この記事では、大府市の
- 路線価の調べ方
- 路線価の活用方法の注意点
について解説していきます。
1、大府市の路線価の調べ方
路線価は、毎年7月1日に国税庁から発表される土地の評価額のことで、相続税の申告の際に使われます。
基本的には公示地価や基準地価の80%の価格になっているため、まずはザックリ価格を知りたい場合には、こちらを参考にするのが簡単です。
大府市の路線価・公示地価
*地名を検索窓に入力すると絞り込めます。1文字からOK
*公示地価:2021年1月1日現在
住居表示 | 最寄駅(m) | 路線価(万円/坪) | 公示地価(万円/坪) |
---|---|---|---|
大府市横根町子新田4番6外 | 大府(2600) | 12.9 | 16.1 |
大府市横根町羽根山345番 | 大府(1600) | 34.1 | 42.6 |
大府市梶田町3丁目25番 | 共和(2100) | 21.8 | 27.2 |
大府市梶田町6丁目5番1 | 共和(1400) | 30.4 | 38 |
大府市吉田町6丁目211番 | 大府(3900) | 25.2 | 31.5 |
大府市共栄町8丁目10番10 | 共和(440) | 35.1 | 43.9 |
大府市共和町3丁目6番9 | 共和(380) | 42.2 | 52.8 |
大府市共和町7丁目488番 | 共和(930) | 39.6 | 49.5 |
大府市共和町荒池31番183 | 共和(1200) | 33 | 41.3 |
大府市江端町5丁目68番外 | 大府(1000) | 43.6 | 54.5 |
大府市若草町4丁目306番外 | 大府(1200) | 29.3 | 36.6 |
大府市大東町1丁目32番 | 大府(960) | 26.6 | 33.3 |
大府市中央町2丁目95番1外 | 大府(510) | 31.4 | 39.3 |
大府市中央町3丁目73番 | 大府(120) | 39.4 | 49.2 |
大府市長草町向江裏24番7 | 共和(1500) | 26.3 | 32.9 |
大府市追分町1丁目167番 | 共和(750) | 37.8 | 47.2 |
大府市追分町4丁目105番 | 共和(1300) | 30.9 | 38.6 |
大府市桃山町4丁目221番 | 大府(1200) | 43 | 53.8 |
大府市柊山町2丁目321番外 | 大府(1500) | 37.5 | 46.9 |
大府市柊山町7丁目110番 | 大府(2200) | 37.5 | 46.9 |
大府市米田町4丁目56番外 | 南加木屋(2000) | 13.8 | 17.2 |
大府市北崎町遠山213番1 | 豊明(1700) | 14.6 | 18.3 |
大府市神田町4丁目115番 | 大府(3600) | 22.4 | 28 |
ご覧の通り、公示地価・基準地価は、全国で約5万地点の土地価格を算出しているため、知りたい場所の価格がない場合が大半です。
もし、正確な路線価を知りたい場合には、こちらから調べることができます。
地図上の道路に価格が記載されています(単位:千円/㎡)ので、面積をかければ相続税評価額が分かりますし、さらに1.25倍すれば、公示地価に準じた土地価格が分かります。
2、路線価をもとに、土地価格を知りたい人の注意点
公示地価・基準地価が全国約5万地点に対して、路線価は約33万地点の価格が掲載されています。
そのため、路線価をもとに実際の価格を算出(路線価に1.25倍すると理論上は出てきます)することは可能ですが、実際の取引で参考にしようとすると損をする場合があります。
こんなに違うの?大府市の公示地価と実際の取引
例えば、大府市内に「江端町(えばたちょう)」という、大府駅の西側に広がる住宅地があります。
こちらの公示地価と実際の取引を比べてみると、
- 公示地価:54万円/坪
- 実際の取引価格:48〜76万円/坪
と、公示地価の約0.9〜1.4倍で取引されていました。
取引価格同士で比べると、1.6倍の価格差があります。
どちらも「第一種低層住居専用地域」と呼ばれる、主に戸建てが立ち並ぶエリアです。
駅からの距離は多少違いはありますが、これほどの価格差が考えられるでしょうか?
【大府市江端町の土地取引(令和元年〜2年)】
- 大府駅から徒歩9〜13分のエリアで、48〜76万円/坪で取引されている
- この取引情報のアンケート回収率は約2割のため、実際の取引数はこの5倍程度ある
このように、公示地価と実際の取引では、これほど価格差があるため、公示地価や路線価をそのまま参考にして不動産取引をすると、数百〜数千万円単位で結果が変わってきてしまいます。
不動産の相続では、路線価だけではトラブルの元に
そのため、遺産分割の話し合いをする場合には、路線価だけ知っていても、話し合いが進まない場合があります。
というのも、
- 路線価による評価は、自宅などの建物分の評価が含まれない
- 路線価に1.25倍すれば公示地価(国が公表した取引額の目安)がわかるが、実際の取引額とは取引額とは大きくズレる場合がある
からです。
そのため、実際の価格を調べておかないと、お互いが納得いく話し合いにならない可能性があるのです。
では、どうすればいいのか?
オススメは不動産の一括査定サービスです。
一括査定サービスとは、無料で複数の不動産会社から、不動産の査定をしてもらえるサービスです。
複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、そのまま相続するつもりなら、平均価格を知ることで、より公平な相続の話し合いをすることができます。
また、相続後に売却を考えているのであれば、より高く売れる会社が分かりますので、その点も便利ですね。
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特に、「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」の3社は、ここでしか査定を依頼できないため、大手不動産会社に査定の依頼をしたい場合には、こちらのサービスを活用するといいでしょう。
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