この記事では、門真市の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、門真市の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
門真市の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2023年1月1日現在
| 住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
|---|---|---|---|
| 門真市沖町5-13 | 大和田(1800) | 31.1 | 38.9 |
| 門真市岸和田3-20-8 | 大和田(3000) | 25.2 | 31.5 |
| 門真市宮野町7-6 | 大和田(300) | 38.3 | 47.9 |
| 門真市月出町15-9 | 大日(750) | 34.1 | 42.6 |
| 門真市元町10-6 | 門真市(400) | 37 | 46.2 |
| 門真市江端町18-4 | 大和田(3400) | 26.4 | 33 |
| 門真市三ツ島6-24-11 | 門真南(1000) | 29.3 | 36.6 |
| 門真市四宮6-5-29 | 大和田(2500) | 30.4 | 38 |
| 門真市小路町2-12 | 門真市(450) | 39.4 | 49.2 |
| 門真市上野口町25-13 | 大和田(650) | 37.8 | 47.2 |
| 門真市常称寺町17-10 | 大和田(100) | 48.1 | 60.1 |
| 門真市千石東町9-13 | 大和田(2700) | 33.3 | 41.6 |
| 門真市打越町31-10 | 古川橋(1200) | 44.1 | 55.1 |
| 門真市大倉町28-4 | 古川橋(750) | 34.3 | 42.9 |
| 門真市大池町33-19 | 大和田(800) | 33 | 41.3 |
| 門真市島頭3-21-10 | 大和田(1800) | 27.4 | 34.3 |
| 門真市島頭4-1-22 | 大和田(2300) | 32.2 | 40.3 |
| 門真市南野口町19-2 | 大和田(1200) | 33.5 | 41.9 |
| 門真市北岸和田3-8-13 | 大和田(2300) | 27.8 | 34.7 |
| 門真市北島町33-7 | 門真南(1200) | 29.6 | 37 |
| 門真市本町27-15 | 西三荘(400) | 37 | 46.2 |
| 門真市末広町43-10 | 古川橋(150) | 64.7 | 80.9 |
| 門真市柳町14-28 | 門真市(700) | 38.3 | 47.9 |
| 門真市柳田町13-17-19 | 古川橋(1100) | 31.4 | 39.3 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
ただし、実際の土地の評価額(固定資産税評価額)を計算したい場合、立地条件によって、計算方法が違うため、一から計算方法を調べるのは面倒だと思います。
なので、3つの主なケースについて、以下で解説・必要事項を入力するだけで、評価額が出せるようにしました。
2、固定資産税評価額の計算
この章では、必要な数値を入力するだけで、固定資産税評価額が出せるようになっていますが、詳しい計算方法については説明が長くなるので省いています。
詳しい計算方法、考え方について知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。

では、実際に計算してみましょう。
(1)1つの道路に面している場合
こんなケースの土地は、この章で計算できます↓

土地の価値は、正方形に近いほど価値が高く、細長いほど、使いにくいため価値が低くなる傾向にあります。
そのため、1つの道路に面している土地でも、縦横の長さによって、路線価の評価額も変わります。その掛け目のことを「奥行き価格補正率」と呼びます。

奥行距離とは、道路に面していない部分の土地の長さを指します。
そして、該当する土地が、住宅地にあるのか、商業地や工業地にあるのか、などによって、該当する掛け目も変わります。
こちらの入力フォームで、実際に計算することができます。
*1坪=3.3㎡
(2)2つの道路に面している場合(①角地)
こんなケースの土地は、この章で計算できます↓

このような土地で必要な数値は、
- 縦と横の路線価
- 奥行き価格補正率
- 側方路線影響加算率
- 土地の面積
の4点です。
奥行き価格補正率

側方路線影響加算率

なお、準角地とは、このような土地のことを指します。

必要な数値が出せたら、こちらの入力フォームで、実際に計算することができます。
*1坪=3.3㎡
(3)2つの道路に面している場合(②正面と裏面)
こんなケースの土地は、この章で計算できます↓

このような土地で必要な数値は、
- 正面と裏面の路線価
- 奥行き価格補正率
- 二方路線影響加算率
- 土地の面積
の4点です。
奥行き価格補正率

二方路線影響加算率

必要な数値が出せたら、こちらの入力フォームで、実際に計算することができます。
*1坪=3.3㎡
その他、相続に関する記事はこちら
①相続財産の評価方法について
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ですが、こちらの「法定相続情報一覧図」を作成すれば、その手間がかなり省けます。

③相続全体の流れを確認したいなら
相続手続きの流れを確認したい場合には、こちらの記事がおすすめです。

3、路線価をもとに、実際の土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が、全国約5万地点に対して、路線価は約33万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能です。
実際問題として、公示地価・基準地価は、すべてのエリアをカバーしているわけではないので、知りたいエリアの土地価格を調べるときに、路線価を利用される方もいると思います。
ですが、特に売却を考えている場合、公示地価や基準地価と、実際に取引されている土地価格とは、大きく違う場合があります。
こんなに違うの?公示地価と実際の土地取引








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