはこれまで、現在行われているウクライナ戦争のように、どこかで紛争を起こして、そこに介入することで、武器弾薬を消費、浪費し、軍需産業が儲けさせるような商売をやってきました。

世界中に基地があるのも、安全保障上、必要だからという理由でした。

 

なんですか?安全保障上の理由って?

アフリカに基地作れば、アメリカが安全になるんですか?

日本や韓国に基地を持ってれば、アメリカが攻め込まれないで済むんですか?

なぜそう言えるんですか?

関係なくないですか?

 

というわけです。

 

つまり、Defense という言葉は、いくらでも拡大解釈できる言葉で、それが一人歩きしてしまった結果、無駄に金も兵士も浪費をし続けて、軍隊への応募者数も過去最低を更新している状態になってしまっているのです。

だからこそ、War という、やるなら明確な目的を定めて、それに対して、迅速に、犠牲も少なく、全体でかかる費用も少なくできるような、効率的、効果的な作戦を立てて、実行に移せる省へと変えるんだ、ということなのでしょう。

 

4、トランプ氏のスピーチ内容

では次に、トランプ氏のスピーチも見てみましょう。

なお、全文はこちらから見ることができます。

(sofx「トランプ大統領のスピーチ全文」)

 

興味深いなと思ったのは、4つあります。

 

(参考:Vox)

 

1つ目は、いきなり挑発してたという点です。

 

ステージに現れて、2分ぐらいのところで、いきなりこんな発言をしています。

「私がいうことが気に入らないなら、部屋から出て行ってもいい。もちろん、地位も将来もどうなるかわからないけど、みんな同じチームだから、気楽に過ごせるはずだ」

以上です。

 

ヘグゼス氏も、気に入らないなら辞任すべきだ、みたいな発言をしてましたが、トランプ氏もいきなり辞めてもいいよ、と話始めており、完全にケンカ腰で始まっているのが面白いですね。

 

(参考:abc news)

 

2つ目は、戦争相手は国内にいる、明確に示した点です。

引用しますと、

「SF、シカゴ、NY、LAのように、極左民主党が統治する都市は、非常に危険な場所になっています。

これらの危険な都市のいくつかを軍隊の訓練場として使うべきと言いました。

なぜなら、私たちはもうすぐシカゴに侵攻するからです。」

以上です。

 

「軍隊の訓練場」という言葉が使われており、米軍がシカゴで軍事作戦を行うということが示唆されています。それだけでなく、SF、NY、LAでも、同じようなことをすると言ってるのです。

しかも、これが海外に展開している軍事基地の責任者の人たちに向かってしゃべっているということからも、海外の米兵を撤退させて、シカゴやNY、LAなどの治安に当たらせるというように取れなくもないですよね。

 

(参考:SF Chronicle)

 

3つ目は、女だろうが、失礼なやつは殴っていいよ、ということです。

 

引用しますと、

「女性が彼(兵士のことです)の顔から離れたところにいて、彼の顔に唾を吐き始めたら、彼は何もできません。

よろしい、将軍、提督の皆さん。宜しければ、このルールを解除します。

彼ら、彼女たちが唾を吐いてきたら、私たちは殴ります」

以上です。

 

これは、移民関税執行局が、不法移民の逮捕を行なっているのですが、それを邪魔する左翼活動家が、たくさんいる状況を受けたものだと思われます。

通常、軍人は一般人に対して、攻撃をしてはいけないと教えられているのでしょうが、トランプ氏は、もうイカれた左翼に対しては、容赦する必要はないと言ってるんですね。

リベラル系のメディアが、今回のスピーチを非難して、しかも恐怖しているのは、この辺がポイントではないかと思います。

 

(参考:Japan Times)

 

そして、4つ目が、アメリカ大陸に照準を定めるということです。

 

引用しますと、

「我々は、西半球における脅威の打破という必要な焦点を再び据えています。」

以上です。

 

冒頭でご紹介したように、中国ではなく、アメリカ大陸が大事なんだということですね。

 

というわけで、今回の800人の上級幹部を集めた、集会でのスピーチ内容をざっとみてきましたが、まとめると、こうなります。

という感じですね。

 

なので、おそらくですが、これから、在日米軍や在韓米軍についても、本当にいるのか?という議論が、アメリカ国内でも出てくるでしょう。

 

そして、それに対して日本が、「基地に駐留してください」と言おうものなら、

 

「俺たちは、戦争省のものだけど、お前らはどこの国と戦争をするつもりなんだ?

「お前らが戦争するつもりなら、お前らはどれだけの軍隊を用意して、一緒に戦うつもりなんだ?」

「それと、俺たちへの金や、見返りはなんなんだ?」

 

と問われることになるでしょう。

 

 

なので、いずれ、世界中の国から、アメリカの基地や兵士の撤退が起こるものと思われます。今回の集会では、在日米軍、在韓米軍の責任者も出席しているでしょうから、そんな話が裏でされているかもしれませんね。

私は以前から、在日米軍は撤退するだろうと予想してきましたが、完全撤退まで行くかわかりませんが、駐留米兵の削減は、これから確実に、そして、けっこう早いペースで進むのではないかなと思います。

 

この記事を書いた人
ゴトウ

証券会社で12年間勤務。営業と店舗マーケティングに従事後、2018年から当サイト「イエ&ライフ」を運営しています。

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