この記事では、橿原市の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、橿原市の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
橿原市の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2021年1月1日現在
住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
---|---|---|---|
橿原市久米町664番1 | 橿原神宮前(80) | 44.3 | 55.4 |
橿原市久米町720番4 | 橿原神宮前(600) | 32.2 | 40.3 |
橿原市曲川町1-20-19 | 真菅(1200) | 16.6 | 20.8 |
橿原市曲川町4-1-8 | 金橋(600) | 10.9 | 13.6 |
橿原市曲川町7-23-18 | 金橋(500) | 17.8 | 22.3 |
橿原市古川町353番10 | 坊城(770) | 16.6 | 20.7 |
橿原市五井町187番5 | 金橋(1400) | 23.6 | 29.5 |
橿原市今井町4-5-23 | 大和八木(1200) | 19.6 | 24.5 |
橿原市山之坊町81番26 | 耳成(800) | 21 | 26.3 |
橿原市四分町138番6 | 畝傍御陵前(1000) | 19.7 | 24.6 |
橿原市小綱町371番9 | 大和八木(600) | 29.3 | 36.6 |
橿原市菖蒲町1-22-6 | 橿原神宮前(1500) | 21.3 | 26.6 |
橿原市城殿町254番7 | 畝傍御陵前(250) | 27.4 | 34.3 |
橿原市新賀町275番12 | 大和八木(750) | 27.8 | 34.7 |
橿原市新口町73番25 | 新ノ口(500) | 23.7 | 29.6 |
橿原市石原田町232番3 | 耳成(350) | 24.2 | 30.2 |
橿原市石川町450番10 | 橿原神宮前(600) | 27.2 | 34 |
橿原市曽我町920番42 | 真菅(350) | 21.6 | 27 |
橿原市大久保町435番3外 | 畝傍御陵前(150) | 23.3 | 29.1 |
橿原市醍醐町360番3外 | 耳成(880) | 21.4 | 26.7 |
橿原市地黄町290番34 | 大和八木(750) | 27.8 | 34.7 |
橿原市中曽司町194番15 | 真菅(140) | 26.6 | 33.3 |
橿原市中町200番85 | 新ノ口(1600) | 18.4 | 23 |
橿原市田中町69番6 | 橿原神宮前(1500) | 18.2 | 22.8 |
橿原市土橋町146番12 | 真菅(800) | 21 | 26.2 |
橿原市土橋町197番1 | 真菅(800) | 23.1 | 28.9 |
橿原市内膳町1-3-4 | 大和八木(80) | 85.3 | 106.6 |
橿原市内膳町5-3-26 | 大和八木(150) | 52.8 | 66 |
橿原市縄手町12番17 | 畝傍(800) | 18.3 | 22.9 |
橿原市白橿町1-12-26 | 橿原神宮前(650) | 35.1 | 43.9 |
橿原市白橿町2-31-19 | 橿原神宮前(1300) | 31.4 | 39.3 |
橿原市木原町21番7 | 大和八木(1200) | 21.9 | 27.4 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
2、路線価をもとに、土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が全国約5万地点に対して、路線価は約33万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能ですが、実際の取引で参考にしようとすると損をする場合があります。
こんなに違うの?橿原市の公示地価と実際の取引
例えば、橿原市内に「土橋町(つちはしちょう)」と呼ばれる住宅地があります。
この土橋町地区の公示地価と実際の取引価格は、
- 公示地価:26万円/坪
- 実際の取引価格:31〜44万円/坪
と、公示地価の約1.2〜1.7倍で取引されていました。
取引価格同士で比べると、1.5倍の価格差があります。
【橿原市土橋町の土地取引(過去2年間)】
- 真菅駅から徒歩6〜14分のエリアで、31〜44万円/坪で取引されている
- 公示地価も実際の取引も「第1種中高層住居専用地域」という、似たような街並みのエリア
このように、公示地価と実際の取引では、これほど価格差があるため、公示地価や路線価をそのまま参考にして不動産取引をすると、数百〜数千万円単位で結果が変わってきてしまいます。
不動産の相続では、路線価だけではトラブルの元に
そのため、遺産分割の話し合いをする場合には、路線価だけ知っていても、話し合いが進まない場合があります。
というのも、
- 路線価による評価は、自宅などの建物分の評価が含まれない
- 路線価に1.25倍すれば公示地価(国が公表した取引額の目安)がわかるが、実際の取引額とは取引額とは大きくズレる場合がある
からです。
そのため、実際の価格を調べておかないと、お互いが納得いく話し合いにならない可能性があるのです。
では、どうすればいいのか?
オススメは不動産の一括査定サービスです。
一括査定サービスとは、無料で複数の不動産会社から、不動産の査定をしてもらえるサービスです。
複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、そのまま相続するつもりなら、平均価格を知ることで、より公平な相続の話し合いをすることができます。
また、相続後に売却を考えているのであれば、より高く売れる会社が分かりますので、その点も便利ですね。
こちらのサービス「イエイ」では、専門スタッフが常駐しており、不動産の取引だけでなく、相続についての相談も無料で行っているため、手続きや評価方法の計算など、様々なことで相談できるのもメリットですね。
無料で使えますので、1度調べてみてはいかがでしょうか?
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